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2/20【新日本】矢野がKOPW奪回 首輪逆利用で鈴木を犬小屋送り

『LECクリンぱっ!Presents 新春黄金シリーズ』北海道立総合体育センター 北海きたえーる(2022年2月20日)
「KOPW 2022」争奪戦 ドッグケージ・デスマッチ ○矢野通vs鈴木みのる×

 矢野が虎の子のKOPW王座を奪回。鈴木の持ち込んだ首輪を逆利用し、犬小屋送りにした。

 1・5東京ドーム大会でKOPW王座初獲得を果たした鈴木に矢野が挑戦した。ルールは矢野提案の「ドッグケージ・デスマッチ」。巨大なケージに相手を入れて鍵をかけたほうが勝者となる特殊な形式で、ピンフォールやギブアップ、リングアウト、反則裁定なしの一戦となった。

 登別市観光PRキャラクターの登夢(とむ)くんを引き連れて意気揚々とリングインした矢野に対し、鈴木は前哨戦で多用していた手錠を4つも持ち、首輪まで肩にかけて登場。ボディチェック時、矢野は自ら手錠の鍵3つをレフェリーに差し出した。

 正攻法のレスリング勝負で幕開けすると、「やってやるよ」と吠えた矢野が仕掛ける形でエルボー合戦に。ねじ伏せられた矢野は一転して「バカ!」と連呼しながら鈴木の頭を何度も叩いた。これにキレた鈴木は場外に連行。一方的に花道で殴りつけ、車輪のついたドッグケージではね飛ばした。フラフラの矢野をケージに押し込むと、その中でなおも暴行。しかし、矢野は鍵をかけられるのを寸前で阻止して大ピンチを脱した。

 戦場がリングに戻っても鈴木の時間が続き、一気に手錠拘束を狙ったが、矢野は反則裁定なしのルールを利用し、金的攻撃で逆襲。鈴木の両腕を手錠でつないで自由を奪う。だが、鈴木も矢野の両腕も手錠で拘束して譲らず。矢野は「やってやるよ」と絶叫すると、2人は手錠をつけたままダブルチョップを打ち合った。

 鈴木は手錠がついたままスリーパーに捕獲。矢野が隠し持っていた鍵を奪い取り、手錠を外すことにも成功する。鈴木は矢野の眼前で鍵をちらつかせて挑発し、そのうえで場外に投げ捨てた。高笑いを決めた鈴木は首輪のリードをムチ代わりにして矢野に痛打し、さらに首に巻きつけると、トップロープ越しに場外へ投げ捨て、絞首刑に処す。矢野がピクリとも動かなくなると、鈴木は改めて首輪を装着させ、犬扱いして場外を引きずり回しながら、コーナーマットやゴング用の木槌を使って執ように暴行。ついにケージ内に押し込んだ。

 しかし、矢野は足を利かせて猛抵抗。狭いケージ内で混乱の最中、巧みに首輪を解くと、ケージ内に結びつけ、逆に鈴木の動きを封じる。そして、一転して鈴木をケージに押し込むと、セコンドの藤田晃生を投げつけて鎮圧。ここを逃してなるものかと、一気にケージの鍵を閉めて、逆転勝利を手にした。

 2020年、2021年とKOPW王座を保持してきた矢野が、ついに虎の子の王座を奪回。犬小屋送りにされて動けない鈴木を檻の前で徹底挑発し、トロフィーを掲げて勝ち誇る。ブチ切れ状態の鈴木は一緒にケージに押し込まれた藤田を殴りつけて憂さを晴らすもあとの祭り。ケージに監禁されたまま退場となった。

 バックステージで矢野は「だせえ! だせえ! オイ、ワンワンワンワンワンワン吠えてりゃいいじゃん! お似合いじゃん! 鈴木みのる、お似合いじゃ〜〜ん!」と鈴木を完全に犬扱い。一方、鈴木はバックステージでもケージから出られず、錯乱状態で「矢野、どこ行った! ぶち殺してやる!」と叫び続けていた。

【矢野の話】「(※首輪と手錠をつけ、手にはトロフィーを持って現われ)ダセえ! ダセえ! オイ、ワンワンワンワンワンワン吠えてりゃいいじゃん! お似合いじゃん! 鈴木みのる、お似合いじゃ〜〜ん!」

【鈴木の話】「(※ドッグケージに入ったままコメントスペースに運ばれてきて)ワアアアア! オワアアアアア! ウアアアア! オイ、オイ、オイ、オイ、矢野、どこ行った! 矢野、どこ行った! どこ行った! オイ、ぶち殺してやる! ぶち殺してやる! ぶち殺してやる! ウオオオ! フアアア! テヤアアア! 死ねええええ! ああ、死ねえええええ! 死ねええええ! (※と叫びながら一緒にドッグケージに入っているヤングライオンを殴り、ストンピングを食らわし、ロープで首を絞めながらなぶり続ける)」

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