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2/21【スターダム】KAIRIがキッドの対戦要求を受諾 3・27両国で一騎打ちへ

東京・後楽園ホール(2022年2月21日)

 アーティスト王座防衛を果たしたなつぽいをスターライト・キッドが暴行すると、見かねたKAIRIが救出。キッドから対戦を要求を受けると即受諾し、3・27両国大会での一騎打ちが決定的となった。

 WWEで活躍していたカイリ・セイン改めKAIRIは、スターダムへの参戦を表明し、3・26&3・27両国大会で4年9ヶ月ぶりに古巣のリングに立つことになった。初日の対戦カードは「KAIRI&岩谷麻優vs中野たむ&ウナギ・サヤカ」で決定的に。さらに大江戸隊からも挑発を受けていた。

 この日、KAIRIは大会冒頭で登場し、本部席で試合を見守っていた。メインイベントのアーティスト王座戦はなつぽいが琉悪夏を丸め込んでタイトル防衛となったが、試合後に大江戸隊が暴走。キッドが馬乗りになってなつぽいを暴行すると、見かねたKAIRIが救出にリングイン。キッドとにらみ合う。互いに張り手などを狙うが、ともに避け合って空を切った。

 マイクを持ったキッドは「おい、KAIRI。テメェ、関係ねえヤツが何で出てきてるんだよ? 岩谷麻優はここにはいねえぞ。それとも私が気になりすぎて、リング上がっちゃった?」と挑発。優雅にコーナーに陣取ると、「そんなに私とやりたいんだったら、両国の2日目、私がシングルやってやるよ。そこで、今のスターダムを存分に味わわせてやるから。答えはイエスしかねえよな?」と迫った。

 KAIRIも反対のコーナーに上がると、「Hey guys! Ladies and gentlemen,welcome to STARDOM」と英語であいさつしたうえで、「キッド君、ちょっと見ないうちに成長したねぇ。嫌いじゃない」と上から目線で返答し、「いいよ。両国、シングルマッチ」と即決した。観客も拍手で後押し。KAIRIは指で作った銃口をキッドに向ける。キッドも首をカッ切るポーズでやり返した。

 KAIRIが「うちら小っちゃい同士だけどさ、一番でっかい試合をして、どっちがぶっ倒れるまでやろう」と呼びかけると、互いにロープを渡って、中央で対峙する。キッドはビンタをぶち込んでリングを去っていき、両者の対決は避けられない状況となった。

プロ格 情報局