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2/21【スターダム】舞ひめぽいがアーティスト王座V5 大江戸隊猛攻もなつぽいが執念撃破

東京・後楽園ホール(2022年2月21日)
アーティスト・オブ・スターダム選手権試合 ○なつぽい&舞華&ひめかvsスターライト・キッド&吏南&琉悪夏×

 大江戸隊の猛攻を浴びたなつぽいが琉悪夏を執念で丸め込み、“舞ひめぽい"がアーティスト王座V5を果たした。

 2月2回目の後楽園大会、メインイベントはアーティスト王者の“舞ひめぽい"こと舞華&ひめか&なつぽいが大江戸隊のキッド&琉悪夏&吏南を迎え撃つタイトルマッチ。なつぽいはハイスピード王者・キッドに2・1後楽園大会で挑戦するも時間切れ決着に終わっており、再び両者が対峙する形となった。

 キッドが琉悪夏と吏南を巧みにコントロールし、前回の後楽園大会の続きとばかりになつぽいに集中攻撃。タッチするチャンスをことごとく潰し、チームワークでも舞ひめぽいを凌駕する。しかし、なつぽいがピンチを耐え抜くと、舞華とひめかがパワーを活かして逆襲。戦いは一進一退のシーソーゲームに。

 試合がヒートアップすると、琉悪夏が中心となって再び大江戸隊がなつぽいに集中砲火。なつぽいもコーナーからのプランチャなどスキを見て反撃を仕掛けるが、流れは変えられない。琉悪夏のフライングボディアタック、キッドのボックス攻撃、琉悪夏のフィッシャーマンバスターが連続して決まると、キッドはケブラーダで舞華&ひめかを場外に足止め。琉悪夏はなつぽいに対してラリアット、ネックハンギングボムと大技を連発すると、吏南のダイビングダブルニードロップ、琉悪夏の冷凍庫爆弾が連続してさく裂した。

 決定的な場面だったが、舞華たちのカットが間一髪間に合って望みをつなぐ。大ダメージを負って立ち上がれないなつぽいだったが、それでも丸め込みで必死に抵抗。再び大江戸隊が猛攻に出るが、仲間たちが献身的なフォローを見せると、舞華が琉悪夏にドロップキックを放った直後に、なつぽいがラ・マヒストラルでクルリ。執念の丸め込みで3カウントを奪い取った。

 まさかの敗戦を喫した大江戸隊は納得いかない様子で、試合後も大暴走。なつぽいはさらなる暴行を受けたが、試合を見守っていたKAIRIが救出に入り、難を逃れた。なつぽいは「KAIRIさん、ありがとうございました。KAIRIさん、お帰りなさい」と感謝の抱擁。なつぽいは2・23長岡大会でワンダー王者・上谷への挑戦を控えているが、KAIRIに「自分、次、白に挑戦します。絶対に獲ります。上谷沙弥じゃなくて、自分が獲ります。見ててください。また一緒にリングで向き合えるのが嬉しいです」と必勝を誓った。

 最後はDonna del Mondoがフルメンバーでリングに並び立つと、なつぽいがマイクで締め。「改めて舞ひめぽい、5度目の防衛しました!」とアピールすると、「明後日には、長岡で自分は白のベルトに挑戦します。そして、同門対決があったりとか、まだまだいろんなことが起きそうな予感がしています。でも、DDMの勢いは止まらない! みんな応援よろしくお願いします」と宣言。メンバーを1人ずつ改めて紹介すると、「世界に弾ける女たち、Donna del Mondo、みんなまたな! バイポーイ!」と締めくくった。

 なつぽいはアーティスト王座を死守して、ワンダー王座獲りに弾みを付けた形。「あと何回防衛したら、最多防衛記録超えるかな?」とCOSMIC ANGELSが樹立した最多連続防衛記録「7」の更新も見据えていた。

【試合後舞華&ひめか&なつぽい】
▼なつぽい「DDM、5度目か?」

▼舞華「5度目」

▼ひめか「5度目」

▼なつぽい「5度目! 防衛しました。いやあ、女神様も笑ってる(笑) あと何回防衛したら、最多防衛記録超えるかな?」

▼舞華「3回かな?」

▼なつぽい「3回! 誰だろうね、次」

▼舞華「ねえ。次、決まってないから」

▼なつぽい「早く来てほしいね」

▼舞華「挑戦したい人がいたら。舞ひめぽいは絶対拒まないので、どんどん来てください」

▼なつぽい「いやあ、KAIRIさん。嬉しいね。絶対白も獲りたいと思います。舞ひめぽい、最高!」

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