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2/21【新日本】NJCへIWGP世界王者オカダ「“50周年はオカダだな"見せる」、復帰・飯伏にエール、藤波との合体へドラゴン殺法「練習」示唆

 IWGP世界ヘビー級王者オカダ・カズチカが21日、オンライン会見に登場。3年ぶり3度目の優勝がかかるNEW JAPAN CUPへ向けて「『50周年はオカダだな』っていうのを僕は見せないといけない」と誓ったレインメーカーは復帰する飯伏幸太に完全復活を求めてエールを送り、旗揚げ記念日での藤波辰爾&棚橋弘至との豪華トリオ結成へ向けて「ドラゴンスクリューの練習もしておこうかな」と予告した。

 前夜の2・20札幌大会でオカダは内藤哲也との激闘を制し、IWGP世界王座を死守した。一夜明けて「50周年にふさわしい闘いができて、そのなかで勝つことができて、しっかりと防衛することができました」と胸を張ったレインメーカーは「50周年イヤー、まだ始まったばかりですので皆さんがワクワクするような闘いをこれからもしていきたい」と誓ってみせた。

 次なる大勝負は3・2日本武道館大会で開幕するNJC。「優勝して『やっぱりチャンピオンは強いな』『50周年はオカダだな』っていうのを僕は見せないといけない」との思いを胸に、2019年以来3年ぶり3度目の優勝に挑む。しかも自ら希望したIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードとの王者対決が1回戦で実現。「最近のいろんなレスラーを見てますけど、デスペラードの存在感っていうのはすごいと思っているので、闘ってどう思うかっていうのもありますし、ジュニアチャンピオンとしての意地っていうのも感じたい」というのが願いで、「そのなかで僕はヘビー級、新日本プロレスの闘いっていうのをデスペラードに教えて、それでデスペラードも成長して、強くなるというよりも、いまでもすごいなと思いますけど、もっとすごくなるんじゃないか」との狙いも描いた。

 NJCでは3・1武道館で5ヵ月ぶりに復帰する飯伏もエントリーした。いずれチャレンジャーとして迎え撃つ時が訪れることは確実だが、オカダは「“復帰しました、じゃあやりましょう"っていうワケにはいかないと思いますし、それなりのものをやっぱり残さないと」と前置きしたうえで、「僕は(再戦を)したいですけど、周りが認めないと思いますから、待ちますよ」と飯伏に完全復活を求めてエールを送った。

 3・1武道館大会『旗揚げ記念日』ではオカダにとって意義深い一戦が組まれた。50周年イヤーの旗揚げ記念日に旗揚げメンバーの藤波が参戦。オカダ&棚橋とのトリオでザック・セイバーJr.&鈴木みのる&藤原喜明と対戦する。新日本の歴史を間近で体感することになり、「やっぱりOBの方とは闘うか組むかしたかった」というオカダにとっては願ったりかなったり。「50年の歴史を僕もそうですし、お客さんも感じることができるタッグマッチになると思うので、そこはすごく僕も楽しみ」と胸を躍らせつつ、「僕も藤波さん、棚橋さんと同じようにドラゴンスクリューの練習もしておこうかな」とドラゴン殺法競演を見据えていた。


【会見の模様】

▼オカダ「昨日、50周年にふさわしい闘いができて、そのなかで勝つことができて、しっかりと防衛することができました。50周年イヤー、まだ始まったばかりですので皆さんがワクワクするような闘いをこれからもしていきたいと思いますので、引き続き新日本プロレス、オカダ・カズチカにご注目ください」

――3月1日の旗揚げ記念大会で、藤波辰爾との初タッグ結成が決まった

▼オカダ「やっぱりOBの方とは闘うか組むかしたかったので、藤波さんとは組めますし、藤原(喜明)さんとは闘えるということで、すごく世代の離れた3人ですけど、50年の歴史を僕もそうですし、お客さんも感じることができるタッグマッチになると思うので、そこはすごく僕も楽しみですね。

――藤原とも接点がなかった?

▼オカダ「実は接点あるんですよ。蝶野さんの興行の時に1回、バトルロイヤルで試合はしているので、久しぶりに闘えますし、対戦相手もすごい関節技の3人かなと思うので、それはそれですごく楽しみですね。僕も藤波さん、棚橋さんと同じようにドラゴンスクリューの練習もしておこうかなと思います」

――NJC一回戦では希望通りデスペラードとの対決が決まった

▼オカダ「新日本プロレス、ありがとうございます。まあ“チャンピオン対決"っていうのはこの時期いつもやっていたことなので、今年もやりたかったですし、NEW JAPAN CUPはチャンピオンも出る、ジュニアも出るということで、ジュニアのチャンピオンと闘うっていうのは自分も久しぶりな感じがしますし、相手はデスペラードですから。僕、最近のいろんなレスラーを見てますけど、デスペラードの存在感っていうのはすごいと思っているので、闘ってどう思うかっていうのもありますし、ジュニアチャンピオンとしての意地っていうのも感じたいですし、そのなかで僕はヘビー級、新日本プロレスの闘いっていうのをデスペラードに教えて、それがまたデスペラードの成長につながるんじゃないかなと。そこはやっぱり僕も上から言わせてもらいますけど、それでデスペラードも成長して、強くなるというよりも、いまでもすごいなと思いますけど、もっとすごくなるんじゃないかなと思います。僕は僕でトーナメントなので、しっかりとチャンピオンのすごさを見せながら優勝をいただきたいと思います」

――すでにIWGP世界ヘビー級王者だが、NJC制覇を目指すうえでのモチベーションは?

▼オカダ「優勝して『やっぱりチャンピオンは強いな』『50周年はオカダだな』っていうのを僕は見せないといけないと思ってますので、優勝してその後はまたいろいろ闘ってない相手、いろんな相手がいますので、それは他団体とかではないんですけど、新日本プロレスで最近闘ってない選手とか、それがジュニアかもしれないですし、そういう新日本プロレスの闘いを僕が示して“それ面白そうだな"っていう闘いを皆さんに提供してワクワクしてもらいたいっていうのはありますね」

――飯伏の復帰戦も決まった

▼オカダ「頑張ってくださいってことですかね。別に“復帰しました、じゃあやりましょう"っていうワケにはいかないと思いますし、それなりのものをやっぱり残さないと。僕は(再戦を)したいですけど、周りが認めないと思いますから、待ちますよ。その間、僕もしっかりベルトを守る気でいますし。まあ、頑張ってください、しか言えないですね」

――最短での再戦はNJC決勝となるが?

▼オカダ「まあ“無理でしょ"っていうのはありますね。正直、そんな復帰してすぐ決勝に行けるほど新日本プロレスは甘くないですし、ホントに反対側のところもいま一番脂の乗ってる選手がたくさんいますので、それはないかなと思いますね」

――海外でBULLET CLUB分裂という報もあった

▼オカダ「僕は知らないっすね(笑) BULLET CLUBは関係ないので、好きにやってくださいとしか。すいません、チャンピオンとしてちゃんと答えましょうか…“特にありません"」

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