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2/22【NOAH】原田V2 難敵・クレイジーに大苦戦も「世界のノアジュニア」へまた一歩

『GAIN CONTROL 2022 in NAGOYA』愛知・名古屋国際会議場(2022年2月23日)
GHCジュニアヘビー級選手権試合 ○原田大輔vsスペル・クレイジー×

 原田が難敵・クレイジーに大苦戦しながらも、最後はウラカンラナで丸め込んでGHCジュニア王座V2。「世界のノアジュニア」に向けて大きな一歩をまた進めた。

 自ら『N Innovation』4・29両国大会をぶち上げた王者・原田がV2戦でPERROS DEL MAL DE JAPONのベテラン・クレイジーを迎え撃った。前哨戦で2連敗を喫した原田はタイトルマッチでも大苦戦を強いられた。

 トペスイシーダで先制した原田は首攻めでペースを握ったが、クレイジーは場外ボディスラムを皮切りに主導権を奪取。原田の反撃をことごとく鎮圧しながら、スリーパーや変型コブラツイスト、変型STF、レイネラ(回転式バックブリーカー)やゴリースペシャルなど円熟味溢れる絞め技で何度も絞め上げた。

 その後もクレイジーが圧倒。ラフファイトに転じて急所蹴りを決めると、今度はコーナー2段目から華麗にムーンサルトプレスを投下する。ダメ押しとばかりに最上段からもムーンサルトプレスを落とした。

 これを自爆させて千載一遇の好機を掴んだ原田は、脇腹へのエルボーでクレイジーの動きを止める。片山ジャーマンは不発に終わり、カウンターのラリアットを食らって吹き飛ぶが、原田は攻勢をやめない。ロープの反動を利用してのジャーマン、ニーアッパー、ローリングエルボーと猛攻。それでもクレイジーは倒れなかったが、原田は珍しいウラカンラナで丸め込み、逆転勝利を手にした。

 常に主導権を握られて、大苦戦を強いられた原田が難敵・クレイジーを撃破。GHCジュニア王座を死守した。「やっぱり世界を見て、世界を渡り歩いてきたスペル・クレイジー。強かった、とにかく凄かった!」と手放しで挑戦者を称賛した原田だったが、そのうえで「でも、そのスペル・クレイジーに勝って防衛したのは俺だ。クレイジーに勝って俺は今まで以上の力を手にできたと思ってる」と強調。「世界のノアジュニア」に向けて大きな一歩を踏み出した手応えを見せた。

 「4月29日、両国のN Innovationに向けてヘビーに負けないジュニア、そしてノアジュニアは凄いんです!ってことを、絶対に証明してみせます。そのためにも一戦一戦、集中して、今まで以上にこのノアジュニア、そしてGHCジュニアのベルトの価値を上げていきます」と誓った原田。小峠篤司&YO-HEYもこの日、GHCジュニアタッグ王座を獲得し、ジュニア正規軍は勢いづいたが、このまま原田たちが中心となり、両国大会に向けてばく進していく。

【原田の話】「スペル・クレイジーから防衛したぞ。やっぱり世界を見て、世界を渡り歩いてきたスペル・クレイジー。強かった、とにかく凄かった! でも、そのスペル・クレイジーに勝って防衛したのは俺だ。クレイジーに勝って俺は今まで以上の力を手にできたと思ってる。4月29日、両国のN Innovationに向けてヘビーに負けないジュニア、そしてノアジュニアは凄いんです!ってことを、絶対に証明してみせます。そのためにも一戦一戦、集中して、今まで以上にこのノアジュニア、そしてGHCジュニアのベルトの価値を上げていきます。以上です」

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