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2/23【DRAGONGATE】新ユニットが9連勝 トライアングル前哨戦制して土井確信「本番も勝ったも同然」

『MEMORIAL GATE 2022 in 和歌山』和歌山県立体育館(2022年2月23日)
○箕浦康太&土井成樹&石田凱士vsKzy&JACKY“FUNKY”KAMEI&堀口元気×

 箕浦&土井&石田の新ユニットがNATURAL VIBESとのトライアングルゲート前哨戦に快勝。石田の暴走に一抹の不安を残しつつ、土井は「本番も勝ったも同然」と確信とともに豪語した。

 2・4後楽園大会で箕浦&土井&石田の新ユニットが誕生。始動戦となった2・5富士大会を口火に8連勝の快進撃を続けている。3・5大阪大会では、2・20博多での新王者決定トーナメントを制したKzy&U-T&KAMEIへの挑戦が決定。この日は堀口と組んだKzy&KAMEIとの前哨戦に臨んだ。

 のっけから石田がKzy相手にローキックとエルボーのラリーで気を吐いたが、エルボースマッシュで先制を許してしまう。箕浦もKAMEIと一進一退のせめぎ合いを展開。その後も石田がKAMEIをサッカーボールキックで何度も蹴り飛ばし、箕浦は足攻めで苦もんさせる。土井は「チャンピオン、こんなもんか?」と挑発した。

 するとKAMEIがミサイルキックで突破口を開いてNATURAL VIBESが反撃へ。Kzyが各種エルボースマッシュで箕浦と石田をなで斬りにし、堀口が垂直落下式ブレーンバスター、Kzyがダイビングエルボードロップで攻め込む。さらにKAMEIがフェースバスターからの変型回転十字固めで丸め込んだ。

 ここで箕浦が加勢に飛び込み、Kzyを水車落としでKAMEIの上に叩き落として流れを変えた。箕浦がダブルアームスープレックス、土井がサマーソルトドロップ、バックドロップの連続攻撃で一気呵成。石田もKzyの胸板をローキックで蹴りまくり、レッグラリアットを放った。さらに堀口には石田のジャンピングハイキック、箕浦のジャーマンの連続攻撃を敢行。すかさず箕浦がガングをズバリと決めて3カウントを奪った。

 新ユニットがトライアングル前哨戦に快勝。連勝記録も9に伸ばした。勢いが止まらないとあって土井は「おい、おい、おい、3月5日、大阪でお前らとトライアングルのタイトル戦決まったな。今日一人メンバー違うけど、これは本番も勝ったも同然やな」と確信とともに言い切った。

 だが、新ユニットで唯一の懸念材料が石田の存在。女性ファン増もユニットの目的の一つだが、「もうトライアングルのベルトは俺らの元にあるようなもんや」と勝ち誇ったまではよかったが、客席を見回した石田は「その前に一つ言わせろ。お前らチャンピオンチームのファン、ブスしかおらんやないか! ブス、ブス!」とNATURAL VIBESの女性ファンを罵倒しまくった。

 これには土井も困惑しきり。「石田君、待ちなさい」と制止したが、石田は意に介さない。「それからや。いっぱいおるな。1列目、2列目で意味わからんぐらい長いカメラ持ってるヤツおるな。いらんやろ、そんなカメラ!」と言い放ち、「俺らだけ撮っとけ。そしたら許したる」と吐き捨てた。

 困りきった土井は「石田君、ブスはダメですから」と釘を刺し、「まとまらないんで箕浦さん、最後、お願いします」と箕浦に締めを託す。箕浦は「僕にはよくわかりません」としながらも、「でも必ず大阪でトライアングルゲート奪取してみせます」と誓ってみせた。

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