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3/5【NOAH】宮脇が大流血 鬼の小川が非情の拷問葬

『N Innovation』神奈川・横浜ラジアントホール(2022年3月5日)
○小川良成&HAYATA&進祐哉vs原田大輔&覇王&宮脇純太×

 小川の非情な攻撃を受けて宮脇が大流血。それでも懸命に奮闘したが、最後は拷問式逆エビ固めに沈んだ。

 セミファイナルで組まれたノアジュニア正規軍とSTINGERの6人タッグマッチで、宮脇が標的にされた。GHCジュニア王者の原田を意識した小川に対し、宮脇は果敢な攻撃を見せて、プランチャを敢行したものの、場外戦になると暗転。小川に鉄柱に叩きつけられて額をかち割られると大流血を喫し、顔が鮮血で赤く染まった。小川は本部席からベルトを奪うと、リングに投げ込むなど大暴走。その後も宮脇はSTINGERに傷口を攻められて、ローンバトルを強いられる。

 それでも原田のゲキを受けると、必死に耐え抜いて、なんとか自陣に帰還。しばらくは動けなかったが、原田&覇王が試合を立て直すと、意を決して再リングインする。「小川!」と感情むき出しに叫びながら、ドロップキックを乱射。STINGERをナデ斬りにして気を吐いた。

 しかし、鬼の小川は再び傷口を攻めて黙らせると、しつこく逆エビ固めに捕獲。何度もリング中央に引きずり込んで、絞めに絞める。宮脇は懸命に粘ったものの、小川はバックドロップを挟んで、前方に体重をかけて絞める変形逆エビ固めへ。宮脇はギブアップするしなかった。

 非情な攻めを受けた宮脇が血だるま敗戦。ジュニア戦線の混乱で溜め込んだフラストレーションを爆発させた小川は、まだまだやり足りない様子で、奇襲を狙う場面も。普段はポーカーフェイスの小川だが、今宵は狂気すら感じさせた。

 一方、宮脇はフラフラで1人では歩けず。悔しさをあらわにしながら、無言で控え室へ。ジュニア戦線が激化する中、正規軍の宮脇には期待がかかっているが、今宵はいいようにやられてしまい、今後に課題を残す形に。現状を覆すためには、小川を振り向かせて、血だるま敗戦の雪辱を果たすしかない。

プロ格 情報局