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3/13【新日本】チェーズがタイガーねじ伏せ3回戦へ 「ニュー・レジェンドキラーだ」

『NEW JAPAN CUP 2022』兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市/2022年3月13日)
2回戦 ○チェーズ・オーエンズvsタイガーマスク×

 チェーズがタイガーをねじ伏せてNEW JAPAN CUP3回戦進出を決め、「俺がニュー・レジェンドキラーだ」と宣言した。

 両者はかつてNWA世界ジュニア王座を巡って抗争を展開。2016年のスーパージュニア公式戦以来の対決がNJC2回戦で実現した。

 先手を取ったのはタイガー。腕固めや腕ひしぎ逆十字固めと得意の関節技で攻め入り、キック攻撃も連発するとトペスイシーダを放った。チェーズもバックブリーカーを連発し、腰攻めを展開したが、雪崩式ダブルアームホイップでタイガーに逆転を許し、リバースダブルアームバーに捕まった。

 耐えたチェーズは顔面へのトラースキック、後頭部へのランニングニーで主導権を奪い返した。タイガードライバーで反撃されても、プリンスズスロウン、Cトリガーの波状攻撃を浴びせて流れを渡さず。最後はパッケージドライバーで突き刺して3カウントを奪った。

 チェーズが1回戦の邪道に続き、タイガーも撃破。3・18後楽園大会での3回戦にコマを進めた。かつての宿敵・タイガーに快勝。ヘビー級戦士として、以前との違いを見せつけた形で、「どうだ見たか? 楽勝だ! タイガーマスク、最後にお前とシングルでやった2016年のスーパージュニアとは何もかもが変わったんだ!」と勝ち誇ると、「ヒロシ・タナハシに勝って、ニュージャパンランボーでは俺1人でフジナミを失格に追い込んだ。そしてジャドーにも勝った。つまり俺は新たなレジェンドキラーだ!」と宣言してみせた。

 3回戦の相手はこの日、タンガ・ロアを破った鷹木に決定。「次の相手がシンゴでもタンガ・ロアでも俺にとって違いはない。相手が誰であろうと、俺の対角線に立てばあいつらにできることは何もない!」と言ってのけたチェーズは前IWGP世界王者狩りに自信満々で臨む。

【オーエンズの話】「どうだ見たか? 楽勝だ! タイガーマスク、最後にお前とシングルでやった2016年のスーパージュニアとは何もかもが変わったんだ! 教えてやろう。俺はもはやジュニアではない。そしてヒロシ・タナハシに勝って、ニュージャパンランボーでは俺1人でフジナミを失格に追い込んだ。そしてジャドーにも勝った。つまり俺は新たなレジェンドキラーだ! シンゴ対タンガ・ロアをしっかり見ないと。次の相手がシンゴでもタンガ・ロアでも俺にとって違いはない。相手が誰であろうと、俺の対角線に立てばあいつらにできることは何もない!」

【タイガーの話】「クッソーッ……。クソーッ……。もう一歩だったかな。もう一歩……いやぁ、ヤツは互角にやってた気がする。ヤツには負けたくない。まぁ、昨日のコメント、あいつがレジェンドキラー? そして俺のことはレジェンドと認めてないと。結構。俺はあいつに認められるほど、落ちぶれてもないし、あいつにそんなこと言われたくもない。俺がレジェンドなんて考えてほしくもない。別に俺はレジェンドって思ってないから。ただ、タイガーマスクとしての試合をした方。ただ一つ言えることは、あいつは今日なんの大きな反則も(使って)ないし、真っ向(勝負)できた。それはあいつが逆に俺に触発されてるんじゃないの? 俺の闘いに入ってきたと俺は思ってる。だけど、最後やはりヘビー級の重さというか壁というのかな。壁なんかクソくらえだと思ってんだけど、そこは否めないというか悔しいですね。だけど、ファンの人は今日、思ったと思うよ。チェーズとは互角だなと。ヘビー級? 関係ない。じゃあなんでNEW JAPAN CUPやってんの? ジュニアもヘビーも関係ないんでしょ? 関係ないよ。俺にとっちゃ関係ない。クソが、そんなの。次やったら必ず勝つ。それだけです」

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