3/13【新日本】デスペがSHOを報復襲撃 「行動だけは褒めましょう」
『NEW JAPAN CUP 2022』兵庫・ベイコム総合体育館(尼崎市/2022年3月13日)
○高橋裕二郎&SHOvsエル・デスペラード&DOUKI×
前日に襲撃を受けたIWGPジュニア王者のデスペラードがSHOに報復。苛立ちをあらわにしながらも、「行動だけは褒めましょう」と上から目線で言い放った。
NEW JAPAN CUP期間中にジュニア戦線で大きな事件が起きた。3・12名古屋大会でIWGPジュニア王者・デスペラードをSHOが襲撃したのだ。暴挙に出たSHOは昨年のスーパージュニアでデスペラードに勝利していることを強調し、他団体に目を向ける王者を批判。「世の中、狂ってますよね。それはね、新日本ジュニアのパワーバランスも同じだ。全部狂ってんだよ。俺がちゃんと、整えてやるんだ…」と狂気の表情を浮かべてタイトル挑戦をアピールし、遺恨がぼっ発した。
襲撃の翌日、デスペラードとSHOがタッグマッチで激突。先に動いたのは怒りに震えるデスペラードだった。入場中のSHOを背後から奇襲して報復し、リング内外で暴行。しかし、SHOもラフファイトで応戦し、裕二郎とともにDOUKIを攻め立てると、デスペラードをしつこく挑発していく。
リング上で対峙すると、2人はさらに激しく火花。荒ぶるデスペラードは怒とうのラッシュに出るも、SHOは「来てみろよ、チャンピオン」と挑発して、腕狙いで逆転し、レフェリーを盾にすると、スピアーも一閃。デスペラードもスパインバスターで譲らず、パートナーにタッチを渡しても、感情むき出しでやり合った。
試合は裕二郎がDOUKIを沈めてBULLET CLUBに凱歌。試合後もデスペラードとSHOは大乱闘を繰り広げる。ベルトを見せつけて挑発したデスペラードは「SHO、ヘッポコ3Kのときより、幾分しゃべれるようになったんじゃない。ようやく自分の、自我が生まれたかな。ようやくか……」とこぼしたうえで、「ただ単純に、不愉快ではある」と不快感をあらわに。「俺は楽しいことやりたくて、ずぅっとあれやこれやいろんなこと言ってたら、負けてたクセになんたらかんたらって……悪いな、すっかり忘れてたよ。お前に負けたなんてことはよ。いつの話してんだよ」と通告。「まぁでも、行動だけは褒めましょう」と上から目線で言い放った。
一方、SHOは気持ちが収まらず、「俺は欲しいものは欲しい。そう伝えたかっただけ。欲しいよ。正式に決まったの? まだ? まだかもしんないけど、チャンピオン、選ばしてやるよ。おとなしくそれを俺に渡すか、それとも俺にボッコボコにされてそれを渡すか、どっちか選んどけ」とデスペラードに改めてタイトル戦を迫っていた。
【SHOの話】「俺は欲しいものは欲しい。そう伝えたかっただけ。欲しいよ。正式に(タイトルマッチ)決まったの? まだ? まだかもしんないけど、チャンピオン、選ばしてやるよ。おとなしくそれを俺に渡すか、それとも俺にボッコボコにされてそれを渡すか、どっちか選んどけ」
【デスペラードの話】「SHO、ヘッポコ3Kのときより、幾分しゃべれるようになったんじゃない。ようやく自分の、自我が生まれたかな。ようやくか……。誰が足引っ張ってたのかな? それともただ単純に、水が合っただけかな? ただ単純に、不愉快ではある。なぁ、俺は楽しいことやりたくて、ずぅっとあれやこれやいろんなこと言ってたら、負けてたクセになんたらかんたらって……悪いな、すっかり忘れてたよ。お前に負けたなんてことはよ。いつの話してんだよ。まぁでも、行動だけは褒めましょう」
