プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/19【東京女子】SKE48荒井がタイトル初挑戦も惜敗 伊藤がIP王座V2

『GRAND PRINCESS '22』東京・両国国技館(2022年3月19日)
インターナショナル・プリンセス選手権試合 ○伊藤麻希vs荒井優希×

 SKE48の荒井がインターナショナル・プリンセス(IP)王者・伊藤に挑戦。初のタイトル挑戦は惜敗に終わった。

 昨年5月のデビューから10ヵ月、SKE48の荒井がこの日、両国の大舞台でベルト初挑戦を果たした。IP王者・伊藤に挑んだ荒井は序盤、場外戦の洗礼を受けたが、リングに戻るとビッグブーツ連打、ドロップキックと果敢に攻め立て、サソリ固めで絞め上げるなど猛攻をみせた。

 10分過ぎには必殺のFinally(カカト落とし)を叩き込んだ。その後、反撃に転じた伊藤にフライング・ビッグヘッド、伊藤パニッシュで攻め込まれて劣勢に。それでもコーナーに上がった伊藤を追いかけて2発目のFinallyを見舞った。

 そのままコーナー上でのエルボー合戦で食らいついた荒井だったが、強烈なヘッドバットを叩き込まれて動きが止まった。雪崩式DDTで叩き落とされ、伊藤デラックスで絞め上げられると万事休す。荒井はたまらずギブアップした。

 荒井のベルト初挑戦・初戴冠はならず。「今日は負けました。でも絶対にいつかは伊藤さんに勝つので。これからも続けていく理由ができたし、少しずつ伊藤さんとの差を縮めて、次は絶対に勝ちたいと思います」と悔しさとともに雪辱を誓った。試合後は伊藤から求められた握手に応じたが、「悔しかったんですけど、今の自分を思い知らせてくれたというか。やっぱり大切な存在に変わりはないので、次は私が勝って、私から握手を求めたいと思います」と話した。

 IP王座2度目の防衛に成功した伊藤は「何度やり合ったって伊藤麻希が勝つぞ!」と豪語した。一方で「荒井優希は強いよ。あいつはあいつが思ってる以上にメチャメチャ強い。パワー、スタミナ、根性もある」と荒井を認め、「一つだけ足りないものがある。素材としてはいいけど、料理人としてはまだまだ。荒井優希、もっともがけ、もっと苦しめ! それでも伊藤麻希を潰しに来い!」とエールを送りつつ再戦を受けて立つ構えをみせていた。

プロ格 情報局