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3/20【新日本】オスプレイが一騎打ち決定のモクスリーを再挑発 ザックと前哨戦で火花

『NEW JAPAN CUP 2022』新潟・アオーレ長岡(2022年3月20日)
○アーロン・ヘナーレ&ウィル・オスプレイ&グレート-O-カーンvsザック・セイバーJr.&タイチ&DOUKI×

 オスプレイが4・16シカゴ大会で一騎打ちが決定したジョン・モクスリーを再挑発。NEW JAPAN CUP前哨戦ではザックと火花を散らした。

 明日(21日)の長岡大会ではNEW JAPAN CUP準々決勝としてザックとの対戦が控えているオスプレイ。今シリーズ中にはNEW JAPAN CUPのことのみならず、何かとモクスリーのことを挑発してきた。すると、これを伝え聞いたモクスリーが「ヤツに謙虚さを叩き込む時かもしれないな?」と対戦をアピールし、シカゴ大会での一騎打ちが電撃決定した。

 今宵ザックとの前哨戦に臨んだオスプレイは、試合前から視殺戦を展開。ザックは鼻を掴んで挑発し、罵声を浴びせ合う。リング上で対峙すると、スピーディな攻防で火花を散らす。ザックがコブラツイストやSTFに絡み取って試合を掌握したものの、オスプレイはこん身のエルボーで逆襲。パワーボム狙いはザックがフロントネックロックで切り返したが、オスプレイは力ずくのブレーンバスターで引っこ抜いて譲らなかった。

 最後はヘナーレがStreets of RageでDOUKIを仕留めたが、その際もオスプレイとザックは掴み合ってにらみ合う。乱闘寸前となるが、セコンドが割って入って、なんとか収まった。その後も2人は舌戦を繰り広げると、感情むき出しになってまたも視殺戦を繰り広げた。

 「俺にベルト(RPWブリティッシュヘビー級)を奪われて、去年は俺に負けて(NEW JAPAN CUPで)敗退したくせに、ずいぶん偉そうだな。でもお前には鼻を折られた恨みがある。お前のことを少しも下には見ていないが、このNEW JAPAN CUPは俺のものだ」とザックに通告したオスプレイだったが、その後はモクスリー戦の話に終始。プライベートでの恨み言をしつこくぶつけると、「俺ほどの才能がないことを自分でもわかってるから俺に嫉妬してたんだろ! でも俺はますます強くなって、おまけにまだ30歳にもなってない! 俺が毎回熱い試合をして注目を浴びてるから、お前はイラついて仕方ないんだろ! でも俺だってお前のことが我慢ならない!」と激怒。「シカゴの試合が決まって、が然興奮してきた! 暴力的で激烈なジョン・モクスリーってものを俺に見せてくれよ! シカゴでお前の頭に強烈な蹴りを浴びせてやるから!」と言い放った。

【オスプレイの話】「ザック、ダーリン! バカでお馴染みのビリー・ノー・ブレインズだぞ! 俺にベルト(RPWブリティッシュヘビー級)を奪われて、去年は俺に負けて(NEW JAPAN CUPで)敗退したくせに、ずいぶん偉そうだな。でもお前には鼻を折られた恨みがある。お前のことを少しも下には見ていないが、このNEW JAPAN CUPは俺のものだ。このあとの試合でジェフのセコンドにつく。でもその前に、モクスリーに言いたいことがある。モクスリー、お前はもしかして俺たちは友達だって思ってたりするのか? たった1度、一緒に焼き肉を食って『STRONG ZERO』を飲んだからって。俺のお前に対する第一印象はバカ、それだけだった。バカのレベルで言えば俺はキャプテン並みだから、すぐにわかったよ。でもすぐにお前とはもう2度とつるみたくないって思ったし、みんなにもそう言ったよ。単純にジョン・モクスリーが好きになれなかった。でもみんなには『一度つるんだだけじゃわからない、俺の高級マンションに招待してあげな』って言われたんだよな。『一緒に酒を飲んでパーティーをすれば仲良くなれる』ってな。そう言われて、さすがの俺も判断するのは確かに早すぎるし、もう1回くらい誘ってみるかって気にはなった。だから俺のマンションに招待して、歓迎のパーティーを開いた。そしたらモクスリーはドクターマーチンのブーツを履いたまま家の中に入ってきたんだよ! さらに日本円で30万円もしたコーヒーテーブルに汚いブーツのまま腰掛けた! ひどいだろ! 俺はシャンパンのコルクを抜いた瞬間に、このままアクシデントでコルクがあいつの額に命中すればいいのにって願わずにはいられなかったよ! そしたらお前は怒ってケンカを仕掛けてくるだろうけど、そしたらみんなの前で平手打ちを食らわせるってとこまでイメージしてた! 覚えてるか、お前は2019年のBOSJ(BEST OF THE SUPER Jr.)決勝戦にいきなり現れ、USヘビーのベルトを奪り、俺の見せ場を台無しにしてくれた。でも俺が優勝して話題の中心になった途端、お前は不機嫌になった。俺ほどの才能がないことを自分でもわかってるから俺に嫉妬してたんだろ! でも俺はますます強くなって、おまけにまだ30歳にもなってない! 俺が毎回熱い試合をして注目を浴びてるから、お前はイラついて仕方ないんだろ! でも俺だってお前のことが我慢ならない! お前はニュージャパンを愛してるって口だけは達者だけど、USヘビーのベルトを1年も防衛しなかったよな! でもその間も、あっちではリングに上がってたくせに! 俺はこの会社のために身体を犠牲にしてまでも戦い続けた。だけどたったの4ヵ月の欠場で、会社は俺からベルトを取り上げたけどな。モクスリー、これでわかったか。お前のことが気に食わないのは特別扱いされてるからだ。お前と違って俺は身を削ってるのに! でもシカゴの試合が決まって、が然興奮してきた! 暴力的で激烈なジョン・モクスリーってものを俺に見せてくれよ! シカゴでお前の頭に強烈な蹴りを浴びせてやるから!」

【ヘナーレの話】「NEW JAPAN CUPシリーズ、これでまた1勝して、犠牲者の首をいただいた。UNITED EMPIREの力は上昇するばかりだ。これまで俺を見下してたお前ら、一人残さず恨みを晴らしてやる。腹に強烈なパンチをお見舞いしてやろう。(このあとの試合で)ジェフ・コブが勝って、明日はオスプレイがザックに勝つ。そして待ち構えるは俺たちUNITED EMPIREによる完全支配だ。じゃ、ジェフの応援に行くぞ!」

【オーカーンの話】「オイ、知ってるか? 2022年、唯一の皆勤賞は、余だったんだよ。これも新日本プロレスからの嫌がらせで、1日の休みもなく、タッグマッチですら、前哨戦すら、すべて組まされた。余の体を壊すためにな。ただ唯一、こないだの後楽園(3・18)で、SANADAがひ弱だったから、SANADAが雑魚だったから、欠場して、そしてオスプレイとコブが、『オカさんはものすごく働いてらっしゃっるからぜひお休みください』と、申しつけてきたから、休めたわけだけれども、実質、皆勤賞だ。休みなく、余は働いてる。なんのためかわかるか? いるよなぁ、新日本にも。働かないでメシ食って、自由にしてるヤツ。オイオイ、そういうヤツらはよ…SANADAは昨日、前回の後楽園で余の踏み台にならなかったな。そして飯伏幸太も、NEW JAPAN CUP、支配のための踏み台にならなかったな。いいか愚民ども、よーく考えろ。誰が一番、新日本プロレスのために働いてると思ってるんだ? その、ちっちゃーい頭で、考えてみろ」

【タイチの話】「なんだ、どいつもこいつも、コノヤロー。俺の前に立ったら、相撲、相撲って…。あ? なんだ矢野、相撲やりてぇって、俺と?岡(オーカーン)、オメェもなんだ、コノヤロー。なにがモンゴル相撲だ、コノヤロー。モンゴル相撲が、日本の相撲にかなうわけねぇだろ、コノヤロー? 矢野も岡も、100年早ぇんだ、100年。新弟子からやり直して、ちゃんこつくって、そっからだ、話は。お前ら、序ノ口からやれ。稽古つけてちゃんこ食って、デカくなったら胸貸してやるよ。なにが相撲だ、ふざけんな。コノヤロー、ふざけんな…」

【ザックの話】「アホのビリー(オスプレイのこと)も少しは成長したようだな。子どもの成長って本当に早いよな。ビリーのアホ野郎、お前にはブリティッシュヘビー級王座、そして去年、俺の2度目のNEW JAPAN CUP優勝までも奪われた。波に乗ってるようだな? それだけじゃない。前よりさらにスピードもついて、体重も10kg近く増えてるようだ。すごいよ。でも相変わらずのバカだな! そこは全く変わってない。あいつの力もスピードも、最近頻繁に起きてる地震だって俺は全然心配なんかしてない。俺はNEW JAPAN CUPに全神経を集中させている。5年前、俺は必死で頑張ることもなく、初出場にしてCUPを制覇した。でも今年はさすがの俺も真剣に闘うしかないよ。コモンウェルス・キングピンなんだってな? イギリス連邦はお前にやるから、俺は日本と世界中の国をいただくよ!」

※DOUKIはノーコメント

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