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3/21【新日本】GOD連合を棚橋が救出 BULLET CLUBに連敗も…

『NEW JAPAN CUP 2022』新潟・アオーレ長岡(2022年3月21日)
○エル・ファンタズモ&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ&外道&石森太二vsタマ・トンガ&タンガ・ロア&邪道&マスター・ワト&田口隆祐×

 BULLET CLUBに連敗を喫したGOD連合は試合後にも暴行を受けたが、棚橋弘至が救出した。

 GOD&邪道と田口&ワトは対BULLET CLUBで共闘。前日(20日)の長岡大会から始動し、好連係を見せたものの、最後は邪道が沈んでまたもBULLET CLUBに敗れてしまっていた。

 今宵もBULLET CLUBと10人タッグマッチで激突。5人で並び立って登場したGOD連合だったが、BULLET CLUBの奇襲を受けて守勢を強いられる。邪道が代わる代わる拷問されて苦しい立ち上がりに。それでも元相棒・外道のラフファイトに耐え抜き、起死回生のラリアットを放って反撃に出た。

 フラストレーションを溜め込んでいたタマとロアが怒とうの攻勢で一気に巻き返す。田口が各種ヒップアタックを乱れ打てば、ワトもローリングソバットでファンタズモを攻め立て、田口のケツイェから合体フェイスバスターもさく裂した。

 しかし、田口がどどんの構えに入ると、外道がメリケンサックを装着して介入の構え。レフェリーの注意が外道に向いた瞬間、石森がIWGPジュニアタッグのベルトで田口を殴打。すかさずファンタズモがCRIIで田口を仕留めた。

 前日に続き、GOD連合が連敗。石森はワトにもベルト攻撃を加えると、Yes Lockに捕獲する。あざ笑うかのように、ファンタズモが田口をアンクルホールド、外道が邪道をクロスフェイスで絞め上げた。ファレがタマを踏みつけて自由を奪うと、チェーズはロアにパッケージドライバーを仕掛けた。

 絶体絶命のピンチを迎えたGOD連合だったが、ここで花道から人影が。見かねた棚橋が飛び込んできたのだ。これにはBULLET CLUBも後ずさりして場外に退避。「ゴー・ホーム!」と吠えた棚橋は、GOD&邪道とガッチリと握手を交わした。

 田口&ワトに続き、頼もしい仲間が増えたGOD&邪道。移動も本隊とともにしており、他にも援軍が期待できそう。タマと邪道は逸材の加勢を歓迎していたが、ロアは「まだ現実のこととは思えなくて、心の整理がついていかない。トップから一気に崩れ落ちて、あいつらに好き放題やられてる。タナハシに助けられて、さすがにプライドがズタズタになった。本当についこないだまでは俺たちがやりたい放題やってたのに、今ではタナハシに助けられるまでに落ちぶれたってわけだ。一体全体どうしてこうなってしまったんだ?」と複雑な心境を吐露していた。

【試合後のファレ&チェーズ&石森&ファンタズモ&外道】
▼ファレ「クソッ!」

▼外道「(※英語)これでまた1人ゴミが増えたってわけだな」

▼ファレ「あいつ(棚橋)なんのつもりだ!? あんなゴミ同然のGODと一緒にやりたいってことか? やっぱりお前らは全員負け犬だな!」

▼ファンタズモ「負け犬の集まりだ! タナハシ、タグチ、そして最大の負け犬はマスター・ワト、お前だ!」

▼ファレ「負け犬どもが!」

▼チェーズ「おい、心配するな。タナハシのことは俺に任せろ」

▼外道「よし」

▼チェーズ「タナを始末する!」

▼ファレ「(※石森に向かって)お前の意見も教えてくれ。一言くれよ」

▼石森「(※英語)ノー、俺はいい」

▼ファレ「言えよ!」

▼石森「ユー!」

▼ファレ「ほら、言えよ!」

▼石森「F××K'EM!」

▼ファレ「そうだ、F××K'EM! いいぜ」

【試合後のタマ&ロア&邪道&田口&ワト】
▼タマ「(※左ワキ腹を押さえている)ガイズ(みんな)、オーケー? ダイジョーブ? オーケー?」

▼田口「オーケー」

▼ワト「石森、やったな、俺に? 許さねぇよ。あぁ? 同じようにやり返してやるよ」

▼田口「何倍?」

▼ワト「…69倍だよ」

▼田口「(※小声で)ヨシッ!」

▼邪道「頭カチ割ったれ、あいつらの。頭カチ割ったれ…」

▼タマ「(※リング上のことを少し振り返り、状況を整理すると)ワォ…タナが俺たちを助けに来てくれたな?」

▼邪道「(※英語で)あぁ、棚橋が来てくれた」

▼タマ「スッゲェ、カッコよかったよな」

▼邪道「あぁ。可能性が広がったな」

▼タマ「だよな。うれしいよな」

▼ロア「(※1人残り、頭の中で状況を整理するもなかなか理解できない様子。上のほうを指差して)かつては俺たちもトップに立ってた。そんな俺たちが、今ではタナハシに助けられてるだって? つい最近まで、俺たちGODがあっち側の人間だったのにな。でも一夜にして立場が変わり、やられる側になったとは…。まだ現実のこととは思えなくて、心の整理がついていかない。トップから一気に崩れ落ちて、あいつらに好き放題やられてる。タナハシに助けられて、さすがにプライドがズタズタになった。本当についこないだまでは俺たちがやりたい放題やってたのに、今ではタナハシに助けられるまでに落ちぶれたってわけだ。一体全体どうしてこうなってしまったんだ? 何があってこうなってしまったんだ? なぜだ? アァ!」

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