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3/21【新日本】オカダが「3冠」宣言 NJC前哨戦で内藤と火花

『NEW JAPAN CUP 2022』新潟・アオーレ長岡(2022年3月21日)
○YOH&オカダ・カズチカvs内藤哲也&BUSHI×

 オカダが保持しているIWGP世界ヘビー級王座に続き、NEW JAPAN CUP、G1 CLIMAXを含めた2022年の「3冠」獲りを宣言。NEW JAPAN CUP前哨戦で内藤と火花を散らした。

 チャンピオンとして3年ぶりの優勝を狙うオカダは3・26大阪城ホール大会で内藤との準決勝が控えている。今宵はその前哨戦となるタッグマッチに出場した。

 のっけから内藤と対峙。序盤からツームストンパイルドライバーやレインメーカーを狙う積極策に出る。これは不発に終わるも、スピーディにせめぎ合って場内の目を釘付けにした。

 中盤戦で再び相対すると、ここでもオカダはアグレッシブに仕掛けて、フラップジャックで先手。内藤も負けじとマンハッタンドロップ、延髄斬り、ジャンピングエルボーとラッシュを浴びせる。コリエンド式デスティーノは未遂に終わるも、スイング式DDTでマットに突き刺した。しかし、オカダはBUSHIが相手に代わると、リバースネックブリーカードロップでキッチリと反撃する。

 その後、パートナーのYOHが攻め込まれたものの、BUSHIのエムエックスを回避した瞬間、オカダはフロントハイキックで援護射撃。内藤も低空ドロップキックで排除に動くが、最後はYOHがBUSHIをファイブスタークラッチで丸め込んで試合終了となった。

 試合後、リング上で「大坂で会いましょう」と内藤に告げられたというオカダは、「今回は、このベルトは関係ない闘いなんでしょ。でも、このベルト持ってる人間との闘いってのは、変わらないですよ。この前、『50周年にふさわしい闘い』と言いましたけども、50周年にふさわしい闘いなら、2度目があったっていいじゃない」と2・20札幌大会から短いスパンで実現する内藤戦を歓迎した。

 「どんな相手が来ようとも、しっかりと勝ち進んでいきたいなと思います」と自信に満ちた表情で語ったオカダは、「サッカーでね、リーグ戦があったり、CUPがあったりとか、そういう中で僕もね、こういうチャンピオンベルトを持ちつつ、このNEWJAPAN CUP、そしてね、G1獲って、しっかりと“3冠"獲って、2022年、最高の1年にして締めたいと思います」と新日本の50周年記念イヤーとなる2022年の「3冠」獲りを予告した。

【オカダの話】「まぁ、前哨戦、闘わせてもらって、『またね、大阪で会いましょう』と言いました。言われたんで…。今回は、このベルトは関係ない闘いなんでしょ。でも、このベルト持ってる人間との闘いってのは、変わらないですよ。ま、この前、『50周年にふさわしい闘い』と言いましたけども、50周年にふさわしい闘いなら、2度目があったっていいじゃない。まぁ、どんな内藤さんであろうと、ま、その先まだ、反対(ブロック)の2人にはまだ現時点ではわかりませんけど、どんな相手が来ようとも、しっかりと勝ち進んでいきたいなと思います。ま、サッカーでね、リーグ戦があったり、CUPがあったりとか、そういう中で僕もね、こういうチャンピオンベルトを持ちつつ、このNEWJAPAN CUP、そしてねG1を獲って、しっかりと“3冠"を獲って2022年、最高の1年にして締めたいと思います」

【BUSHIの話】「あぁー、クソ! いいぞ。いいよ、認めてやるよ。最後、丸め込まれたよ。でもな、この先、まだあるぞ。この先のシリーズ、そして『(BEST OF THE)SUPER Jr.』、開催されるんだ。開催されるニュースが発表されたんだろ? な? いいぞ。今日の借りしっかりと、返してやるよ」

【内藤の話】「3月26日、大阪城ホール大会にて行われるNEW JAPAN CUP準決勝の相手は、オカダ・カズチカ。1カ月前に、札幌大会(2・20)でのタイトルマッチで敗れているわけで、ここで勝てば一気に…なぁんて、いやらしいことは言わないよ。ま・ず・は、まずは準決勝でオカダを倒すこと、そして、このトーナメントで優勝すること。そのことだけを考えて、3月26日、大阪城ホール大会で、オカダの目の前に立ちたいと思います。オカダの6勝、内藤の5勝で迎える、12度目のシングルマッチ。お互い、楽しもうぜ、カブロン!」

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