プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

3/24【NOAH】ついに“金剛最強コンビ”拳王&中嶋がGHCタッグ挑戦表明 拳王が杉浦を絞殺

『JUST FINE! 2022』東京・後楽園ホール(2022年3月24日)
○拳王&中嶋勝彦&征矢学vs潮崎豪&清宮海斗&杉浦貴×

  “金剛最強コンビ"ともいうべき拳王&中嶋組のGHCタッグ王座挑戦が決定的となった。拳王が杉浦を胴締めスリーパーで絞殺し、金剛のみならず日本マット界屈指の“キッカーコンビ"がタッグ王座獲りに乗り出した。

 船木誠勝とのコンビで3・13横浜武道館大会のGHCタッグ王者決定トーナメントに臨んだ拳王だったが、1回戦で杉浦&鈴木組に敗退。勢いそのまま杉浦組が王座奪取につなげた。

 “雪辱"の機は意外にも早く訪れた。後楽園セミファイナルの6人タッグマッチで杉浦と激突した拳王は、終盤に入って激しい攻防を展開。予選スラムとPFSをめぐる攻防を繰り広げ、拳王が強烈なビンタを見舞えば、杉浦もスキを突いたフロントネックロックで絡め取った。

 だが、切り抜けた拳王は、素早く立ち上がって杉浦の側頭部を強烈ローキックで撃ち抜く。立て続けに胴締めスリーパーで絞めに絞め上げ、杉浦が生気を失ったところでレフェリーが試合を止めた。

 王者絞殺の実績を作った拳王は、すかさずマイクを握ると「おい杉浦貴。そして鈴木秀樹。藤田和之もそうだ。おっさんが寄ってたかっておちゃらけてプロレスして、このベルトを持ってて何が面白いんだよ! ノアはな、おっさんたちのお遊戯の場じゃねえぞ、娯楽の場じゃねえぞ。俺たち金剛みたいに真剣に闘い合って、このベルト奪い合うんだ」と現状へのうっ憤を爆発させながら熱弁をふるい、「いいか杉浦貴、俺と……中嶋勝彦でこのベルト、挑戦させろ!」と中嶋を相棒に指名しながらGHCタッグ王座挑戦を表明した。

 金剛最強コンビにして、日本マット界屈指のキッカーコンビがついに王座獲りへ本腰。杉浦も「挑戦受けるしかないでしょ」と受諾し、杉浦&鈴木組に拳王&中嶋組が挑戦するGHCタッグ王座戦が決定的となった。

【試合後の拳王&中嶋】
▼拳王「おい、杉浦貴。そして、鈴木秀樹。おちゃらけじゃねーぞ。老人たちがゲートボールをして娯楽を楽しむようにプロレスしてんじゃねーよ。老人がボケ防止のために手を動かしているみてえにプロレスしてんじゃねーぞ。俺たちはな、真剣に命を懸けて戦ってんだ。テメーらもな、真剣に命を懸けて、俺たちが倒してやるからな」

▼中嶋「俺と拳王で次のタッグにいく。俺たちしかいねえだろ? 赤く染めてやるぞ。待っとけ」

【杉浦の話】「俺からは何もないよ。挑戦受けるしかないでしょ」

プロ格 情報局