3/26【新日本】棚橋&GOD連合始動も… 邪道エキサイトで外道取り逃がす
『NEW JAPAN CUP 2022』大阪城ホール(2022年3月26日)
○チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレ&外道&石森太二&エル・ファンタズモvsタマ・トンガ&タンガ・ロア&田口隆祐&マスター・ワト&棚橋弘至×
棚橋とGOD連合の共闘戦線が始動。セコンド邪道がヒートアップして反則負けを喫した。
3・21長岡大会ではBULLET CLUBを追放されたGOD&邪道を棚橋が救出。すでにGODと合体していた“6or9"(田口&ワト)も合わせた5人組が大阪城ホールで実現した。
試合はのっけから乱戦模様となったものの、棚橋とGODのチームワークはキッチリ機能。だが終盤、レフェリーの目をあざむいて外道がタマにメリケンサック攻撃を繰り出すと、たまらずセコンド・邪道が乱入して外道に鉄拳を乱打した。
すぐさまレフェリーは反則裁定を下したが、構わず邪道はメリケンサックを装着して外道を“制裁"にかかる。ところが場外のBULLET CLUB勢が素早く外道を救出した。
反則負けを喫したうえに外道も取り逃がす結果となっただけに、試合後の邪道は「俺いつも、絶対感情をリング上に持ち込まなかったけど、今日は止まんなかった。悪かった…」と棚橋に謝罪。そんな邪道を棚橋も温かく勇気づけ、田口&ワトもなぜか親しみを込めて“兄弟"ではなく「お父さん」と呼んでいた…。
【試合後のBULLET CLUB】
▼オーエンズ「ジャドー!この腰抜けが!試合にも組まれてなかったくせに!」
▼外道「(※英語で)次もやってやるぞ!」
▼オーエンズ「ジャドー、頭が弱いな」
▼ファンタズモ「アホだ!」
▼オーエンズ「前からこいつ(外道)を攻撃できるわけがない。何年一緒に組んでいたんだ!? 30年!?」
▼外道「(※英語で)そうだ」
▼ファレ「30年(の歴史)がパーだな」
▼オーエンズ「あいつは30年間ずっとお前に頼りっ切りだったんだろ!?」
▼外道「(※英語で)そうだ!」
▼ファレ「そこんとこ忘れんなよ!」
▼オーエンズ「ジャドー、お前がこれだけ長いあいだやってこれたのも、すべてこの男(外道)のおかげだ。ちゃんと感謝しろよ。俺はいつもありがたく思っているぞ」
▼ファンタズモ「(外道は)この業界で1番頭がキレる男だ。ゲドーさん、あなたのことを言ってるんだ。ジャドーさんじゃなくてな」
▼外道「(※英語で)そうに決まってるだろ!」
▼ファレ「ジャドー、タマ、タンガ、タナ、お前ら全員に、ここにいるダチ(石森)からメッセージがある」
▼石森「(※英語で)俺?」
▼ファレ「言いたいことがあるんだろ。ほら、聞かせてくれよ」
▼石森「(※英語で)言わせるなよ......」
▼ファレ「とっとと言っちまえよ!」
▼石森「......F○○K'EM!」
※全員で歓声をあげる
【試合後の棚橋、田口、ワト、タマ、ロア、邪道】
▼棚橋「まぁ、こないだの試合があって、今日は初めて組んだわけだから、まだコミュニケーションの部分も、まぁT(タンガ・ロア)の心も、まだわかんない。まだわかんないけども、また......」
▼邪道「(※遅れてコメントスペースに入ってきて、棚橋に向かって)ごめん、Ace、悪かったよ」
▼棚橋「いえいえいえ」
▼邪道「俺いつも、絶対感情をリング上に持ち込まなかったけど、今日は止まんなかった。悪かった......」
▼棚橋「またやっていきましょう」
▼邪道「あぁ、ネクスト、ネクスト......」
▼棚橋「せっかく......」
▼邪道「まだあるよ......。(※タマの姿が視界に入って)カモン、タマ」
※棚橋とタマが英語で会話
▼棚橋「タマ、Tをしっかりフォローしてあげてね。ハートが、ちょっと混乱してるみたいだから」
▼タマ「あぁ......」
▼棚橋「支えてあげて」
▼タマ「もちろんだ」
▼棚橋「そしたら次(組んだとき)は、もっとうまくやれると思うから」
▼タマ「あぁ......」
▼棚橋「勝たないとね!」
▼タマ「そうだな。サンキュー」
▼邪道「(※田口とワトに向かって)サンキュー、兄弟(※と言って立ち去る)」
▼田口「ありがとうございます、お父さん......」
▼ワト「サンキュー、お父さん......」
▼田口「(※ワトと2人で残り)あれはお父さんのやり方だから。父さんがここまでやってきた生き方だから。まぁでも、父さんから俺は、学ぶだけです」
▼ワト「隣りで学びつつね、相手がどんなやり方でこようが、この(IWGPジュニア)タッグのベルトはしっかりね、俺と田口さん、2人でしっかり守って、最高の防衛ロードを歩んでいきたいなと。(※田口に向かって)防衛ロードを、2人で歩みましょう......」
▼田口「......はい」
