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3/27【新日本】勝利目前も邪道暗転、またも外道取り逃がす 熟年離婚の抗争激化

『NEW JAPAN CUP 2022』大阪城ホール(2022年3月27日)
○チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレ&石森太二&エル・ファンタズモ&外道vsタマ・トンガ&タンガ・ロア&田口隆祐&マスター・ワト&邪道×

 ついに“熟年離婚"した邪道-外道の抗争が激化の一途をたどっている。

 GODのBULLET CLUB追放に伴い、約30年間連れ添った名タッグチームに亀裂。GOD&邪道は棚橋&田口&ワトという新たな仲間を得て、今宵も怨敵BULLET CLUBと激突した。

 ゴングを待たずに両軍が入り乱れる荒れ模様となったものの、中盤過ぎに大きな見せ場を作ったのは邪道だった。孤立させた外道にGODとの連係攻撃で集中砲火を浴びせるや、田口&ワトも同時プランチャなどで援護射撃。すかさず邪道はクロスフェイスオブJADOで、かつての“兄弟"を絞め落としにかかった。

 だが、カットに入ったチェーズが邪道の後頭部にCトリガー一閃。KO状態となった邪道の上に、ぐったりする外道を載せ、そのまま3カウントが叩かれた。

 前夜の大阪城大会初日に続いて、あと一歩のところで外道を取り逃がした形。高笑いの外道とともに引き揚げたチェーズは「ジャドー&ゲドーが30年もやってこれたのは、すべてゲドーの実力のおかげだ」と邪道をこき下ろした。

 今宵も悔しい結果となった邪道は、「最後、クロスフェイスでタップ取れたんだけど、なんだこの頭の衝撃……。誰だ? トンカチで殴りやがって、コノヤロー。絶対許さねぇ、トンカチ野郎……」と何がなんだか分かっていない様子。とはいえ、田口&ワトからは「お父さん」、ワトのことは「マスター」と呼び合うなど、親睦は深まっているようだった。

【試合後のファレ&オーエンズ&外道&石森&ファンタズモ】
▼オーエンズ「ほらな! 俺たちが言ってるとおり、この男(外道)が30年ずっとジャドーを引っ張ってきたんだ。これでもまだわからないのか!?」

▼外道「(※英語で)今日も俺たちの勝ちだ!」

▼オーエンズ「ジャドー、ワン・ツー・スリーでゲドーに3カウントを獲られたな。ジャドー&ゲドーが30年もやってこれたのは、すべてゲドーの実力のおかげだ」

▼ファレ「ジャドー&ゲドーじゃなくて、正しくはゲドー&ジャドーだろ。ゲドーがいなければ30年もやってこれなかったくせによ。まぁこれで全部水の泡となったけどな。お前ら、ほかに言うことあるか?」

▼ファンタズモ「お前ら、これってTOO SWEETプラスTOO EASYだよな!」

▼ファレ「TOO EASY! ほかになんかあるか!?」

▼外道「ノー…」

▼ファレ「オーケー。(※石森に向かって)じゃ、いつもの頼むぞ。あいつら負け犬のG.o.Dに言うことがあるんだろ。よーく聞けよ…」

▼石森「F○○K'EM!」

▼外道「(※英語で)その言葉、堪らねぇなぁ……」

▼ファンタズモ「F○○K'EM!」


【タマの話】「(※1人でコメントスペースに入ってきて)まだ始まったばっかなんだよ。BULLET CLUB、お前らのやり口は全部お見通しだ。そりゃそうだ。俺はこないだまでお前らの一員だったし、お前らとは積んできた経験が違う。それに今の俺たちG.o.Dには支えてくれる仲間が、強力なサポートがついてる。初めて組むチームとは、最初はいろいろとつまずく部分があるのは仕方ない。でも、次第にすべてが順調に動くようになるものだ。俺たちはまだまだ強くなる。俺はそう確信してる」


【試合後の邪道&田口&ワト】
▼田口「(※タマと入れ替わりで、ワトの方を借りて引き揚げてくる邪道の姿を見て)大丈夫ですか? お父さん」
▼邪道「マスター、田口、悪かったな」

▼田口「いや、大丈夫です。お父さんは?」

▼邪道「最後、クロスフェースでタップ獲れたんだけど、なんだこの頭の衝撃…。誰だ!? トンカチで殴りやがって、コノヤロー。絶対許さねぇ、トンカチ野郎(※先に控室に向かう)」

▼田口「ま、トンカチ野郎はさておき、ファンタズモ、石森、(タイトルマッチを)やるか! やるか? ワトさん」

▼ワト「やってやりましょう。まぁでもさ、このIWGPジュニアタッグのベルトは絶対に渡さないから。悪いヤツらにはな、絶対にこのベルト渡さない」

▼田口「いいヤツには渡すの!?」

▼ワト「いいヤツに渡すわけじゃないけど。もちろん俺たちがね、69回防衛するってのはね、決めてることだから。それに向かって(いけば)、グランドマスターへの道につながると俺は思ってるからさ。2人でしっかり防衛して、新たな頂点を築きたいと思います」

▼田口「ですって」

▼ワト「以上です」

※タンガはノーコメント

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