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4/3【スターダム】前回覇者・上谷が初戦で痛恨脱落 5・5福岡で舞華と再激突へ

『CINDERELLA TOURNAMENT 2022 開幕戦』東京・立川ステージガーデン(2022年4月3日)
1回戦 ×上谷沙弥vs舞華×

 前回覇者の上谷が初戦で舞華と同時オーバー・ザ・トップロープとなって痛恨の脱落。ワンダー王座を懸けて、5・5福岡大会で再び舞華と対戦することが決定的となった。

 ワンダー王者として連覇を狙う上谷はシード枠として2回戦から登場した。今日2試合目となる舞華と対戦。図らずも昨年の決勝戦と同一カードとなった。

 タイトルマッチさながらの熱戦となったが、上谷が1回戦で痛めた舞華の右腕を狙い撃ちにして主導権を握る。舞華もパワフルな攻撃で巻き返したものの、勢いを掴めず、見逃さない上谷がオーバー・ザ・トップロープ寸前に追い込んだ。

 しかし、舞華はロープを挟んだ状態でブレーンバスターを仕掛けて、強引に上谷をエプロンに連行する。上谷のドロップキックに被弾しても、サードロープを掴んで猛抵抗。エルボーの相打ちが続くと、引かない舞華はエプロン・ブレーンバスターで逆襲した。負けじと上谷は狭いエプロンでフランケンシュタイナーの構え。ひらめきを発揮して勝利を目指したものの、舞華は懸命に踏ん張ると、2人は同体で場外に転落。揃って1回戦脱落となった。

 連覇を狙っていた上谷にとっては痛恨の初戦敗退に。呆然とするワンダー王者の前にマイクを持って立った舞華は「私は今年こそはこのシンデレラトーナメント優勝する予定だったのに。お前、本当に気にくわねえな。そのデカいツラ、本当に腹が立つよ」と怒りをあらわにすると、「いいこと思い出した。お前、白色のベルトを持っているんだろ? その白のベルトを懸けて戦おうよ。お前の全部を私が奪い去ってやるよ」と挑戦表明。「場所は5月5日、私の地元・福岡国際センターなんてどう?」と会場まで指定した。

 上谷は「舞華、待ちくたびれてたよ。2連覇は逃してしまったけど、両思いっていうことで、地元・福岡で悔し涙を流させてやるよ」と受諾。ベルトを懸けての両者の再戦が決定的となった。

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