4/4【新日本】デスペまたも屈辱 SHO豪語「俺はジュニアを救う救世主」
『HYPER BATTLE '22』東京・後楽園ホール(2022年4月4日)
○SHO&ディック東郷vsエル・デスペラード&TAKAみちのく×
SHOが金的でデスペラードを黙らせたうえで、その眼前でTAKAを絞殺。再びデスペラードに屈辱を味わわせると、「俺はジュニアを救う救世主」と豪語した。
IWGPジュニア王者のデスペラードは4・9両国大会でSHOの挑戦を迎え撃つ。3・27大阪城大会では入場時にSHOの襲撃を受け、パートナーのTAKAが秒殺負け。マスク剥ぎの屈辱まで受けていた。今宵はデスペラードがTAKAと、SHOが東郷とそれぞれ組んで再び対峙。デスペラードは反撃を狙ったが、再びSHOが大暴走を見せた。
SHOははぎ取ったデスペラードのマスクを手に入場。踏みつけて高笑いを決める。激怒したデスペラードは入場と同時にリングに飛び込み、乱闘から幕開けした。デスペラードが一気にペースを握ったかと思われたが、東郷が横やり。SHOはエプロンからのサッカーボールキックで場外のデスペラードを蹴り飛ばすと、東郷とともに鉄柵に投げつけた。その後もSHOたちは一方的に暴行。東郷がデスペラードを羽交い締めにすると、SHOは再びマスクを手にして、王者の口に押しつけて拷問する。
SHOに指を絞め上げられて悲鳴を上げたデスペラードだったが、バックドロップで引っこ抜いてようやく反撃に成功する。あとを受けたTAKAが海援隊の元盟友・東郷と技巧戦を繰り広げて試合の立て直しを図った。
だが、SHOはスピアーで黙らせると、東郷がレフェリーの注意を引きつけているスキに大暴走。介入したデスペラードを金的攻撃で返り討ちにすると、TAKAをレンチで一撃。動けないデスペラードの前でTAKAをスネークバイトで絞め落としてレフェリーストップ勝ちを手にした。
SHOはベルトを奪い取ると、股間を押さえて倒れ込むデスペラードに見せつけて勝ち誇る。「あと何日か数えておけよ。もうちょいだ。俺がちゃんとかわいがってやるから」とベルトを撫で回してから、余裕タップリにリングを去っていった。
バックステージでは「おめぇら狂ってるからよ。わかんねぇだろ。俺が何がしたいかなんて。お前を含む、歴代の狂った与太者のせいでな、新日本のジュニア、狂っちまってんだよ」と自説を展開したSHOは、「俺は選ばれたんだよ。そのジュニアを救う救世主としてな。いわばメシアだ! おい、新日本ジュニアの神が選んだ、救世主だ。俺が新日本ジュニアを救ってやるよ」と悪びれることなく宣言した。
一方、SHOの反則連発に怒り心頭のデスペラードは「悪いけどな、俺たちはそういうところはもうとっくのとうに通り過ぎてんだわ。だけど、やり方は知ってんだよ、こっちだってよ! お前がそのつもりなんだったらな、タイトルマッチであろうとなかろうと、こっちだってやり方考えておくからな」と報復を予告した。
【SHOの話】「(※デスペラードの覆面を持ってきて)こいつが俺に聞いてきたんだ。『おめえ何やりたいんだ?』って。おめえにわかるわけねぇだろが、おい! 俺が何がしたいかって何でかって言ったら、お前たち狂ってるからだよ。お前らには理解できねぇよ。おめぇら狂ってるからよ。わかんねぇだろ。俺が何がしたいかなんて。お前、(デスペラードのマスクを示し)こいつを含む歴代の狂った与太者のせいでな、新日本のジュニア、狂っちまってんだよ。俺は選ばれたんだよ。そのジュニアを救う救世主としてな。いわばメシアだ! おい、新日本ジュニアの神が選んだ救世主だ。俺が新日本ジュニアを救ってやるよ。おい、(デスペラードのマスクを示し)こいつがその狂わせた張本人だろ。狂ってんな、こいつマジでよ。狂いに狂ってんだよ。おい、正しくしないと。世の中、正さないと。おい、この狂った世の中、嫌いだ。(デスペラードの覆面を示し)こいつを含めた歴代の狂ってるヤツ、覚悟しとけよ。俺がこっからはちゃーんと正してやる。おい、デスペラード、デスペラード、デスペラード! ならず者が! おい、変なことしてくんじゃねぇぞ。正々堂々とやりましょうよ」
※東郷はノーコメント
【デスペラードの話】「(※うめき声を上げつつ腹部を押さえながらバックステージに現れると)ああ、下っ腹痛ぇ。吐きそうだわ、もう。なんだあ、ちょっと悪い先輩に捕まって、いらんこと教わったか? それで跳ねてんのか? 今。ああ、楽しかろう。ああ、下っ腹痛てぇ。吐き気がするわ。もう金的もそうだけどよ。お前自身だわ。ああ。悪いけどな、俺たちはそういうところはもうとっくのとうに通り過ぎてんだわ。だけど、やり方は知ってんだよ、こっちだってよ! てめぇ、お前がそのつもりなんだったらな、タイトルマッチであろうとなかろうと、こっちだってやり方考えておくからな」
※TAKAはノーコメント
