4/4【新日本】棚橋&邪道実現 外道が負傷偽装で暴走もGODが救出
『HYPER BATTLE '22』東京・後楽園ホール(2022年4月4日)
○チェーズ・オーエンズ&バッドラック・ファレvs棚橋弘至&邪道×
棚橋&邪道が実現。外道が負傷を偽装してファレを出場させると、試合にも乱入し、邪道をメリケンサックで痛打しようとしたが、“GOD"タマ・トンガ&タンガ・ロアが救出した。
BULLET CLUBから追放されたGOD&邪道に救いの手を差し伸べた棚橋。3・26大阪城大会ではGODと合体したが、今宵は恩讐を超えて、邪道とのタッグが実現した。
当初は外道&チェーズとの対戦が予定されていたが、試合前に外道がマイクを持ち、「実は今日、腰に違和感がありまして、十分なパフォーマンスができないと判断しました。そこで、今日はキャンセルしようと思ったんですが、ここにいる男気溢れる大男が俺がやってやると。俺が2試合目だけどやってやると」と自身の欠場とファレの代替出場を一方的に発表。「相手に選ばせようかと。この大男を恐れてキャンセルするもよし、この大男を恨んで自殺行為に出るもよし。相手に選んでもらおうと。バカ2人を呼び込め」と棚橋&邪道を呼び込んだ。
邪道は新日本の象徴であるライオンマークTシャツを着て登場。2人がかりでファレに襲いかかって気を吐く。しかし、ファレのショルダータックルで2人まとめて吹き飛ばされると、流れはBULLET CLUBへ。笑みを浮かべてリングサイドに陣取る外道の眼前で、邪道を一方的に暴行した。
ラフファイトで蹂りんされた邪道だったが、チェーズのナックルパンチを真っ向から受け止めて奮戦。ショルダータックルで打ち倒して、ようやく棚橋にタッチを渡す。巻き返しに転じた棚橋はフライングフォーアームやドラゴンスクリューで相手チームをナデ斬りに。チェーズを豪快なビンタで張り倒すと、邪道がタッチを志願して再びリングに飛び込んだ。
邪道はラリアットを乱れ打ってチェーズに猛攻。グリーンキラーも繰り出す。棚橋が加勢し、邪道のパントキックから棚橋のスリングブレイドがさく裂。邪道はクロスフェイス・オブ・JADOに捕らえて勝機を掴んだ。
しかし、外道がエプロンに上がると試合は急転。邪道は技を解いてしまい、レフェリーの注意が外道に向いた瞬間、チェーズは金的攻撃を放つ。そして、Cトリガーをズバリ。邪道を沈めた。
「腰の違和感」で欠場した外道だったが、やはり負傷は偽装だったようで、メリケンサックを装着して邪道を殴り飛ばそうとする。しかし、GODが救出に登場。退避したBULLET CLUBの面々はTooSweetポーズを決めて勝ち誇った。
BULLET CLUBにまたも敗戦を喫したが、棚橋は「言っとくけど、今の俺にKISS ASSしても、そんな力がないから。一緒に上がっていく、新日本の勢力図を塗り替える、面白くする、それだけ。俺たちの目的は、それだけ」と前向き。邪道が「外道の野郎、逃げてんじゃねぇぞコノヤロー! 今日が邪道エースの始まりだよ!」と吠えると、棚橋も英語で「俺たちは近い将来、BULLET CLUBをぶっ倒す!」と予告した。
【試合後のファレ&チェーズ&外道】
▼ファレ「あの野郎ども!」
▼チェーズ「30年間…」
▼外道「お前は俺に敵わないんだよ!」
▼ファレ「一生な!」
▼外道「一生だ!」
▼ファレ「一生かかっても無理だ! ゲドーのキレる頭じゃ簡単に捕まえられるわけがない! 俺たちはあいつらとは頭が違うんだよ!」
▼チェーズ「ジャドー、30年間この男におんぶに抱っこだったくせに」
▼外道「ずっと俺が引っ張ってやったんだよ!」
▼チェーズ「ゲドーがいなけりゃお前(邪道)はこの業界で30年もやってこられなかった! そして今じゃエース(棚橋)に媚び売っちゃって、ホンタイのTシャツまで着ちゃう始末だ」
▼ファレ「負け犬の集まりだ!」
▼外道「ダッセェな!」
▼ファレ「ダッセェクソどもの集まりだ! G.o.D、お前らなんかが俺たちに勝てるわけがない! お前らはもう一生コレをすることはできない(※と言ってTOO SWEETポーズ)」
▼チェーズ「(※ファレに)ちょっと待てよ。G.o.Dとジャドー、戻ってきてもいいぞ!……なわけないだろ! エイプリルフールのジョークだよ!」
▼ファレ「(※笑いながら)そういうことか!」
▼チェーズ「(エイプリルフールから)数日経ってしまったけどな…なんであろうと、お前らにはこれ(TOO SWEETポーズ)をもう二度とすることはできない!」
▼ファレ「二度と無理だ!」
▼チェーズ「でも俺たちは"4 LIFE"(一生もの)だからな」
▼外道「『BULLET CLUBが全てを支配する!』ってジェイ・ホワイトが言ってたからな!」
【試合後の棚橋&邪道、タマ】
▼棚橋「言っとくけど、今の俺にKISS ASSしても、そんな力がないから。一緒に上がっていく、新日本の勢力図を塗り替える、面白くする。それだけ。俺たちの目的はそれだけ(※先に控室に行こうとするが、邪道が引き留める)」
▼邪道「エース…(遅れてやってきたG.o.Dに)カモン」
▼タマ「試合に組まれてないからって、俺たちが助けに来ないと思ったら大間違いだぞ。俺たちは裏切り者のあいつらクソどもとは違うんだ。エース、ジャドー、俺たちがついてるからな」
▼棚橋「サンキュー」
▼邪道「外道の野郎、逃げてんじゃねぇぞコノヤロー! 今日が、邪道エースの始まりだよ!」
▼棚橋「(※英語で)俺たちは近い将来、BULLET CLUBをぶっ倒す!」