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4/15【後楽園還暦祭】後楽園デビュー対決 ベテラン・京子がライディーンを真っ向粉砕

『後楽園ホール60周年 還暦祭 女子プロレス ドリームフェスティバル』東京・後楽園ホール(2022年4月15日)
○井上京子&加藤園子&Leon vs AKINO&佐藤綾子&ライディーン・鋼×

 後楽園ホールデビューの6人が揃った一戦で、ベテランの京子が存在感を発揮。ライディーンを真っ向から粉砕した。

 後楽園ホールデビューのレスラーが26選手も集結した今大会だが、第5試合は6選手とも聖地デビュー。京子(ディアナ)&加藤(OZアカデミー)&Leon(PURE-J)とAKINO(OZアカデミー)&佐藤(ディアナ)&ライディーン(PURE-J)が対戦した。加藤は今日がデビュー27周年。京子はZERO1の4・10両国大会で左足アキレス腱断裂から5ヵ月ぶりの復帰を果たしたばかりだった。

 ベテラン揃いの一戦は記念撮影からスタート。京子組はAKINOに集中砲火を浴びせると、京子は両腕ラリアットで介入を狙う佐藤とライディーンを返り討ちにした。記念日に加藤も躍動。普段は味方のAKINOを積極果敢に攻め立てる。

 AKINOが鋭い蹴り技で、佐藤がトレイ攻撃で加藤を手荒く祝福。ならばと加藤もキャノンボールやダイビングギロチンを佐藤に決めて奮戦する。相手チームの総攻撃も耐え抜き、佐藤にニールキック、ハリケーンドライバーを返した。

 京子がタッチをもらってリングインすると、佐藤にパワーボムを決めてどよめきを誘う。粘る佐藤がジャーマンで逃れると、代わった巨体のライディーンもパワフルな攻撃でたたみかけるが、京子はラリアット合戦に持ち込んで譲らず。アクセルを踏んだライディーンはニールキック、リバーススプラッシュ、スパインボムで攻めに攻めるも、京子は耐え抜いて好機を待つ。

 ライディーンはコーナーに上がったものの、加藤たちがダイブを妨害すると、京子はコーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターでぶん投げる。ライディーンはムーンサルトプレスで挽回を図るも、避けられて痛恨の自爆に。Leonと加藤が連続ダイブで援護射撃すると、京子がこん身のラリアットでライディーンを沈めた。

 デビュー33年半の大ベテラン・京子が後楽園ホール還暦興行で存在感を発揮。復帰直後とは思えぬパワフルな動きでライディーンを沈めて、数々の思い出が詰まった聖地を見事に沸かしてみせた。

プロ格 情報局