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5/5【DRAGONGATE】U-Tが地元・名古屋で殊勲のキッド撃破 双龍王死守

『DEAD or ALIVE 2022』愛知県体育館(名古屋市)(2022年5月5日)
御万人王座 双龍王選手権試合 ○U-T&KzyvsYAMATO&ドラゴン・キッド×

 U-Tが地元・名古屋で奮戦し、殊勲のキッド撃破。Kzyと保持する双龍王を死守した。

 「御万人王座 双龍王」は琉球ドラゴンプロレスが管理するタッグ王座。同団体の3・4新宿大会でNATURAL VIBESのKzy&U-Tが奪取した。その王座に巻き返しを狙うHIGH-ENDのYAMATO&キッドが挑戦表明。春のビッグマッチで他団体のタイトル戦が実現し、U-Tが地元・名古屋で奮闘した。

 試合冒頭からU-Tは同じく名古屋出身のキッドとスピーディな先制争いを展開する。しかし、前哨戦でも実力を見せつけてきたYAMATO&キッドが徐々にペースを握ると、U-Tは孤立。攻め込まれる時間が続いた。

 嫌な流れをKzyが打破。ロープを踏み台にしてのトペコンヒーロでキッドに大ダメージを与えると、YAMATOには各種エルボーを浴びせる。復活したU-Tも得意のジャベで続き、引退したK-ness.から受け継いだ青き光でキッドを絞め上げた。連係攻撃でもYAMATOを圧倒する。

 HIGH-ENDも猛抵抗。合体雪崩式フランケンシュタイナーを皮切りに、キッドはミステリオラナ、バイブルでKzyを攻め立てると、YAMATOがトペコンヒーロで場外に足止め。すかさずキッドはウルトラウラカンラナでU-Tを仕留めにかかった。しかし、U-Tは間一髪で回避すると、丸め込み合戦へ。最後はK-ness.直伝の光の輪で3カウントを奪った。

 実績で勝るYAMATO&キッドを破り、Kzy&U-Tがベルトを死守。タイトルを奪取した時も初防衛戦もU-Tが勝利を上げたが、ホームリングでもU-Tがキッドを下してみせた。なかなか実力を発揮できなかったU-Tだったが、双龍王獲得から結果もついてくるようになり、自信も増している様子。DRAGONGATEのタイトル戦線や開幕が迫るトーナメント戦・KING OF GATEでもさらなる活躍が期待できそうだ。

プロ格 情報局