5/10【CyberFight】ノア拳王が会見で火炎蹴り CF内“冷遇"に激怒してDDT佐々木をKO
CyberFightグループの祭典『CyberFight Festival 2022』(6月12日、さいたまスーパーアリーナ)で行われる「拳王vs佐々木大輔」に向けた会見が10日、都内ホテルで開かれ、サイバーファイト内での“冷遇"に激怒した拳王が火炎蹴りで佐々木をKOした。
拳王がDDTに乱入して高木三四郎潰しを叫んだところで、「あんな3流レスラーより俺とやれ」と割り込んできた佐々木との一騎打ちが決定。会見でまず目を引いたのはその佐々木だった。
缶ビールを煽りながら現れると「(DDTは)学芸会だとか彼は言ってますけど、佐々木大輔というのは人生学芸会。誰かが『人生は楽しんだもん勝ちだ』って言ってましたが、毎日を学芸会のように楽しく生きて、それでプロレスやってますから。彼は自分のプロレス、ノアのプロレスに自信を持っていて、さぞかし凄いプロレスをしてくれるんだと思ってる。おい、拳王。佐々木大輔を拳王のプロレスで楽しませてくれよ」とプレッシャーをかけながら持論を展開した。
一方の拳王はなぜかコスチューム姿で登場。藤田和之へのあてつけ?か「会見でビール、スベってるぞ」とカマしつつ、改めてサイバーファイト社長・高木三四郎憎しを叫ぶと、“いかにサイバーファイト内でノアが冷遇されているか"について怒りのプレゼンを開始した。
11週分の週刊プロレスを袋から取り出すや、サイバーファイトグループが出稿する週刊プロレスの裏表紙広告を次々に指し示し、「DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレス…プロレスリング・ノアはどこいったんだよ? なめんじゃねえぞ!」と裏表紙への“ノア勢不在"に激怒。「こんなのな、氷山の一角にしかすぎないんだよ。佐々木大輔。俺はな、DDTで唯一、テメーだけは認めてたよ。だが、お前は高木のクソヤローのことをレスラーだと認めた。俺は許さねえぞ!」と机を叩きながら怒りをあらわにした。
さらに「なぜコスチュームなのか」との質問には体で回答。「もう戦いは始まってんだよ!」と立ち上がり、佐々木を前蹴りで吹っ飛ばすと、テーブル上から必殺のPFS(ダイビングフットスタンプ)を投下だ。続けざまに、かつてグレート・ムタ戦で繰り出した“火炎蹴り"(レガースに引火させてからのバズソーキック)で佐々木を完全にKO。大の字の佐々木に「正しい道に導いてやるからな!」と吐き捨てて会見場を後にした。
【会見の模様】
※佐々木は缶ビール持参で現れ、飲みながら拳王を待つ
▼拳王「おい、てか、テメー、会見にビール? 一言だけ言ってやるぞ。会見にビール、めちゃくちゃスベってるからな!」
▼佐々木「まず今回、拳王に知っといてほしいことが。彼が対戦するのは佐々木大輔というDDT最高峰のレスラーであるということ。彼が今まで対戦してきた高木三四郎とか、あのへんのDDTの2軍、3軍のレスラーとは違うぞというのを頭に入れといてほしいな。あとは学芸会どうとか彼は言ってますけど、佐々木大輔というのは人生学芸会。誰かが『人生は楽しんだもん勝ちだ』って言ってましたが、毎日を学芸会のように楽しく生きて、それでプロレスやってますから。彼は自分のプロレスに凄く自信を持っていて、ノアのプロレスに自信を持っていて、さぞかし凄いプロレスをしてくれるんだと思ってる。おい、拳王。佐々木大輔を拳王のプロレスで楽しませてくれよ」
▼拳王「まず、はじめに、俺が高木三四郎のことをめちゃくちゃ憎い。テメーらクソヤローどもはな、ただただイチャモンをつけてるだけだと思ってるだろ? 会社の内部で冷遇されてると俺は常々言っている。だが、テメーらはそういうことを目の当たりにしないから、俺がこういうポジションが面白いからって、ただただイチャモンつけてるだけだと思ってるだろ? だがな、今日はほんの少しだけテメーらに俺たちが冷遇されてる部分をみせてやるぞ。(週刊プロレスの束を持ち出して)週刊プロレスの裏表紙だ。今年に入ってからの週刊プロレスの裏表紙、少しだけ持ってきてやったから、テメーらみてみろよ。(11冊の裏表紙をみせると)ノアはいったいどこにいったんだ? おい、俺はな、情報仕入れたぞ。この裏表紙、サイバーファイトで取ってんだろ? プロレスリング・ノアはサイバーファイトじゃねえのか? 見てみろよ。DDT、東京女子、ガンバレ☆プロレス。プロレスリング・ノアはどこいったんだよ? なめんじゃねえぞ。こんなのな、氷山の一角にしかすぎないんだよ。これが高木三四郎のやり方なんだよ。そんなな! 高木三四郎を2軍、3軍のレスラーだと認めてんじゃねえぞ! おい、いいか? 佐々木大輔。俺はな、DDTで唯一、テメーだけは認めてたよ。だが、高木のクソヤローのことをレスラーだと認めた。俺は許さねえぞ。サイバーファイトフェス、俺はまずテメーから正しい道に導いてやるからな!」
――なぜコスチュームで出席した?
▼拳王「なぜコスチューム? 俺はサイバーファイトフェスティバル2022の広告塔だ。おい! もう戦いは始まってんだよ! テメー、うるせえよ、佐々木!」
※佐々木にフロントハイキックで襲いかかり、投げ飛ばしてからフロントネックロックで絞め上げる。テーブルに叩きつけると、テーブル上からPFS(ダイビングフットスタンプ)を投下。右足に火をつけての顔面蹴りをぶち込む。
▼拳王「いいか、おい。テメーを正しい道に導いてやるからな」
