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5/15【全日本】三冠最年少戴冠ならずも青柳がジェイクと野村直矢にラブコール

『2022 SUPER POWER SERIES〜50th Anniversary Tour 札幌2DAYS〜』北海道・ホテルエミシア札幌(新札幌)(2022年5月15日)
三冠ヘビー級選手権試合 ○宮原健斗vs青柳優馬×

 青柳が宮原との頂上対決に惜敗。三冠史上最年少戴冠ならなかったものの、ジェイクと野村直矢にメッセージを送った。

 チャンピオン・カーニバル史上最年少優勝を果たし、この日、王者・宮原との頂上対決にこぎ着けた青柳。エンドゲームで絞め上げたり、スタッフロールで3カウント寸前に追い込んだりと、最高男に肉薄したものの、THE FOOLを決められず。最後はジャーマン連発からのシャットダウンの前に3カウントを聞いた。

 青柳時代到来ならず。「まだまだ勝てねぇや。しばらくは勝てなさそうだな」と悔しさを噛み締めた青柳だったが、「今日はちょうどいい足がかりになったんじゃねぇか。新しい全日本プロレスになる、全日本プロレスが変わる足がかりに」との手応えを実感。「今日負けて偉そうなこと言えねぇけど、俺が先頭に立って、この全日本プロレス変えてやるんだ」と誓ってみせた。

 そして青柳は二人の男にメッセージを送った。ジェイクと野村だ。すでにジェイクには「全日本を一緒に盛り上げていこうぜ」と共闘をにおわせる言葉を投げかけており、「ジェイクさんよ、未だに俺のラブコール、返事聞かせてくれないけど、まだ悩んでんのかな? 首を長くして待ってるよ」と返答を求めた。

 そして野村とはかつてアジアタッグ王座を一緒に巻いた元パートナー。キャプチャーでチャンピオンになったことに「あんたはあんたで自分が輝く場所、自分が輝かそうとしている場所を見つけた。それは凄いことだ。むしろ尊敬します」と敬意を表したうえで、「全日本プロレスを変えるにはあんたも必要だと俺は思っている。ぜひ地下室ではなく地上へお越しください」とラブコールを送っていた。

【青柳の話】「どうだ? ダメでした。やっべぇ。やっぱまだまだ勝てねぇや。しばらくは勝てなさそうだな。だが、今日はちょうどいい足がかりになったんじゃねぇか。新しい全日本プロレスになる、全日本プロレスが変わる足がかりになったんじゃねぇか。いや、昨日の時点で足がかりはもうできていたのかもしれない。昨日の前哨戦で亮生とHAYATO、あいつらに一杯、二杯、三杯食わされた。それが悔しいよ。ただ、変えるのは俺だから。今日負けて偉そうなこと言えねぇけど、俺が先頭に立って、この全日本プロレス変えてやるんだ。若ぇヤツら、俺も若いけどな、俺に続け。そしてジェイクさんよ、未だに俺のラブコール、返事聞かせてくれないけど、まだ悩んでんのかな? 首を長くして待ってるよ。そして、地下室マッチでチャンピオンになった野村さんよ、あんたもだ。全日本プロレスを変えるにはあんたも必要だと俺は思っている。あんたはあんたで自分が輝く場所、自分が輝かそうとしている場所を見つけた。それは凄いことだ。むしろ尊敬します。だけど、ぜひ地下室ではなく地上へお越しください。何なら僕だって地下室だって足を運びますよ。待ってますよ、野村さん、ジェイクさん」

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