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5/19【NOAH】小島が潮崎に「31年間」凝縮のウエスタンラリアット葬を公然宣告 初ラジアントでGHCへ前哨戦連勝

『Dream on 2022』横浜ラジアントホール(2022年5月19日)
○小島聡&丸藤正道vs潮崎豪&稲葉大樹×

 横浜ラジアントホールでの初ファイトとなったGHCヘビー次期挑戦者・小島が、王者・潮崎の眼前で稲葉を必殺“ウエスタンラリアット"で一撃葬。マイクで「俺が31年間やってきたプロレスを、全力で披露して、このウエスタンラリアットで勝ってやる」と“31年凝縮のウエスタンラリアット葬"を公然と宣告した。

 GHCヘビー級王座戦「(王者)潮崎vs小島(挑戦者)」(サイバーファイトフェスティバル、6・12さいたまSA)に向けて2度目の前哨戦。潮崎は稲葉、小島は丸藤とそれぞれ組んでのタッグマッチで対決した。

 意外にも横浜ラジアントホールでの初ファイトとなった小島は、序盤から先発して潮崎相手に積極的に火花。中盤にはマシンガンチョップの打ち合いを繰り広げ、やはり互いのラリアットをラリアットで切り落とす“豪腕勝負"に。続くラリアットの正面衝突では小島が競り勝ったものの、負けじと潮崎もブレーンバスター合戦を力技のゴーフラッシャーで制してみせた。

 潮崎の後を受けた稲葉も極反り卍固めなどで小島の牙城に迫ったものの、小島もラリアット2連発には仁王立ち。逆に3発目を狙って突っ込んできた稲葉をカウンターのラリアットで刈り取り、一撃で3カウントを奪ってみせた。

 潮崎の眼前で堂々の前哨戦2連勝。すかさずマイクを握った小島は「俺は逃げも隠れもしない。俺が31年間やってきたプロレスを、全力で披露して、このウエスタンラリアットで勝ってやる。このウエスタンラリアットしかないんだよ、俺は! お前みたいな器用なレスラーじゃないんだ」と公然と宣告し、「とりあえず、これは最後に言わなきゃいけない……獲っちゃうぞバカヤロー!!!」と叫んで“初ラジアント"を自ら締めくくってみせた。

 小島は全日本時代にスタン・ハンセンからウエスタンラリアットを“伝授"された過去を持つ。以降、こだわりの一撃で幾多のタイトルを獲得してきた。

 バックステージでも小島は「新日本プロレス、小島聡、第3世代、いろんなものが俺の頭の中に入ってるよ。だけど一番の俺の中に入ってるもの、それは小島聡、31年間のプロレスだ。それをお前にも、ノアファンにも、新日本プロレスファンにも、全国のプロレスファン、全世界のプロレスファンに…見せてやる!」と強調。31年間が凝縮された不沈艦直伝の一撃にこだわり抜いて、今度こそ国内3大メジャータイトル制覇の偉業を射止めてみせるか。

【小島の話】「潮崎豪、どうする? プロレスリング・ノアに来てから4試合こなして、4試合すべてでこの俺がフォール勝ちしてんだ。そんな事実、あっていいのか? 自分でも信じられない。自分のほうが信じられねえよ! 急に強くなっちまった。これをどう見るんだ? 潮崎。本番まで少ししかないぞ? 今の俺はとてつもなく強い。理由は自分で考えろ、潮崎。なんで俺はこんなに強いか、理由を考えろ。新日本プロレス、小島聡、第3世代、いろんなものが俺の頭の中に入ってるよ。だけど一番の俺の中に入ってるもの、それは小島聡、31年間のプロレスだ。それをお前にも、ノアファンにも、新日本プロレスファンにも、全国のプロレスファン、全世界のプロレスファンに…見せてやる!」

【潮崎の話】「リング上で小島聡はなんて言ってた? 31年間のプロレス? じゃあその31年間、俺が全部、俺がすべて飲みこんで、飲み込み尽くして小島聡…イキイキしてる小島聡を倒させてもらう。ノアに上がるようになって、より水を得た魚のようにイキイキしてる。それは凄く感じますよ。それが彼が求めていた闘う場所だと思うし、求めていた刺激だと思うから。やっていて本当に楽しい。でも、このGHCは渡すわけにはいかない。なぜなら俺が…I AM NOAHだ…!」

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