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5/19【NOAH】小川ベルト殴打で報復、HAYATAも翻意で「俺たちがSTINGER」 内紛王座戦、直前でさらに混とん

『Dream on 2022』横浜ラジアントホール(2022年5月19日)
○吉岡世起&進祐哉&HAYATAvs小川良成&藤村加偉&クリス・リッジウェイ×

 小川のベルト殴打にHAYATAの翻意……“負けたらSTINGER脱退"の条件下で行われる5・21大田区大会のGHCジュニアタッグ王座戦「(王者)小川&リッジウェイvs吉岡&進(挑戦者)」は、最後の前哨戦でより混とんの度を深めた。

 STINGER同門対決となるジュニアタッグ王座戦は、吉岡&進組が奇襲や襲撃を仕掛けたことで内紛王座戦へと転調。前夜の調印式では、相次ぐKOの屈辱を受けていた小川が“負けたチームがSTINGER脱退"を持ちかけ、吉岡&進組も承諾していた。

 最後の前哨戦となったこの日は6人タッグマッチで激突。やはり吉岡&進が先手先手で仕掛けて試合をリードし、終盤には吉岡とリッジウェイが激しい蹴り合いを繰り広げる。ここでも競り勝った吉岡がファルコンアローでリッジウェイを突き刺した。

 だが、その背後をベルト片手に小川が急襲。金属部分で吉岡を殴りつけて“報復"に出た。反則のゴングが打ち鳴らされるなか、すぐさま吉岡もジャンピングハイキックで小川を止めるや、進が羽交い締めにして再びバズソーキックで公開処刑を狙う。

 ところが今度は味方に引き入れていたはずのHAYATAが割って入って、身を挺して阻止。そればかりか吉岡&進を蹴散らすや、小川&リッジウェイとともに腕を掲げて結束をアピールした。

 ともあれ小川がベルト殴打で報復し、HAYATAも翻意して王者側が“数的優位"な状況で本番を迎える形に。目前でひっくり返された形となった進だが「面白いね、面白いよ。コトがうまくいかねえよ。そんなのもう後戻りできねえから、獲るしかねえぞ」と自らを追い込んだ。果たしてSTINGERを去るのは吉岡&進か、それともHAYATA&小川&リッジウェイか。内紛王座戦は直前でも混とんの度を増しながら大田区に突入する。

【吉岡の話】「どういうことだよ? 最後なんで(HAYATAは)止めた? なんで止めた!? もういいよ。大田区でベルト、俺らが獲るだけだから」

【進の話】「面白いね、面白いよ。コトがうまくいかねえよ。そんなのもう後戻りできねえから、獲るしかねえぞ。絶対獲ろうね!」

【HAYATAの話】「俺らが…STINGERや」

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