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6/2【CyberFight Festival】各種施策発表 ゴールデンボンバー・喜屋武さんが歌う稲村新テーマ曲投入、長野じゅりあがTikTok委員長就任など

 『CyberFight Festival 2022』(6月12日、さいたまスーパーアリーナ※CFF)に向けた会見が2日、都内ホテルで開かれ、条件付き動画撮影の許可や稲村愛輝、東京女子プロレスの新テーマ曲披露など、さまざまな施策が発表された。

 CyberFightグループが一堂に会する年に一度の祭典まで、残り10日。「お祭りカウントダウン」と銘打たれたこの日の会見では、“祭り"を感じさせる様々な企画が投入されることになった。

 会見には高木三四郎社長、丸藤正道副社長らがハッピ姿で登場。当日は縁日ばりの『サイフェス広場』が設けられ、グループ各団体に関連する各種ブースが賑わいに華を添える。スペシャルリングアナウンサーを小林真治さん、ケリー隆介さんが務めるほか、『サイバージャパンダンサーズ』によるハーフタイムショーも展開されることになった。

 また、DDT同様のレギュレーションで観衆による動画撮影も許可されることになった。撮影機材はスマホに限り、1分以内であれば撮影可能。大会当日までYouTubeやツイッターの“スペース"を利用した企画も連日行われる。フォロワー90万人を誇る東京女子の長野じゅりあが“TikTok委員長"に就任し、DDTやノアのTikTo運営についても監修していくという。

 そしてノア稲村愛輝、東京女子プロレス団体テーマ曲のリニューアルも決定。CFFで初披露される。いずれも『ファイナルファンタジーXIV』などのゲームミュージックを手掛ける祖堅正慶さん(スクウェア・エニックス所属サウンドエディター)が作曲。稲村新テーマ曲については『半熟英雄』などに携わったスクウェア・エニックスの時田貴司さんが作詞し、『ゴールデンボンバー』の喜屋武豊さんが歌い上げた高揚感ある一曲に仕上がった。

 祖堅さん、時田さんとともに会見した稲村は「とにかくテンションの上がる曲。僕のことを知ってくださっていて、デモをいただいた時からこれで入場したい気持ちが湧き上がった。この曲に恥じない試合をしないといけない」と表情を引き締めた。

 各種施策の詳細は特設サイト(https://series.cyber-fight.co.jp/)に掲載。稲村の新テーマ曲発表会見における稲村、祖堅さん、時田さんのコメントは以下の通り。


【会見の模様】
▼稲村「プロレスリング・ノアの稲村愛輝です。会社の方からコスチュームも変わって、また一つ新たに入場曲も変えようじゃないかという提案をいただきまして、自分もぜひよろしくお願いしますと言ったら、まさかのスクエアエニックスさんとコラボで。そして祖堅さん、時田さんに曲を作って、詩を書いていただくという。そして喜屋武さんにボーカルを務めていただいたという経緯でございます。本当に驚きましたけど、とてもうれしく思っております。ありがとうございます」

――初めて聞いた時の感想は?

▼稲村「もうとにかくテンションが上がる曲だなというのがまず最初の印象で、祖堅さんと最初にお話しさせていただいた時に、自分の好きな曲のジャンルだとかそういうものを聞いていただいたりとか、祖堅さんと初めてズーム越しでお会いした時に僕の試合を見てくださってることとか、僕のことを凄く知ってくださってる。それでこの曲を作っていただいて、本当に最初にデモをいただいた時から、これで入場したいという気持ちがすぐ沸き上がってきました」

――オファーがあった時の感想は?

▼祖堅さん「正直びっくりしたんですよね。私、株式会社スクエアエニックスというところでゲームを制作してるんですけど、弊社の方にはプロレス好きが数多く在籍しておりまして、その中で特に横にいる時田とはよくプロレスの話をしていたもので、今回このお話をいただいて、選手に新しい曲を提供することがどれだけ大事なことか重々、プロレスファンとしては心得てるので、本当に今回、大変光栄に思いまして、喜んでやらせていただきたいということで、お受けさせていただきました」

――どのようなことをイメージして作曲した?

▼祖堅さん「稲村選手のまっすぐな試合というか、なおかつ好きなジャンルとかも聞いたんで、こういう感じで花道を歩いてほしいなってところをかなり想像して作りました」

――なぜボーカルを入れようと思ったのか、また喜矢武豊さんを起用した理由は?

▼祖堅さん「やっぱりインパクトがほしいなと思って。稲村選手の試合ってやっぱり体もでかいという言い方もあれですけど、インパクトが凄くあるので、それを音楽でも表現したいと思った時に、歌があった方がインパクトあるかなと思いまして。歌を入れたいなと思った時に頭になんか知んないけど、ふっと浮かんだのが喜屋武さんの声だったんですよね。何でかというと日頃ゲーム仲間で、ゲームよくやってるんですけど、その時の声がパーンって思い浮かんだんで、ちょっと歌ってもらおうかなと思ってオファーをしたところ、『僕でいいんですか?』って感じで受けてくださってですね、今回こういう形に残せたということになりますね」

――歌詞のイメージは?

▼時田さん「僕もお話をいただいた時に、ゲームに必ずプロレスのネタを入れるぐらいプロレス好きなので、非常に光栄なお話で、ついに夢がかなったということで、僕も過去最高の仕事をしないといけないなというプレッシャーがあったんですが、稲村選手の試合を拝見して、ツイッターとかいろいろコメントなども拝見して、本当にひたむきに体一つで全部背負って一網打尽にしていく気持ちのいいプロレスで。僕らデジタルでチマチマ、ゲームを作ってるんですけれども、そこと相反しながらも戦いで生き様をどう表現するかみたいなところで、シンプルだけど力強い稲村選手のスタイルに物凄く感銘を受けて。キーワードもいくつか必殺技の名前とかいただいてたんですけど、それも活かしつつ、なおかつ稲村選手へのエールであり、また自分たちも日々、頑張らなきゃいけないなとか、これを聴いたみなさんも元気が出るような。最終的には皆さんへのエールにもなるような、いい詩が書けたんじゃないかなと思っております。稲村選手がこの曲で入場してくるのを僕が一番楽しみにしてるかもしれません。期待しております」

▼喜屋武豊さんのコメント(代読)「正直なところ、なぜゴールデンボンバー、ボーカルの鬼龍院翔ではなく、なぜ歌が素人の僕が? という気持ちでした。作曲者の祖堅さんがすぐ僕を思い浮かべたということで、ありがたく、格闘家になったつもりで気合と勢いで歌わせていただきました。僕の歌のせいで稲村選手のイメージが悪くならないことを祈ります。そのためにも稲村選手、頑張ってください」

▼稲村「イメージが悪くなることなんか絶対ないと思いますし、僕が逆にこの素晴らしい曲で入場して、その曲に恥じないような試合をしなきゃいけないという気合がますます入りました」

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