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6/4【大谷晋二郎エイド】元ZERO1・大森が快勝 佐々木貴「みんなでずっと大谷さんのバックアップを」

『押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1! 大谷晋二郎エイド!!何度でも立ち上がれ!』東京・大田区総合体育館(2022年6月4日)
佐々木貴
○大森隆男&ヨシタツ&佐々木貴vs太嘉文&TAJIRI&横井宏考×

 元ZERO1の大森がアックスボンバーで快勝。佐々木は「みんなで大谷さんをバックアップしていきましょうよ。ずっと助け合いましょう、みんなで!」と呼びかけた。

 第8試合に組まれたのは6人タッグマッチ。元ZERO1で現・全日本の大森がヨシタツ&貴とトリオを結成し、太嘉文&TAJIRI&横井と対戦した。元ZERO1で久々のリング登場となった横井のボディブロー連打を浴びた大森が腕攻めに捕まったが、ヨシタツが大谷ばりの顔面ウォッシュをさく裂。ならばと太嘉文が払い腰などの柔道殺法で攻め立てた。

 すると貴が「アイ・ラブ・大谷さん!」と叫んでゼロ戦キックやブレーンバスターで挽回。大森が横井のキャプチュードで投げ飛ばされたが、ヨシタツと貴がサンドイッチサッカーボールキックで援護射撃。すかさず大森がフルネルソンバスター、アックスボンバーでたたみかけて3カウントを奪った。

 大森が大谷エイドで快勝。「今日は大谷選手を元気づけるための大会なんだから。悔しい思いをして、絶対リングに戻ってくるぞ!っていう風に大谷に思わせないと」との思いで戦った結果、勝利を手にした。

 一方、貴は「大谷さんとリング上で関わったことは少ないんですけど、リング外でお話することが多くて。お互い団体を引っ張るものとして相通じる部分、同じ思い、見えない部分での苦労…いろんなことを話してきたんで。無念でしょうがないと思う」と同じ団体の長として思いを共有してきたといい、大谷の今の心境を気遣った。そして「だからプロレスファンの皆さん、メディアの皆さんもみんなで大谷さんをバックアップしていきましょうよ。ずっと助け合いましょう、みんなで!」と呼びかけた貴は「そのきっかけになる大会だ、今日は。大谷さんのことを常に考えていきましょう!」と声を大にして訴えていた。

【試合後の大森&ヨシタツ&佐々木】
▼ヨシタツ「キャリアが上の先輩と組ませてもらって、佐々木さんとは初めてで。俺まだまだだな、って思いましたね。俺らの世代って若手に押されてく世代なんですけど、そんなこと思ってちゃダメだなって」

▼大森「ダメだよ! 国王なんだから、キングなんだから」

▼佐々木「今いくつ? 44? まだまだだよ! ワタクシ47ですよ! 大森さんいくつだと思ってんだよ!」

▼大森「俺は今年53だぜ? そんなことより今日は大谷選手を元気づけるための大会なんだから。悔しい思いをして、絶対リングに戻ってくるぞ!っていう風に大谷に思わせないとダメだと俺は思うよ」

▼ヨシタツ「俺らの前の試合でみんな大谷さんの顔面ウォッシュを使ってましたけど、俺も普段から使ってるから。俺もやんないとダメだなと思って、意地でもやりましたよ」

▼大森「一番、顔面ウォッシュの魂が入ってたよ」

▼佐々木「大谷さんとリング上で関わったことは少ないんですけど、リング外でお話することが多くて。お互い団体を引っ張るものとして相通じる部分、同じ思い、見えない部分での苦労…いろんなことを話してきたんで。無念でしょうがないと思う。だからプロレスファンの皆さん、メディアの皆さんもみんなで大谷さんをバックアップしていきましょうよ。ずっと助け合いましょう、みんなで! そのきっかけになる大会だ、今日は。大谷さんのことを常に考えていきましょう!」

【太嘉文の話】「今日の相手が、そしてTAJIRIさんがどういう人たちか分かってる。だからこそ何かを起こしたかった。タッグチャンピオンなんだ。今日のあのカードのなかで、俺だけが唯一ZERO1なんだよ! だからこそ何かを残さなきゃいけなかった。何が残った? 俺に触れて、大森隆男、ヨシタツ、佐々木貴、そして世界のTAJIRI、何を感じたんだ? 俺はそれだけが知りたい。ほんのちょっとでも何かを感じたんだったら、俺はそれを誇りとしてこれからもZERO1戦士として闘っていく」

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