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6/11【CyberFight/NOAH】RVDが来日会見「22歳の頃のような…」、小川良成との邂逅にも感慨 CFF前日に外国人選手が会見

 あす(12日)に迫ったCyberFightグループの祭典『Cyber Fight Festival 2022』(さいたまSA※CFF)に出場するロブ・ヴァン・ダム(RVD)が11日、都内ホテルで来日会見。“RVD健在"の証明に意欲を示したうえで、小川良成との邂逅に胸を高鳴らせた。また、“日本vs世界"の構図となる10人タッグマッチに出場する外国人5選手も会見し、意気込みのほどを語った。

 今年のCFFにおける目玉のひとつとなったRVD参戦。前夜(10日)来日して会見に臨み「約30年前、日本に初めて来たとき、どの選手からもリスペクトされるようにと必死に試合をしていたことをよく覚えています。今こうしてまた日本に来て試合ができることを凄くうれしく思っています。今回の試合ではまだまだロブ・ヴァン・ダムがやれる、というところを皆さんにお見せしたい」と“原点"を見つめつつ、健在っぷりの証明を約束した。

 若手時代は全日本プロレスに参戦していたRVD。CFFでは6人タッグマッチで小川良成&HAYATAと組んで、清宮海斗&原田大輔&YO-HEY組と対決するが、やはり思い入れが深い存在として“小川"の名を挙げた。

 かつて小川とは世界ジュニア王座を懸けて2度対決。(※1995年10月7日・長岡、1997年5月21日・徳島で、いずれも小川がバックドロップホールドで勝利) 会見でRVDは「小川さんと試合をするのは凄く楽しかった、ということを覚えています。小川さんは外国人選手といることが多かったので、よく知っていますし、皆さんご存じのとおり素晴らしい技術と様々な知識を持っている」と思いをめぐらせたうえで、「今こうして2022年、小川選手と一緒に同じチームとして試合ができるということは歓迎すべきサプライズ。一緒に試合をすることをとても楽しみにしています」と邂逅に胸を高鳴らせた。

 相手の清宮&原田&YO-HEYについても「素晴らしい選手だと思う。同時に試合が終わるころには3人ともが自分から影響を受けて、何かを教えることができるんじゃないかなと思っています」と試合を通じての“手ほどき"に意欲。51歳ながら「まるで22歳のRVD、デビューしたての頃のRVDのような感じで、全く変わらない姿を皆さんも見られると思います。世界中からたくさんの方が見ると思いますが、また絶対RVDに日本に来てもらいたいと思ってもらえる大会になると思います」と自信たっぷりに話した。

 会見におけるRVD、外国人選手のコメントは以下の通り。

【RVD会見の模様】
▼RVD「コンニチハ、エブリバディ。初めて日本で試合をしてから約30年ぐらい経ちます。皆さんもご存知かもしれませんが、約30年前に日本に初めて来たとき『どの選手からもリスペクトされるように』と必死に試合をしていたことをよく覚えています。その時は未だにこうして試合をしているとは思っていなかった。今こうしてまた日本に来て試合ができることを、ひじょうに嬉しく思っています。今回の試合では『まだまだロブ・ヴァン・ダムはやれる』というところを皆さんにお見せしたいと思っています」

――全日本時代に対戦したパートナーの小川選手については?

▼RVD「若い時は、どちらかといえば前半の方の試合で、とにかく上に上がろうと頑張っていた時期。その当時、小川さんも同じように若手として切磋琢磨していました。当時、小川さんと試合をするのは凄く楽しかった、ということを覚えています。小川選手は外国人選手といることが多かったので、その時から小川さんのことをよく知っていますし、皆さんもご存じの通り、小川さんは素晴らしい技術を持っていて、プロレスに関する様々な知識も持っている、ということは私もよく分かっています。若いころから試合を重ねてきて、今こうして2022年、小川選手と一緒に同じチームとして試合ができるということは歓迎すべきサプライズとして、とてもうれしく思っています。自分自身、小川選手と一緒に試合をすることをとても楽しみにしていますし、皆さんも自分たちが試合をする姿を楽しみに待っていてほしいと思います」

――ノア提供試合となるが、ノアも含めてサイバーファイトフェスティバルというイベントの印象というのは?

▼RVD「とてもこのエキサイテイングな大会に出場できることをまず嬉しく思っています。残念ながら他の選手、関係者の方たちと比べて、まだその歴史、意味合いがわからない部分は多くあるんですが、明らかにこの大会が大きな大会で、より多くの人が携わっていることからも、とてもエキサイティングな大会になると思っています。そして、その中で試合ができることはとても嬉しく思っていますし、おそらく試合をした時にまるで22歳のRVD、デビューしたての頃のRVDのような感じで、全く変わらない姿を皆さんに見せられると思います。そしてこの大会、世界中からたくさんの方が見ると思いますが、誰もがおそらく思うことだと思うんですが、この大会にRVDを呼んでよかった、また絶対RVDに日本に来てもらいたい、そういった大会になると思っています」

――対戦する清宮、原田、YO-HEYの3選手の印象はある?

▼RVD「この試合が組まれたということは、この6人の選手全員がこの試合に出るに値する選手だということ。対戦相手の3人も、当然素晴らしい選手だと思います。ただ一つ教えておきたいのが、昔の全日本時代のことですが、ツアーに出たいと思っていても、自分がツアーに出られずにいた時ももちろんありました。そうした時、他の日本人選手たちがどんどん自分の技を盗んで使ってたんですね。それでまた日本に戻ってきたときに、これはRVDが使ってた技だということで、みんなリスペクトしてくれるようになりました。今回の対戦相手の3人というのは、自分に凄く影響を受けるんじゃないかと。自分が技を出したりするときには、どこでどういう技を使うかということを理論的に考えてやっていますから、そういったことも全て含めて、昔もそうだったように、試合が終わるころには3人ともが自分に影響を受けて、みんなに自分の凄さというものを教えることができるんじゃないか、と思っています。アリガトウゴザイマス」


【外国人選手会見の模様】
▼対戦カード
ティモシー・サッチャー
サイモン・ゴッチ
レネ・デュプリ
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.
マイケル・エルガン
vs
稲葉大樹
谷口周平
マサ北宮
藤田和之
杉浦貴

▼サッチャー「まず最初に、こうして日本に来られたことを凄くうれしく思っています。ありがとうございます。明日の試合ですが、これはヘビー級同士の対戦で、ノア・インターナショナルvsノア・ジャパンの対戦だと思っています。この中で自分の力を世界に見せつけて試合を行いたいと思っていますし、明日の試合を凄く楽しみにしています」

▼ゴッチ「プロレスリング・ノアというのはこれまでの歴史の中で素晴らしい外国人選手たちが揃っている団体だと思います。その団体としてこのサイバーファイトフェスティバルで試合ができることを凄くうれしく思っています。その中でこうして揃っている自分たちを見ていただいてもわかると思うんですが、最高の外国人選手たちが揃っていると思います。この5人で日本のノアの選手たちと戦って、なぜノアというのが今までも、そしてこれからも素晴らしい外国人選手を揃えているのかを皆さんにお見せできるのではないかと思っています」

▼デュプリ「こんにちは。レディース・アンド・ジェントルマン。明日の試合というのは通常の10人タッグマッチということではないと思います。ここには北アメリカから、メキシコから最高の選手が揃っている。そういった5人が日本のノアの選手たちと戦うわけです。確かに日本の選手たちはホームであるわけだから有利かもしれませんが、どうなるかというと自分たちの方が上手だということを試合で見せつけたいなと思っています」

▼ワグナーJr.「自分はメキシコから来ているわけで、メキシコを代表してこの大会、試合に出ることを凄くうれしく思っています。最高の試合になると思います。ぜひ皆さんには見ていただきたいと思っていますし、こうしてここにカードをくれて、自分を呼んでくれたことをとてもありがたく思っています」

▼エルガン「明日の試合なんですが、そこには憎しみなどがあるわけではありません。対戦相手側を見てみれば、自分のパートナーである選手もいるわけですから。ただ、こちら側のチームはなぜ5人がノアにいるのか、ノアの選手であるのかはそれぞれに素晴らしい選手だから。自分たちがこうして集って試合に出るんだと認識しています。そして明日の試合を見ればわかると思います。どちらがいいチームか。いいチームが勝つんだということです」

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