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6/15【Fortune Dream】CIMA&T-Hawk快勝、アジアタッグに色気 ジェイクはCIMAに一騎打ち要求

『Fortune Dream 7』東京・後楽園ホール(2022年6月15日)
○T-Hawk&CIMAvsジェイク・リー&大森北斗×

 #STRONGHEARTSのCIMA&T-HawkがFortune Dreamに初見参。全日本の北斗を怒とうの好連係で撃破すると、アジアタッグ王座挑戦に色気。一方、ジェイクはCIMAに一騎打ちを要求した。

 初参戦となる#STRONGHEARTSのCIMA&T-Hawkが、全日本のジェイク&北斗と激突した。ジェイクは全日本6・19大田区大会で三冠王座挑戦を控えている。現アジアタッグ王者の北斗(パートナーは児玉裕輔)も初参戦となった。

 ジェイクとCIMAが刺激的な先制争いを繰り広げると、北斗はT-Hawkを挑発。「なめんな田舎もんが!」と同じく北海道出身にもかかわらず罵声を浴びせると、互いに髪を引っ張り合い、ショルダータックルでぶつかり合った。逆水平を効果的に放ったT-Hawkが競り勝つと、そのままストハーが流れるような連係で北斗を攻め込んでいく。CIMAはハサミを持ち込み、北斗の髪の毛を切ろうするが、和田京平レフェリーが阻止。CIMAは「切るとこないやろ」と悪態をついた。

 T-Hawkがコーナーに上がった瞬間、横やりを入れたジェイクがフロントハイキックをぶち込んで場外に蹴落とした。試合を立て直したCIMAが「いくぞ!」と小橋ばりに握り拳を作り、コーナーに上がった場面でもジェイクが叩き落として阻止。一気にT-Hawkを攻め立て、流れは全日本軍に傾く。ストハーが反撃に出ても、試合権のない北斗がCIMAの足をすくって妨害する。T-Hawkが相手になると、ジェイクが加勢し、北斗のローリングエルボー、ジェイクのヒザ蹴り、北斗のダイヤモンドカッターが立て続けに火を吹いた。

 しかし、北斗の無想一閃は決まらず。T-Hawkは「なめんな!」とナックルパンチを一閃する。飛び込んだジェイクがストハーの2人を蹴りつけて高笑いを浮かべるも、コーナーに上がったところで、T-Hawkが先ほどのお返しとばかりに逆水平を見舞って場外に叩き落とす。孤立した北斗にT-Hawkがニーアッパーをぶち込むと、中腰になった背中にCIMAがダイビングダブルニードロップを投下。その勢いのままに、CIMAは場外のジェイクへトペスイシーダを敢行した。止まらないT-Hawkはウラジゴクで北斗を引っこ抜くと、最後はナイトライドで3カウントをもぎ取った。

 怒とうの連係で北斗を下し、初参戦を快勝で締めくくった#STRONGHEARTSの2人。小橋の前で握り拳を作ってみせた。バックステージではCIMAが「最近、Tはチャンピオン・カーニバルに出たり、三冠に挑戦したり、全日本づいとるけど、俺久しぶりやから、全日本に触れるのは。なんだ、あれは? つゆだく? 小盛りか? 中盛りか? 大盛りか」と北斗を挑発。「T-Hawk&リンダマンからアジアタッグ獲ったんやな? Tはまだまだ諦めへんし、俺も協力してもらったらまだ取れる。GLEATの名前を上げるためには、まだまだもらえるベルトはナンボでももらいにいくからよ。全日本プロレス、これで完全に俺らコンテンダーに入ったんちゃうか?」とアジア獲りに色気を見せ、「T&CIMAで獲れないわけないよ」と自信を示した。

 一方、ジェイクは「Fortune Dreamのリングでもいい。向こうのGLEATのリングでもいい。俺はいつでも戦えるぞ。CIMA、シングルでやろうよ。なあ? お前はジュニアもヘビーもそんなの関係ない。そうだろ? ならやろうぜ」とCIMAに一騎打ちを要求。その言葉を伝え聞いたCIMAも前向きな姿勢を見せていた。

【試合後のCIMA&T-Hawk】
▼CIMA「最近、Tはチャンピオン・カーニバルに出たり、三冠に挑戦したり、全日本づいとるけど、俺久しぶりやから、全日本に触れるのは。なんだ、あれは? つゆだく? 小盛りか? 中盛りか? 大盛りか」

▼T-Hawk「大森ですよ」

▼CIMA「こっちはな、特盛りやぞ、コラ! でも、ジェイク・リー。あいつは冗談通じんな」

▼T-Hawk「通じないですね。やっぱり化け物揃いの全日本プロレスの中でも、ジェイク・リーは」

▼CIMA「最後トペにいったけど、はね返されたみたいな。壁にぶつかったみたいな。あれがオールジャパン、全日本の大きさや。でも、俺らも海外で2mクラスと試合してきたんや。どんな相手でも、小っちゃい選手、150cmの選手も、女子の選手もやってきた。でも、どんなスタイルでもいくから。大森北斗」

▼T-Hawk「北斗!」

▼CIMA「いったるぞ。T-Hawk&リンダマンからアジアタッグ獲ったんやな? Tはまだまだ諦めへんし、俺も協力してもらったらまだ取れる。GLEATの名前を上げるためには、まだまだもらえるベルトはナンボでももらいにいくからよ。全日本プロレス、これで完全に俺らコンテンダーに入ったんちゃうか? ナンバーワン、ナンバーツー知らんけど」

▼T-Hawk「いきましょう、いきましょう」

▼CIMA「T&リンで負けて、T&CIMAで獲れないわけないよ」

▼T-Hawk「ありえないですね」

▼CIMA「ちょっと興奮して俺ばっかり喋ってしまったけど」

▼T-Hawk「全然大丈夫ですよ。ここまで喋られたら、喋ることもないけどよ。今日、CIMA以外の3人、なんと北海道出身の3人組なんですよ。ジェイク・リー、そして大森北斗、そしてT-Hawkですよ。でも、僕的にはね、北海道苫小牧市が最高で最強だと思っているんで」

▼CIMA「ちなみにジェイク・リー選手はどこ出身?」

▼T-Hawk「北見です」

▼CIMA「北見ね。大森北斗は?」

▼T-Hawk「江別です」

▼CIMA「北海道の人間じゃないから言いますけど、北海道で都会って言ったら、札幌と苫小牧」

▼T-Hawk「間違いないです」

▼CIMA「以上なんです。苫小牧までなんです。苫小牧から1mでも出たら、それはもうど田舎です」

▼T-Hawk「おい、そういうことだからな。北海道、前も言ったかもしれないけど、俺たち見た目はクールかも知れないけど、内側は物凄くホットだからよ。それ以上に、我々GLEATはその上のさらにGLEATにホッとしてるからよ。全日本プロレス、まだまだGLEATしていこうぜ」

▼CIMA「よし、拳握っていくぞ!」

▼T-Hawk「よし!」

――ジェイク選手がシングル戦を要求していたが?

▼CIMA「来月、チャンピオン・カーニバル開けとけ」

▼T-Hawk「そういうことだ!」

▼CIMA「三冠獲ったらいつでもやったるぞ」

【試合後のジェイク&北斗】
▼北斗「一番嫌い! 一番嫌いだわ。そういうさ、四天王とかさ、レジェンドとかそういう言葉がさ。なにやったってさ、ヤツらがまだまだまとわりついてくるんだよ、全日本プロレス。でも、今日さ、そんなヤツにチャンスなんかもらっちゃったからさ。皮肉なもんだけど、あいつを踏み台にして上に行ってやろうと思ったんだけどな。あああ」

▼ジェイク「おい、お前もうちょっとやりたくないか、あいつらと」

▼北斗「足りないよ。全然足りないでしょう」

▼ジェイク「Fortune Dreamのリングでもいい。向こうのGLEATのリングでもいい。俺はいつでも戦えるぞ。CIMA、シングルでやろうよ。なあ? お前はジュニアもヘビーもそんなの関係ない。そうだろ? ならやろうぜ。俺の三冠戦後でもどこでもいい。やろうぜ。もっとお客さん盛り上げようぜ。ハハハ!」

▼北斗「まあ、気が乗れば、アジアも挑戦してくれ」

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