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6/21【新日本】G1へ鷹木が内藤&SANADAにメッセージ「準決勝と決勝、俺らでやったらいいんじゃないの?」

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年6月21日)
○BUSHI&内藤哲也&鷹木信悟&SANADAvsオカダ・カズチカ&真壁刀義&天山広吉&藤田晃生×

 藤田が鷹木に奇襲するなど大奮戦を見せたが、最後は玉砕。鷹木はG1へ向けて内藤とSANADAに「準決勝と決勝、俺らでやったらいいんじゃないの?」とメッセージを送り、L・I・J対決の実現を描いた。

 第5試合に組まれたのは内藤&鷹木&SANADA&BUSHIのL・I・Jカルテットが&真壁&天山&藤田と激突する8人タッグマッチ。藤田がゴングを待たずに仕掛けた。鷹木にドロップキックで奇襲攻撃に出たのだ。なおもエルボーを連発し、先輩たちの助けを借りて4人連続串刺し攻撃をお見舞い。鷹木をボディスラムで投げた藤田は逆エビ固めで捕らえて気を吐いた。

 その後、待っていたのはL・I・Jの手厳しい倍返し。鷹木はショルダータックルでねじ伏せ、ステップキックを連発。ショルダースルーで投げ飛ばし、ダブルチョップを打ち込んだ。BUSHIはサッカーボールキックで蹴り飛ばし、内藤はネックロックで絞め上げた。それでも藤田は内藤とSANADAにドロップキックを見舞ったが、BUSHIのエルボーを食らって腰砕けに。バックドロップからの逆エビ固めに捕まった。

 それでもオカダ、天山、真壁が援護に回ると、オカダのゲキを受けた藤田がBUSHIにエルボー連打で立ち向かった。首固めで丸め込んだが、BUSHIの追尾式ドロップキックで止められてしまう。フィッシャーマンスクリューは3カウント寸前に返したが、最後は逆エビ固めに捕まってギブアップした。

 藤田が奮戦を見せたものの玉砕。試合後も内藤に逆エビ固め、鷹木にサソリ固めで絞め上げられてL・I・Jの洗礼を受けた。「このチャンスを死んでも掴まないと。相手は全員チャンピオンクラス。普通の戦いをしていても仕方ない」との思いで出陣したものの返り討ちにされた。それでも「ヤングライオンだからって負けてしまう。そんなことは1ミリも考えてない」と言い切った藤田は「チャンピオンだろうと誰だろうと、いつも勝ちを狙ってます。もっともっと強くなります」と誓ってみせた。

 そして試合後、内藤、鷹木、SANADAの3人がリング中央で向き合った。3人とも今夏G1出場が決まり、SANADAがBブロック、内藤がCブロック、鷹木がDブロックにそれぞれエントリー。そこで鷹木は「準決勝と決勝でやったらいいんじゃないの? 俺ら。その時が勝負だからな」と投げかけた。L・I・Jとの直接対決を描いていたものの別ブロックとなったことで、鷹木は「勝ち上がれば準決勝、決勝で当たる可能性は大いにある! ってことは何が何でもDブロック、俺が勝ち進むからな!」と決勝トーナメントで同門対決を実現させる構えだ。

【試合後の内藤】
▼内藤「昨日はTシャツのことで頭がいっぱいになってしまって、リストバンドするのを忘れたまま試合してしまったよ。これは全てこのTシャツのせい、つまり東京スポーツ岡本記者のせい。(岡本記者に)あなた、この責任どう取るおつもりですか?」

▼岡本記者「あまり関係ないんじゃないかと……」

▼内藤「え? もっと大きい声で言ってください!」

▼岡本記者「あまり自分は関係ないんじゃないかと思います」

▼内藤「何でもいいや。でもこのTシャツ、だいぶ評判がいいらしいじゃないですか。週刊プロレス市川記者も欲しいって言ってましたよ。ねぇ? 市川記者!」

▼市川記者「言った記憶ないです(笑)」

▼内藤「(市川記者に)10枚? 20枚? 50枚! 今度送りますよ(ニヤリ)。それ以外にも欲しいって声が多数届いたからさぁ、大量発注しておきましたよ。送り先はもちろん、東京スポーツ、岡本記者の自宅にね。届き次第、あなたのお力で、ぜひこのTシャツを完売させてください。完売させた暁には、またファミレスにご招待しますよ。大丈夫、君ならできるよ。じゃ、次はどこかな? ファミレスかな? またファミレスでお会いしましょう。アディオス!」

【鷹木の話】「バカヤロー、藤田! 顔じゃねぇんだよお前。分かるか? おい。顔じゃねぇんだよ藤田! 誰にケンカ売ってんだ、あのヤロー。んで、あっさり負けやがって。次からあいつは“ノーフェイス藤田"に改名しろって。ノーフェイスだ。(上を指して)何だ今、『G1 CLIMAX』の公式戦発表か。まぁブロック分け決まったから関係ねぇよ、どこで誰とやろうが。なぁ。初シングルはYOSHI-HASHI、フィンレー、ファンタズモか。上等だよ。それから因縁の! オスプレイとも当たるなぁ。さっきリング上でもしゃべったけどよぉ、今年こそはSANADA、内藤と当たると思ったけど、まぁブロックは違っても勝ち上がれば準決勝、決勝で当たる可能性は大いにある! ってことは何が何でもDブロック、俺が勝ち進むからな!」

【BUSHIの話】「いやぁ、面白いね。若手と絡むのってのは、そうないから。しかし油断大敵だよ。ヤングライオン、いつ俺だって狙われるか分かったもんじゃないからな。そこだけは気をつけないと、いけないよね」

※SANADAはノーコメント


【オカダの話】「ヤングライオンの勢いってのはすごい感じましたし、昨日に比べて今日の方がよかったんじゃないかなと思います。そして『G1 CLIMAX』の対戦カードも発表されて、去年の覇者として、しっかりと気合いを入れて盛り上げていきたいと思います。3年ぶりの夏、よろしくお願いします」

【真壁の話】「気持ちは分かるけどよぉ。おい、ヤングライオン、気持ちは分かるよな。気持ちは分かるし、あれがなかったらクソ野郎だ。クソ以下だ、このヤロー! だけどな、対戦相手考えろって! 無謀にもほどがあるだろって! バカヤロー、お前。あいつの特攻精神はいいぜ。いいけどな、ナメんなってバカヤロー! 俺たちをナメんなって。もっと信頼して俺たちのバックアップに任せろって。あれだけ行ったら叩き潰されんの分かんだろって。あぁ!? 無謀すぎる。実力のなさを知れって。(一度立ち去りかけて)ただよ、あの特攻精神だけは認めてやる。あれがなかったらクソ以下だ。いいんじゃねぇか」

【藤田の話】「(フラつきながらインタビュースペースにたどり着くと)このチャンスを死んでも掴まないと。そう思ってやってきました。ヤングライオンは今日、自分一人。相手は全員チャンピオンクラス。普通の戦いをしていても仕方ないっす。ヤングライオンだからって負けてしまう、そんなことは1ミリも考えてないっす。チャンピオンだろうと誰だろうと、いつも勝ちを狙ってます。もっともっと強くなります! ありがとうございました!」

【天山の話】「オーケイ、藤田! 藤田よ、一人でね、4人相手に立ち向かって、やられてもやられても立ち向かう。俺らは手ぇ出さなかった。あいつにとって、これも一つの試練。ヤングライオンとか関係なしに藤田、お前が突き抜けるためにやるしかないんや。自分の力でやるしかないんや! 絶対上がってみせろよ。このまま負けてたまるかって。このまま上がっていけって。絶対突き破って、『ヤングライオン? ふざけんな、やってやるよ』っていかなアカンぞって。頑張れ!」

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