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6/27【新日本】元WWEセザーロ改めカスタニョーリAEW電撃登場 ザックと再会熱戦

『AEW x NJPW FORBIDDEN DOOR』米イリノイ州シカゴUnited Center(2022年6月26日※現地時間)
○クラウディオ・カスタニョーリvsザック・セイバーJr.×

 元WWEのセザーロがクラウディオ・カスタニョーリにリングネームを戻してAEWに電撃登場。思わぬ“再会"となったザックと激闘を展開した。

 新日本&AEWの合同興行。もともとは「ブライアン・ダニエルソンvsザック・セイバーJr.」の世界的テクニシャンマッチが組まれていたものの、ダニエルソンが無念の負傷欠場。同時に「俺の信頼できる男を用意した」と謎の代役を指名していた。

 現れたのは2月にWWEとの契約を満了したばかりのセザーロだった。シカゴの観衆もWWEのトップ戦線で活躍し続けた男のサプライズ登場を総立ちで大歓迎。リングネームをノア参戦時などでおなじみのカスタニョーリに戻してザックと対峙した。

 ともに一時はノアの常連外国人だった。久々の再会は思わぬ形に。ゴングが鳴るなりカスタニョーリがいきなりWWE時代のフィニッシャー・ニュートラライザーをぶっ放して秒殺か…?と思いきや、ザックも肩を上げる。その後も歩きながらのブレーンバスターなどでザックを押しまくった。

 苦境が続いたザックもあらゆる手段で手足を攻め立てて応戦したものの、カスタニョーリもパワー&テクニックで簡単には極めさせず。三角絞めを持ち上げてリング上に投げ入れる荒業も繰り出した。

 なおもザックはコーナー上で卍固めで絡みつくなど“どこでも極める"スタイルを貫いたが、セザーロはやはりことごとくナチュラルパワーで突破。得意のジャイアントスイングは腕攻めの影響で5回転止まりだったものの、シャープシューターで仕留めにかかった。

 ところがザックは巧みにヒールホールドで切り返すや、複合式のアキレス腱固めに変化。逃れられてもスリーパーからの変型羽根折り固めでギブアップを迫ったが、カスタニョーリはロープに逃れてみせる。ならばとザックは打撃戦…とみせかけてのヨーロピアンクラッチで丸め込んだ。

 だが、カスタニョーリはこれもクリア。逆に上空ホイップ式のエルボースマッシュ、左ラリアットで一気に押し込むと、立て続けにクロスアーム式のパワーボム、リコラボムで叩きつけて3カウントを奪い去った。

 シカゴの観衆も熱闘に拍手喝采。同時にAEWの新たな登場人物となったカスタニョーリを歓迎した。

プロ格 情報局