6/27【新日本】鷹木がスティングと豪華競演 ファンタズモとのG1前哨戦制す
『AEW x NJPW FORBIDDEN DOOR』米イリノイ州シカゴUnited Center(2022年6月26日※現地時間)
○鷹木信悟&スティング&ダービー・アリンvsマット・ジャクソン&ニック・ジャクソン&エル・ファンタズモ×
鷹木がスティングと合体。ファンタズモとのG1前哨戦を制し、シカゴで存在感を見せつけた。
スティングは元WCW世界ヘビー級王者。グレート・ムタのWCW時代のライバルでもあり、90年代の新日本に何度も参戦した。そのリビングレジェンドと同じコーナーに並び立ったのが元IWGP世界ヘビー級王者の鷹木。アリンとのトリオでヤングバックス&ファンタズモと激突した。ヤングバックスはBULLET CLUBに限定復帰となった。
スティングは場内が暗転する中、ステージ上からプランチャを敢行して入場直後のヤングバックス&ファンタズモの出鼻をくじいた。鷹木はG1で同ブロックとなったファンタズモをショルダータックルやブレーンバスターで圧倒。スティングとのダブルショルダータックル、エルボードロップ、セントーンを交互に見舞うと、拳を合わせて場内を沸かせた。
その後、アリンがヤングバックスの合体フットスタンプ&フェースバスターを食らって劣勢に。それでもマットをカナディアンデストロイヤーで突き刺して突破口を開くと、タッチを受けた鷹木が逆水平とグーパンチを交互に連打。ニックが介入しても鉢合わせにし、マットをネックスクリューで叩きつけると、「来た、来た、来たぁ!」の絶叫。シカゴのファンも認識しているようで大歓声が起こった。応えるように鷹木はデスバレーボムで攻め込んだ。
そしてスティングはヤングバックスをなで斬りにし、スティンガースプラッシュを乱れ打ち。スコーピオンデスロックの体勢に入ったが、セコンドのヒクレオの妨害で不発に終わった。すかさずファンタズモが急所攻撃を見舞い、ヤングバックスがダブルトラースキックを叩き込んだが、スティングは仁王立ち。両腕ラリアットで二人まとめて吹き飛ばした。
それでもヤングバックスがトペの同時発射、ファンタズモがケブラーダで鷹木とアリンを分断。トリプルトラースキックでスティングを攻め込んだが、レジェンドはスコーピオンデスドロップ(リバースDDT)でヤングバックスをまとめて叩きつけて撃退。急所蹴りでファンタズモに報復すると、アリンが背面式プランチャでヤングバックスを分断。鷹木がワンツーエルボー乱れ打ち、グーパンチ、パンピングボンバーでファンタズモに一気呵成。最後はラスト・オブ・ザ・ドラゴンを爆発させて3カウントを奪った。
鷹木がファンタズモとのG1前哨戦を制する形に。試合後はスティング、アリンと拳を合わせてかちどきを上げた。