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7/3【新日本】デスペがモクスリー戦熱望 「いいよって言うなら殴りに行く」

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年7月3日)
○鈴木みのる&エル・デスペラード&金丸義信vs天山広吉&マスター・ワト&藤田晃生×

 デスペラードがジョン・モクスリーとの対戦を熱望。「お前が『いいよ』って言ってくれるんだったら、殴りに行くからよ」と呼びかけた。

 デスペラードは鈴木軍とクリス・ジェリコの共闘を受けて、AEWに遠征。そのままAEWと新日本の合同興行となった6・26シカゴ大会にも出場した。帰国する際に荷物トラブルに巻きこまれ、散々な目にあったものの、今大会に出場。鈴木&金丸と組んで、正規軍の天山&ワト&藤田と対戦した。

 試合の焦点は明日(4日)の後楽園大会で一騎打ちを行う鈴木と藤田に。藤田は先発を買って出ると、鈴木を奇襲し、その後もことあるごとに鈴木に突っかかる。一方、デスペラードは天山の石頭ぶりに苦しみながらも、鈴木たちとの好連係で主導権。試合を終始リードした。

 終盤には藤田が奮闘。一度は防がれながらも鈴木をフロントスープレックスで投げ飛ばし、逆エビ固めに捕らえると、リング中央に引きずり込んで絞めに絞めた。しかし、余力を残す鈴木は藤田が再び逆エビ固めを狙った瞬間、師匠・藤原喜明ばりに頭を支点にして回転して振り払う。そして、ヒザ蹴り、エルボーで藤田を棒立ちにさせると、一気にゴッチ式パイルドライバーで突き刺し、あっと言う間に3カウントを奪い取った。

 試合後、デスペラードはモクスリーの入場テーマである『WILD THING』を口ずさみながらコメントブースに現れると、「モクスリー! ……面白そうですね。さんざんっぱら新日本のリングでも、AEWのリングでも、いろんなことしてんじゃん。なあ!? 元気よく自分が血出したり、元気よく相手に血出させたりよ。そんな爽快なことしてんじゃん。俺も混ぜてくれよ」と対戦を熱望。海外遠征はこりごりの様子だったが、「アンタがやってくれるんだったら俺はどこでも行くぞ」とモクスリーとの対戦はどこまでの前向きで、「お前が『いいよ』って言ってくれるんだったら、殴りに行くからよ。な? 楽しいことやらせてくれよ。俺もよ。お返事待ってます」と呼びかけた。

【デスペラードの話】「(※『WILD THING』を口ずさみながら登場し、激しく身振り手振りをして)このあいだ、お前! AEW(遠征)の帰りがどうしようもないポンコツで! いつ帰ってこれるのかわかんなかったからよ。ホントはもう行きたくねぇんだ、アメリカなんぞ。行きたくねぇ。行きたくないんだが! そもそもの話が(クリス・)ジェリコさんに呼ばれて、まあ、彼が『人数足りないから来てくれ』と。鈴木軍がジェリコのチームと、え〜と…(ジェリコ)感謝協会、あそこと一緒にやるということをわからせるために、俺とランス(・アーチャー)で行った。5日間も往復にかけて、リング上にいたのは2分。それでも彼が呼ぶんだったら、俺はどこでも行くぞ。それで、そのあとの試合だよ、大事なのは。(6・26シカゴ)『(AEW x NJPW:)FORBIDDEN DOOR』、スワーブ(・ストリックランド)とキース・リー、素晴らしいチームだったよ! すんげぇ面白かったよ。負けておきながら、こんなこと言いたくない。あいつらともっとやりてぇ。それはホントのことだ。だけどそれ以上に! もっと面白い相手。今、俺がここに来るまでに『WILD THING』口ずさんでいただけでわかっただろ!? (ジョン・)モクスリー! 面白そうですね。さんざんっぱら新日本のリングでも、AEWのリングでも、いろんなことしてんじゃん。なあ!? 元気よく自分が血出したり、元気よく相手に血出させたりよ。そんな壮快なことしてんじゃん。俺も混ぜてくれよ。どこでやるのかはわかんない。あんたがやってくれるんだったら俺はどこでも行くぞ。アァァ〜、ホントは飛行機乗りたくねぇけど。お前が呼ぶんだったら、お前が『いいよ』って言ってくれるんだったら殴りに行くからよ。な? 楽しいことやらせてくれよ、俺もよ。お返事待ってます」

※鈴木&金丸はノーコメント


【ワトの話】「『NEW JAPAN ROAD』って“新日本の道"っていう言葉。このシリーズで俺も自分のこれからの道を見つけていきます。そして、歩み始める。IWGPのジュニアタッグ王座を失ってしまったかもしれないけど、俺はそんなことでへこたれない。これからも、これからも、これからも! ずっと、ずっと、ずっと! 前見て進んでいくよ。そしてマスターになってやる」

【天山の話】「今日からね、後楽園3連戦、始まりましたけど。鈴木軍、まあ、藤田がね、あんなガンガン、ガムシャラに向かっていくって気持ち、あれを絶対忘れないでほしいよ。どんな相手だろうとね、うん。今日なんか、あんな鈴木軍、徹底的にあいつらブチのめしてほしかった。まあ、俺もフォローしたけれども(負けてしまった)。でも、まあ、しっかり最後までね、ちょっと爪あと残したんちゃうかって。藤田にはもっともっと飛躍してほしいですね。まあ、俺もこのまましっかりとこの3連戦。明日もあさっても(頑張る)。なんかあさって(7・5)は(パートナーが)“X"とかいうからね。誰やろう!?って。“X"いうたら、なんか“あいつ"…もしかして、いや、どうやろ!? まあ、誰が来ても、しっかりと組んで、この3連戦乗り切っていきますんで、はい。よし! あとは藤田に聞いてください、はい」

【藤田の話】「鈴木っ!! この借りは必ず、明日シングルマッチで晴らしてやる!! ひとあわ吹かせてやる、この野郎!!」

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