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7/5【全日本】三冠V1戦へジェイク宣言「俺が武道館にベルト持っていく」 諏訪魔は“初戴冠"へ暴走モード「地獄へ落としてやる」

 7・14後楽園大会で三冠ヘビー級選手権試合を争う王者ジェイク・リー、挑戦者・諏訪魔が5日、東京・湯島の全日本事務所で会見。ジェイクが「俺がこれ(ベルト)を持って武道館で戦うのに意味があるし、意義があるし。俺はそれをやらなきゃいけない」と9・18日本武道館大会に三冠王者として立つ覚悟を示せば、諏訪魔は「ブードゥーの諏訪魔ができなかったことをやる」と三冠初戴冠を予告し、会見後ジェイクにつかみかかって「俺に負けててめぇは地獄に落ちろ! 地獄へ落としてやる!」と通告した。

 6・19大田区大会で宮原健斗との決着戦を制したジェイクが2度目の三冠王座戴冠。試合後、諏訪魔が挑戦を表明し、7・14後楽園大会での初防衛戦が決まった。「このスタイルを確立、認知される絶好の機会」「武道館を控えてるわけで、ここは俺が行くしかねぇだろう」と判断して頂点獲りに動いた諏訪魔。三冠王座最多7度の戴冠歴を誇るが、当の本人はその記憶がない。VM時代の2006年1月から2007年12月の期間は三冠未戴冠だったため、「俺自身は“ブードゥーの諏訪魔ができなかったことをやる"というだけなんだよ。初戴冠、ヒール確立という形を望むね」とテーマを設定し、初奪取を描いた。

 会見の冒頭に「当然、横にいる三冠チャンピオンのジェイクをもうギッタンギッタンのボコボコにしてやれば、みんな俺を認めざるを得ないだろうな。今からでも『やってやるぞ!』って気持ちでいる」と話していたが、会見後の写真撮影の際、諏訪魔にスイッチが入った。「これ以上、近寄りたくない」と嫌悪感を示すジェイクと小突き合いになると、胸ぐらをつかんで首を絞め上げて「俺に負けててめぇは地獄に落ちろ! 地獄へ落としてやる!」と通告。自らの手でジェイクを頂点から引きずり下ろすだけでなく、どん底に突き落とす構えだ。

 対するジェイクは初防衛戦でいきなり強敵を迎え撃つ。諏訪魔との三冠戦は昨年6・26大田区大会で行われる予定だったが、諏訪魔のコロナ感染によって消滅。1年越しの仕切り直しとなる。諏訪魔はジェイクにとって自分をプロレス界に導いてくれた恩人。ヒール回帰した今の姿に「髪が赤くなって、少し狂暴になって、俺の中でそれぐらいの差があるぐらい」と脅威を感じておらず、「俺に『ヒールを教えてやる』と言ったんだが、それも全部受けきってやる。全部受け切ったうえでこれ(ベルト)を武道館に持っていってやる」と宣言。「心配するなよ。俺は壊れねえから」と暴走ファイト突破に自信をみせた。

 発言からわかるようにジェイクが見据えるのは全日本50周年イヤー最大のビッグマッチとなる9・18日本武道館大会。8月は王道トーナメントの開催が決まっており、この一戦の勝者が三冠王者として武道館のリングに立つのが決定的。「この50周年イヤーで何をどう見せていけるか」をテーマに戦い続けてきたジェイクは「こういうヤツもいるんだ。そういうものを見せたうえで、俺がこれ(ベルト)を持って武道館で戦うのに意味があるし、意義があるし。俺はそれをやらなきゃいけない」との使命を自らに課し、三冠王者として武道館を迎える覚悟を示した。


☆7/14(木)東京・後楽園ホール『2022 SUMMER ACTION SERIES』18:30開始

▼三冠ヘビー級選手権試合
[挑戦者]
諏訪魔
(1/60)
ジェイク・リー
[第66代王者]
※ジェイク初防衛戦


【会見の模様】
▼諏訪魔「ついにこの時が来た、と俺自身は思ってるワケで。“ブードゥーの諏訪魔"は三冠を獲っていない。このスタイルを確立、認知される絶好の機会なんじゃないかなと俺自身は思ってる。当然、横にいる三冠チャンピオンのジェイクをもうギッタンギッタンのボコボコにしてやれば、みんな俺を認めざるを得ないだろうな。今からでも『やってやるぞ!』って気持ちでいるワケで、当日はボコボコにしてやろう!と思ってます」

▼ジェイク「俺に『ヒールを教えてやる』と言ったんだが、それも全部受けきってやる。全部受け切ったうえでこれ(ベルト)を武道館に持っていってやる」

――諏訪魔選手は三冠王座7度の最多戴冠記録を残しているが?

▼諏訪魔「全く記憶にないね。全然、言ってる意味が分からない。俺自身は“ブードゥーの諏訪魔ができなかったことをやる"というだけなんだよ。初戴冠、ヒール確立という形を望むね」

――大田区の試合後に挑戦表明したのはジェイクがチャンピオンになったから?

▼諏訪魔「大田区はどっちが勝っても良かった。別にジェイクだから、宮原だからというこだわりは全然ないワケで、誰でもいいんだよ! どっちだって俺が勝つんだから。時代は俺になるんだから。それを分からせてやりたい」

――今が三冠を獲りにいくタイミングだと?

▼諏訪魔「そりゃそうでしょ。武道館を控えてるわけで、ここは俺が行くしかねぇだろうと。今年はお前、ブードゥーがお前、全日本を席巻するっていう。それをお前、俺は第一に考えてるっていう」

――勝てば武道館にチャンピオンとして臨むことになるが、ジェイク選手はそこを強く意識する?

▼ジェイク「俺は去年からずっと“50周年"って言い続けてきたワケで。で、この50周年イヤーで何をどう見せていけるか。“続ける"ってことがメチャクチャ難しいっていうことは、ここにいるみんなも分かってることだと思う。奇跡だよ、50周年なんか。当たり前のことじゃない。その中で時代が変わったんだ。こういうヤツもいるんだ。そういうものを見せたうえで、俺がこれ(ベルト)を持って武道館で戦うのに意味があるし、意義があるし。俺はそれをやらなきゃいけない。そういったものも感じてる」

――6・26京都での前哨戦で諏訪魔選手と当たったが、去年9月にやった諏訪魔とは別人という印象?

▼ジェイク「まぁ、髪が赤くなって、少し狂暴になって、俺の中でそれぐらいの差があるぐらいで。凶暴になったことで、みんな今まで受けきれず、ケガする人間も多くなったんじゃないか? でも、まあ心配するなよ。俺は壊れねえから」

※写真撮影の際

▼奥田リングアナ「もう少し寄ってください」

▼ジェイク「これ以上、近寄りたくない。近寄れるわけねぇだろ」

※諏訪魔が胸を小突くと、ジェイクも小突き返す

▼諏訪魔「覚えとけ、お前。やるか? お前」

※諏訪魔がジェイクの胸ぐらをつかんで首を絞め上げ

▼諏訪魔「俺に負けててめぇは地獄に落ちろ! 地獄へ落としてやる! 覚えとけ」

※諏訪魔が去る

▼ジェイク「俺がチャンピオンだ。心配するな。俺がチャンピオンだ」

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