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7/5【全日本】「全てにおいて上」 T-Hawk&入江が世界タッグ奪取へ自信満々 芦野はストハーを酷評「媚売り集団」

 7・18大阪大会で世界タッグ選手権試合を争う王者・芦野祥太郎&本田竜輝、挑戦者・T-Hawk&入江茂弘が5日、東京・湯島の全日本事務所で会見。#STRONGHEARTSコンビは「全てにおいて」タッグチーム力が上と確信し、世界タッグ初戴冠に自信をみせた。一方、芦野は「媚売り集団」と挑戦者組を酷評した。

 6・19大田区大会でツインタワーズを破って世界タッグ一発奪取を果たした芦野&本田が初防衛戦の相手にT-Hawk&入江の#STRONGHEARTSコンビを指名。7・18大阪大会でのタイトルマッチが決まった。

 両軍は6・12後楽園大会における6人タッグトーナメント決勝戦以来の再戦。この時は立花誠吾、鬼塚一聖をそれぞれパートナーに#STRONGHEARTSが勝利している。T-Hawk、入江ともに勝てば世界タッグ初戴冠。二人でタッグの勲章を手にするのは2019年のWRESTLE-1 TAG LEAGUEを制して以来となる。

 二人には長年組んできた中で培ってきたタッグ力への自信がある。T-Hawkは芦野&本田を「対戦相手としては凄く魅力的なタッグチーム」と認めたうえで、「T-Hawk&入江茂弘は日本だけじゃなく世界でも戦ってますから、そこは差というものを見せつけられるんじゃないか」と確信。入江も「僕たちは世界で戦ってますし、僕は今までいろんな世界を見てきましたけど、#STRONGHEARTSのチームワークは世界一だって自信がある」と口をそろえ、「この勝負、絶対に勝ちます」と必勝を宣言した。

 王者組よりも上回っている点を問われ、T-Hawkは「全てにおいてじゃないですかね」と言い切った。タッグ歴の差に加え、「タッグとして芦野&本田を見た時に、芦野しか機能してない」との印象があるからこそ。ただ、相手の一人はWRESTLE-1時代からのライバル・芦野。「僕はそれしか見てないですね」と言い切ったT-Hawkは「歴史、重みがあるベルトなんで、そこに新しい我々の歴史の1ページが刻めたら」との意向を示し、入江も「世界タッグという歴史のあるベルトに#STRONGHEARTSという名前を刻みたいなという思いが強い」と同調した。

 迎え撃つ芦野&本田は初防衛戦。「昔は驚異的な感じがしたんですよ。ただ、今はもういい子ちゃん集団みたいな感じですね。媚売り集団」と#STRONGHEARTSを酷評した芦野は「これはね、哲学の戦いになると思いますよ。我々のプロレスの哲学をこの二人に押しつける試合にしますから。客に媚び売って背を向けてると、ぶん投げるぞ」と予告。本田も「世界で戦ってきたと言ってますが、今回のタイトルマッチに関しては俺らがチャンピオンチームなんで、しっかり差を見せつけて、ガッチリ勝ってやりたい」と自信とともに不敵な笑みを浮かべていた。

【会見の模様】
▼T-Hawk「惜しくも三冠戦は獲れませんでしたが、またチャンスが巡ってきたということで、まぁね、我々#STRONGHEARTSはシングルというよりどちらかというとタッグの方が得意分野なんで。そして今のチャンピオンチーム、勢いもあって若さもあって、そして因縁の相手といいましょうか、芦野祥太郎もいて。だがしかし忘れてはいけないですね。僕は芦野キラーですから。本田選手も最近は凄く成長していて、魅力的な選手になってるのは僕も肌を合わせてみてわかってますし、チャンピオンチームの貫禄というか体も大きくなって、対戦相手としては凄く魅力的なタッグチームかなと思いますが、T-Hawk&入江茂弘は日本だけじゃなく世界でも戦ってますから、そこは差というものを見せつけられるんじゃないかなと思っております」

▼入江「自分とT-Hawkは昔、WRESTLE-1でタッグリーグ戦に優勝してるんですね。そしてT-Hawkも言ってましたけど、僕たちは世界で戦ってますし、僕は今までいろんな世界を見てきましたけど、#STRONGHEARTSのチームワークは世界一だって自信があるんで、この勝負、絶対に勝ちます」

▼芦野「今の二人のコメントを聞いて、ちょっと拍子抜けというか、昔は#STRONGHEARTSは驚異的な感じがしたんですよ。ただ、今はもういい子ちゃん集団みたいな感じですね。媚売り集団ですね。それは試合でガッチリやるしかないんですよ俺らは。これはね、哲学の戦いになると思いますよ。我々のプロレスの哲学をこの二人に押しつける試合にしますから。客に媚び売って背を向けてると、ぶん投げるぞというのを意識して、緊張感もって試合に臨んでほしいと思いますね」

▼本田「今回、初防衛戦ということで、T-Hawk、入江茂弘。そうですね、世界で戦ってきたと言ってますが、今回のタイトルマッチに関しては俺らがチャンピオンチームなんで、しっかり差を見せつけて、ガッチリ勝ってやりたいと思います」

――チャンピオンチームは6人タッグトーナメントで#STRONGHEARTSに敗れた雪辱戦になるが?

▼芦野「6人タッグとタッグはまったく別物だと思ってますので。しかも世界タッグのベルトをかけてるので、まったくの別物ですね」

▼本田「別物ですし、前回6人タッグトーナメントで実際、俺ら準優勝で、このタイトルマッチでしっかりその借りを返せたらと思ってます」

――チャンピオンチームよりも確実に上回っていると自信のあるところは?

▼T-Hawk「まぁ、全てにおいてじゃないですかね。正直、タッグとして芦野&本田を見た時に、芦野しか機能してないなと思うんですよね。正直な話。確かにさっき芦野祥太郎が言ったように僕は表向きなコメントしましたけど、本心は全くそんなこと思ってないんで。ただ、やっぱりそこに芦野祥太郎という存在がいるんで、逆に僕はそれしか見てないですね。本田君はせいぜい頑張れよって感じです」

▼入江「最初に言った答えと一緒ですけど、二人のチームワーク、タッグ力っていうのが絶対に負けないところだと思ってます」

――世界タッグのベルト自体への思いは?

▼T-Hawk「三冠と一緒ですけど、やはり歴史、重みがあるベルトなんで、そこに新しい我々の歴史の1ページが刻めたらと思いますね」

▼入江「世界タッグという歴史のあるベルトに#STRONGHEARTSという名前を刻みたいなという思いが強いですね」

――芦野選手は挑戦者チームのことを「いい子ちゃん」と表現していたが、どのあたりが?

▼芦野「試合で客に媚び売りすぎですね。そういうとこですよ。緊張感がない、試合に」

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