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7/5【新日本】タイチが大田区G1公式戦へSANADAにメッセージ 「俺たちには三冠の歴史があるんだよ」

『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール(2022年7月5日)
○高橋ヒロム&内藤哲也&鷹木信悟&SANADA&BUSHIvsタイチ&鈴木みのる&エル・デスペラード&金丸義信&TAKAみちのく×

 タイチが古巣・全日本の三冠統一の地・大田区で組まれたSANADAとのG1公式戦へ向けて「俺たちには三冠の歴史があるんだよ」、「俺らにしかできない試合、楽しみにしてるよ」とメッセージを送った。

 真夏の祭典・G1開幕は11日後。4年連続出場となるタイチはBブロックにエントリーした。この日は同ブロックとなったSANADAとの前哨戦(公式戦は7・24大田区)に臨んだ。

 SANADAと先発で対峙したタイチは握手を求めたり、ロックアップをすかして大胸筋を動かしたりと挑発。乗らないSANADAは逆にタイチのロックアップをすかして大胸筋を動かし、コーナーからトンボを切ると、タイチにも同じ動きを要求する心理戦を仕掛けた。

 終盤になってタイチとSANADAが再び向き合った。フロントハイキック合戦、エルボーとローキック、チョップと逆水平のラリーで真っ向から渡り合うと、SANADAがドロップキックを発射。パラダイスロックを阻止したタイチはスピンキックをぶち込んだ。バックドロップ、TKOを読み合うと、タイチがローリングソバットを見舞ったが、SANADAもすぐさまローリングエルボーを叩き込んで譲らなかった。

 最後はヒロムがDでTAKAを料理。試合後もタイチとSANADAは場外で向き合い、大胸筋を誇示し合った。そしてタイチは「三冠の歴史があるんだよ、俺たちには。それなりの試合楽しみにしてるよ。俺もそれなりの作戦で行く。また会おう」とSANADAにメッセージを送った。

 二人の共通点は全日本出身。そして両者の公式戦の舞台は全日本の至宝・三冠統一の地・大田区だ。バックステージでタイチは「俺はお前のことが好きだ。弟のように思ってるよ。軍団は違えど、寝た場所も一緒、練習した場所も一緒、食った飯も一緒だもんな」と同郷のよしみもあってSANADAラブを強調。公式戦へ向けて「他の試合なんてのは疲れるだけだから嫌だなと思ったけどよ、サナヤンとだけはいろんな試合、俺らにしかできない試合を見せられそうな気がする」とやる気満々で、「去年と一緒、今回も大田区。俺らが大田区大会で組まれた意味、サナヤン分かるか? 三冠統一ヘビー級選手権の歴史と言えば大田区だろ? そこで毎回組まれんだ、俺らが。どんな意味があるか分かるか? これだけじゃねえよ。楽しませてくれよ」と投げかけていた。

【内藤の話】「次戦はいよいよG1 CLIMAX開幕戦、7月16日、北海道立総合体育センター大会。この短期間でいきなり強くなることは無理。でも、この短期間でいろいろと対策を練ることは可能。つまり、今日からG1 CLIMAX開幕戦までの11日間が凄く重要になってくるわけで、さあ、俺はどうやって過ごそっかなあ? やっぱファミレスかな? 俺の大好きな広島東洋カープについて、是非熱く語りましょうよ。ねえ、週刊プロレス・市川記者。市川記者? 市川記者いないの? どこ行っちゃった? では皆様、次戦7月16日、G1 CLIMAX開幕戦、北海道立総合体育センター大会でまたお会いしましょう。市川記者、どこ行っちゃったよ? ファミレス行こうよ!(と市川記者を探しながら控室へ)」

【鷹木の話】「よ〜し、いい感じだ! 非常にいい感じだよ。AEWのアメリカ遠征に引き続き、今回の後楽園の3連戦、初日はクラーク・コナーズ、昨日はワト、そして今日は鈴木か。いい刺激をもらったよ、各々から。だが、G1ではもっと強烈な刺激が待ってるだろう。各ブロックを見渡してみると、Aブロックにはモンスター系の奴らがいるかもしれんけどな、そんなものは関係ねえんだよ! 俺が誰よりも暴れ狂ってやるからな」

【ヒロムの話】「あれ? あれれ? 次の24日のアメリカ大会、そういえばクラーク・コナーズとシングルマッチ。でも、なんだよ、クラーク。俺に向けるんじゃなくて、デスペラードとなんかやってるじゃねえか? なんかなんかなんか、こんなねちっこいのねちっこいのやってるじゃねえか。俺、ああいうの凄く悲しいんだよ。構ってくれなきゃ、構ってくれなきゃ、俺、困るんだよな。なに? 俺に用ない? SUPER Jr.で負けたよね? でも、別に俺とやることにそんなに大して興味がないのであれば、どうぞお二人でやってください。ちょっとそれは悲しい。悲しいけれども、俺に興味がないのであれば、俺も興味を持たないから。悪いけどね。ごめんねー。お二人でやってくれ」

※SANADA、BUSHIはノーコメント


【デスペラードの話】「(凄い勢いでコメントスペースに現われて)クラーク! クラーク・コナーズ! 思い出した! ヒロムの顔を見て思い出したぞ。お前さ、アメリカでヒロムとの試合がもうマッチアップされてんじゃねえか! 発表になってんだろ。その状況で俺の名前を出すっていうのはどういう了見だ、おい! ああ? ヒロムのことを見て、俺のことも見て、両方ともだ。両方とも脇見して勝てるような相手だと思ってんのか? ナメられたもんだな、おい! どういうつもりだ、おい! ちゃんとお前の口から説明してくれよ。どういう了見で俺の名前を出したんだよ」


【タイチの話】「やっぱりハポン、ハポン軍団。鷹木でもねえ、内藤でもねえ、やっぱり俺はサナヤンとやるのが一番好きだ。サナヤン、楽しみにしているぜ。他の試合なんてのは疲れるだけだから嫌だなと思ったけどよ、サナヤンとだけはいろんな試合、俺らにしかできない試合を見せられそうな気がするんだよ。楽しみだよ、サナヤン。一番楽しみだよ。俺はお前のことが好きだ。弟のように思ってるよ。軍団は違えど、寝た場所も一緒、練習した場所も一緒、食った飯も一緒だもんな。去年と一緒、今回も大田区。俺らが大田区大会で組まれた意味、サナヤン、分かるか? 三冠統一ヘビー級選手権の歴史と言えば大田区だろ? そこで毎回、組まれんだ、俺らが。どんな意味があるか分かるか? (胸筋をピクピクさせながら)これだけじゃねえよ。楽しませてくれよ。俺らにしかできない試合、楽しみにしてるよ。(腹を凹ませながら)ダイエットやって大胸筋つけとこうかな? さて、帰って90年代の全日本プロレスを見ようっと」

※鈴木、金丸、TAKAはノーコメント

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