7/25【ハードヒット】光留の公開オファー受諾で門馬が8・21川崎参戦を表明
『ニコプロpresentsハードヒットEXTRA「俺たちの50/50』東京・新宿FACE(2022年7月25日)
△ロッキー川村2&佐藤光留vs和田拓也&門馬秀貴△
門馬が主催者・光留の公開オファーを受諾し、8・21富士通スタジアム川崎大会への参戦を意思表示した。
この日のセミファイナルは光留&川村と和田&門馬のグラップリングタッグマッチ。和術慧舟會出身の門馬はパンクラスに参戦し、プロレスの試合経験もある。ハードヒットのリングで変わらぬ実力者ぶりを発揮した。
先発で飛び出した門馬は光留と対峙。いきなり足関節を狙い、三角絞め→腕ひしぎ逆十字固めと流れるように極めて光留をエスケープに追い込んだ。光留が片足タックルでテイクダウンを奪っても、下からヒザ十字固めで絡みついた。
パートナーの和田は川村を相手にフランケンシュタイナーのように飛びついて腕十字を仕掛け、こらえる川村をニーロックで捕らえた。光留とは一進一退の足関節の極め合いを展開。光留がヒールホールドでエスケープを奪い、門馬にタッチが渡ってもグラウンド卍でエスケープに追い込んだ。
その後、門馬がフロントネックロック、三角絞め、肩固めを次々に極めて川村を圧倒。和田もオモプラッタから羽根折り固めで捕らえた。川村が劣勢から逃れると、光留がジャイアントスイングで和田をぶん回して巻き返しを図ったが、川村が和田の腕十字→三角絞め、門馬のリバースインディアンデスロックに捕まってピンチの連続。門馬が流れるように腕十字を極めたが、川村が意地で耐え抜いてタイムアップ。両軍残りポイント3-3で引き分けに終わった。
試合後、マイクを持った光留が「久々に入場で慧舟會っぽいのを見て、もう懐かしいなって思ったら22年前でした! でも門馬さん、まだまだ闘えますよね? どうやらあの佐藤光留がこんなにいろんな大会を主催しているとは、2000年の総合格闘技界、誰も思っていませんでした! 本人も思っていませんでした。ですが、このハードヒット! そしてもう3回目となる川崎球場! そして長渕剛が好きなレスラーを集めたJEEEPという大会も主催しています。必ず何かに引っかかるはずだ! そのときはもちろん、俺たちの…まだまだ2020年代のプロレスをやってくれますよね? みんなの前で答えを聞かせてください」と門馬に公開オファー。すると門馬は「川崎球場? 長渕剛? いいね! ワークブーツに履き替えて、赤いジャンパー引っかけて行ってやるよ」と『JEEP』の歌詞を引用しながら受諾した。
門馬の8・21川崎大会参戦が決定的となり、光留は「これから門馬秀貴がプロレス界で大活躍するぜ! 逃しはしねぇぜ!」と宣言。すると和田が「この人たち、2000年代は全員嫌いだった! 本当に! 光留さん、今日はグラップリングだけど、またいつかここ(和田)とここ(門馬)、バチバチのハードヒットを組んでください」と門馬との対戦をリクエスト。それを聞いた光留が「分かったよ。その答えは全部川村が知ってるぜ!」と言うと、川村が「エイドリアーン!」と絶叫。最後は4者がノーサイドで健闘を称え合った。