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7/27【ZERO1/栃木プロレス】稲村が火祭り決勝進出 阿部撃破でBブロック首位通過

 栃木プロレス宇都宮・オリオンスクエア大会が27日、行われ、ノア・稲村愛輝が『第22回 ZERO1真夏の祭典・火祭り2022』最終公式戦で阿部史典を破ってBブロック1位通過。7・31後楽園大会での優勝決定戦に勝ち進んだ。

 2年連続で火祭り出場を果たした稲村はここまで3勝1分と負けなし。この日、阿部との最終公式戦を迎えた。同じBブロックの田中将斗がこの日、永尾颯樹を破って勝ち点18で公式戦全日程を終了。稲村は負けさえしなければ決勝進出が決まる有利な状況だった。

 アグレッシブに攻め立てる阿部に手を焼いた稲村はハンマーパンチと伊良部パンチを打ち合う激しい打撃戦を展開。お卍固めに捕まる場面もあったものの、持ち前の怪力で逆転すると最後は無双を豪快に決めて3カウントを奪った。

 この結果、稲村は4勝1分・勝ち点23で公式戦全日程を終了。文句なしのBブロック首位通過を決めた。昨年は負傷欠場によってリタイアを余儀なくされたが、7・31後楽園大会での決勝戦を制し、優勝で1年前の無念を晴らすのみ。「自分の火祭りへのリベンジはまだ終わっていません」と言い切った稲村は「必ず優勝し、NOAHに火祭り刀を持ち帰って、火祭りのリベンジを果たします」と誓ってみせた。

 一方、Aブロックは現在、クリス・ヴァイスが勝ち点15で単独首位。関本大介、浅川紫悠が勝ち点13で追う状況となっている。この3人が7・30芝大会で最終公式戦を残し、ヴァイスと関本が直接対決。浅川は佐藤嗣崇と対戦する。

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