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7/31【DRAGONGATE】新ブレイブ王者H・Y・OがSBKとの同門対決制して初防衛

『KOBEプロレスフェスティバル』兵庫・神戸ワールド記念ホール(2022年7月31日)
オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 ○H・Y・OvsSB KENTo×

 新ブレイブゲート王者・H・Y・Oが一夜明けてSBKとのZ-Brats対決を制し、初防衛に成功した。

 前日の神戸ワールド大会でH・Y・Oがダイヤを破ってブレイブゲート王座を初戴冠。自身初のシングルベルト獲りを果たした。一夜明けたこの日、早くも初防衛戦に出陣。挑戦者は前日の次期挑戦者決定時間差バトルロイヤル「ドラゴンスクランブル」を制したSBK。今年1月にダイヤに奪われて以来、約7ヵ月ぶり3度目の戴冠を狙う。Z-Brats同門対決でブレイブ王座が争われた。

 先手を取ったのはSBK。エプロン上でDDTを敢行し、H・Y・Oは真っ逆さまに突き刺さった。リングに戻ってもSBKは攻撃の手を緩めない。首攻めを主体に圧倒し、ジャンピングボディプレス、SBK式ストンピング連打、串刺し低空ドロップキックと攻めに攻める。H・Y・Oがエルボーを連発しても、SBL(変型デスバレーボム)で返り討ちにした。

 防戦一方に追い込まれたH・Y・Oだったが、起死回生のミサイルキックでようやく反撃を開始。ダイビングセントーンを放った。SBKもエルボー合戦に持ち込み、カウンターのドロップキックで逆襲。串刺しラリアットを叩き込んだが、H・Y・Oもサムソンクラッチで丸め込んだ。

 返したSBKはゼロ戦キックをカウンターで放ち、急所蹴りを阻止してジャーマンでぶん投げる。意地のH・Y・Oがバックドロップで投げ合いに持ち込んでも、SBKが高速ジャーマンで制した。ならばとH・Y・Oは急所蹴りからの首固めでニアフォールに追い込んで譲らない。

 両者の意地の攻防はさらに白熱していく。エルボー合戦もH・Y・Oが制したが、SBKはスパインバスターで叩きつけ、ランニングニーをぶち込んだ。そしてSBシューターで捕らえて勝機を迎えた。何とか耐えたH・Y・Oが猫魂で3カウント寸前に追い込めば、SBKもSBLでニアフォールに追い込む。再びSBシューターを狙ったが、H・Y・Oが丸め込みで切り返すと、ブラックパンサークラッチでガッチリ固めて3カウントを奪った。

 H・Y・Oがバミシリ兄弟対決を制してブレイブ王座初防衛に成功した。試合後は両者ともしばし大の字だったが、SBKがH・Y・Oの腰にベルトを巻いてノーサイド。二人で肩を組んで花道を下がった。入場ゲート前でH・Y・Oの手を挙げたSBKは一転、SBLの構えをみせて王者を驚かせていた。

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