プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

8/31【RIZIN】世界進出への第一歩 RIZINがハワイ大会2023年夏開催へ 現地でのトライアウトも実施

 榊原信行CEOが31日、ハワイ・ホノルルのワイキキビーチで会見し、ハワイ大会を2023年夏に開催する意向を示した。

 この日、会見が3部制で行われ、第1部に登場した際、榊原CEOが「本日から我々RIZIN初の国際的なイベントを来年開催の準備に入ります」と表明。来年夏に開催するハワイ大会がRIZINにとって本格的な世界進出へ向けた橋頭保となる。「ハワイの経済、観光産業がアフターコロナでかなり落ち込んだとも聞いてますので、そういったところに貢献できる。我々RIZINがハワイに来ることで、たくさんの日本人のファンを一緒に連れてくることができます。ハワイの経済活性化にも一役買える。日本人が最も愛するハワイが世界への進出の第一歩、足掛けとしてベストプレイスと思いました」と説明した榊原CEOは現地ファン、関係者の前で「最善を尽くしてダイナミックでドラマティックなスポーツイベントに育て上げていきたいと思っています」と誓った。

 「ハワイでイベントを行うことによって若いファイターの道筋を作りたい」(榊原CEO)というのも目的の一つ。さっそく現地時間9月1日、トライアウトを行う。すでに50名以上の応募があるといい、榊原CEOは「そこでいいパフォーマンスを見せてくれたハワイの選手たちに来年やるRIZINの大会の切符はもちろん用意しますし、早ければすぐにでもRIZINとして契約してファイトするチャンスを作りたい」との意向を示した。

 ハワイ大会開催にあたってハワイ出身の大物格闘家3人が協力する。かつてPRIDEなどで活躍したエンセン&イーゲン井上兄弟、元UFC世界ライト級&ウェルター級王者のBJペンだ。3人は「ハワイの格闘家が夢をかなえる機会を与えていただいてありがとうございます。ハワイに再び観光客を呼び込み、素晴らしいイベントが展開されることをうれしく思っています」(エンセン)、「エンセンと同様にPRIDEに出場させていただきました。RIZINのイベントでもたくさんの方々がハワイに来ていただけることをうれしく思います」(イーゲン)、「ハワイのファイターがこれだけのチャンスに恵まれること、才能を存分に発揮できるイベントを開催していただき、うれしいことです」(ペン)と口をそろえてRIZINの母国進出を喜んでいた。

プロ格 情報局