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9/15【NOAH】GHCタッグ獲りへ杉浦&小島“チグハグ"始動 杉浦半信半疑も小島「こんなに馬の合うチーム初めて」

『STAR NAVIGATION 2022』東京・後楽園ホール(2022年9月15日)
○小島聡&杉浦貴&望月成晃vs鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.×

 9・25名古屋大会のGHCタッグ王座戦「(王者)鈴木秀樹&ティモシー・サッチャーvs杉浦貴&小島聡(挑戦者)」に向けた前哨戦に勝利。とはいえ誤爆や見殺し(?)でチグハグしたにも関わらず「こんなに馬が合うチーム、本当に初めて」と天山広吉の立場が気がかりな発言をした小島に、杉浦は首をかしげた…。

 別々の道を歩みながら“1970年生まれ"の共通項を持つ杉浦と小島は、9・3大阪大会で初タッグを結成。小島がタッグ継続を望んだことから、いきなりGHCタッグ挑戦が決まった。

この日の前哨戦では望月も加えた“1970年生まれトリオ"が実現。同門・杉浦軍でもある相手方の連係に杉浦が捕まったが、コーナーの小島が「スギ!」「タカ!」と叫んで鼓舞すると、自らサッチャーにマシンガンチョップを繰り出すなどして巻き返した。

 中盤過ぎには連係にチャレンジしたものの盛大に誤爆…。怒った小島が杉浦の胸板を突き飛ばして怪しげな空気が漂う。すかさずワグナーJr.がワグナードライバーで小島を突き刺し、小島と杉浦を並べて“まとめてムーンサルト"を狙ったものの、小島だけは回避だ。逆にウエスタンラリアットをぶっ放した小島が、一撃でワグナーJr.から3カウントを奪ってみせた。

 過程はどうあれ、前哨戦に勝利。試合後には仲直り?の握手を求めたが、ムーンサルトのダメージを引きずる杉浦は首をかしげながら“指一本"で応じて半信半疑の姿勢を鮮明にした。

 バックステージでも“ムーンサルトの件"を引きずる杉浦は「そういうところ出るよね。自分さえ良ければいいって」と小島への不信感を強めた様子だったが、小島は「自分だけとりあえず逃げなければと思って。でも、本当はスギのことをスゲェ思ってたんだけど」と釈明。「俺は32年やっているけど、こんなに馬が合うチーム、本当に初めてだから」と、天山広吉の立場が心配されるコメントを発し、杉浦はさらに首をひねるばかりだった…。


【試合後の杉浦&小島】

▼小島「あ、スギいた。ありがとうございました。スギ…」

▼杉浦「なんで自分だけ逃げるの? 逃げれる余裕があるなら、俺も引っ張って逃げてよ」

▼小島「自分しか逃げれなかった」

▼杉浦「そういうところ出るよね」

▼小島「人まで助けてあげられる力がなかった。自分しか逃げられなかった」

▼杉浦「そういうところ出るよね。自分さえ良ければいいって」

▼小島「不可抗力だから、これは本当に」

▼杉浦「逃げるなら、俺にもちょっと力を貸してくれれば」

▼小島「間に合わなかった。自分だけ逃げればいいかと思って。自分だけとりあえず逃げなければと思って。でも、本当はスギのことをスゲェ思ってたんだけど。本当にこれは謝らなきゃいけないと思ってて。今は終わったばっかりだから、たぶん頭に来ていると思うけど、あと3分ぐらいしたらきっと気持ちに余裕ができると思う。俺はできてるから、余裕が。スギ、ありがとう」

▼杉浦「なんだよ、それは」

▼小島「スゲェいい感じの…」

▼杉浦「全然いい感じじゃない」

▼小島「チャレンジャーになること決まっちゃって。こんなにチームとして乗りに乗っているチームはなかなか…。俺は32年やっているけど、こんなに馬が合うチーム、本当に初めてだから」

▼杉浦「いや、今日も誤爆したし」

▼小島「いや、誤爆したけど、同い年って意外といないから、この世界に。この世界で本当に同い年って…」

※ここでパイプイスを持って鈴木が乱入

▼鈴木「イス投げるぞ! どっちやんだ?」

▼杉浦「こいつだけやっちゃえよ!」

▼小島「ふざけんなよ、コメント中だぞ!」

※杉浦と小島が去っていくと

▼鈴木「イス投げて、噛みつくぞコノヤロー!」

【鈴木の話】「(謝るワグナーJr.に肩を貸してコメントスペースに現れ、スペイン語や英語で質問を求めると)なんで負けたのかわかんねえよ。なんでだよ。なんでだ」

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