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9/21【NOAH】10年ぶり一騎打ちも鼓太郎-近藤熱闘ドロー 「次は60分1本勝負だ」

『N Innovation』新宿FACE(2022年9月21日)
△鈴木鼓太郎vs近藤修司△

 約10年ぶりとなった鼓太郎と近藤の一騎打ちは30分時間切れ引き分けの熱闘に。鼓太郎は「次は60分1本勝負だ」と再戦に意欲を見せた。

 2012年12月の両国大会ではGHCジュニア王座を争った2人(その時は近藤が勝利)。全日本では組んで2018年にタッグリーグにも出場したこともあったが、今宵は“ペロス軍vs金剛"の図式で、約10年ぶりにシングルマッチを行った。

 鼓太郎が序盤から執ようにヘッドロックで絞め上げれば、近藤は右腕に一点集中攻撃、負けじと鼓太郎も脇腹攻めで応戦……と、ジュニアとしては異彩の重厚感ある展開が続いた。

 あっと言う間に20分が経過。近藤は雪崩式KUBINAGEでアクセルを踏むと、脇腹攻めに苦もんしたものの、キングコングラリアットにこだわった。連続してガードされたものの、4発目でガードごと吹き飛ばし、5発目がクリーンヒット。しかし、鼓太郎も引かない。エンドレスワルツであわや3カウントの場面を作ると、意地になってタイガードライバーを繰り出して、接戦が続いた。

 両者疲労困ぱいとなる中、残り時間はあと1分に。鼓太郎は右腕のサポーターを外して、ランニングエルボーで勝負に出るが、読んだ近藤はキングコングラリアットをカウンターで一閃。勝負を捨てない鼓太郎が強引に押さえ込んで最後まで3カウントを狙ったものの、近藤も同じく泥臭くフォールへ。鼓太郎がキックアウトしたところで30分時間切れのゴングが打ち鳴らされた。

 試合後、互いに再戦をアピールした2人。鼓太郎は「さすが金剛ジュニアのボス猿。でも、まだ俺の1敗1分けだから。今日はお互いちょっとじっくりし過ぎた。次は60分1本勝負だ」と再戦に意欲を見せていた。

【鼓太郎の話】「クソ〜…つえーなボス猿! さすが金剛ジュニアのボス猿。でも、まだ俺の1敗1分けだから。今日はお互いちょっとじっくりし過ぎた。次は60分1本勝負だ」

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