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10/13【全日本】諏訪魔が芦野&本田を「お笑いタッグ」呼ばわり、“負けたら解散"を要求 世界タッグ戦会見

 10・23大阪大会の世界タッグ選手権試合へ向けた会見が13日、東京・湯島の全日本事務所で行われ、王者・芦野祥太郎&本田竜輝、挑戦者・諏訪魔&KONOが出席。王者組を「お笑いタッグ」呼ばわりした諏訪魔は“負けたら解散"を迫った。

 10・2後楽園大会で芦野&本田が土肥こうじ&羆嵐との元WRESTLE-1対決を制し、世界タッグ王座4度目の防衛に成功。試合後、諏訪魔&KONOが挑戦を表明し、10・23大阪大会でのタイトルマッチが決まった。

 諏訪魔は芦野&本田への不快感を微塵も隠そうとしない。「相変わらずお前らサングラスか? ニヤニヤしてわけわかんねぇことやってんじゃねぇぞ」、「いつまでもWRESTLE-1みたいなことやってんじゃねぇぞ」と吐き捨て、「お笑いタッグ」呼ばわりした。

 パートナーのKONOも元W-1だが、諏訪魔は「それを引きずってっかどうかだ。横にいるKONOはもうきれいさっぱり忘れてんだよ。そこが違いなんだよ」と強調。「こいつら食って、ベルト引っぺがして、お前らの存在価値をなくしてやる」と王者組に通告した。

 対する芦野は「後ろ向きとか過去とか言ってますけど、ブードゥー・マーダーズ自体、昔のユニットを復活させたわけですよ。リング上も支離滅裂なプロレスですから」と反論。「時代遅れの凶器攻撃、あれ令和に向いてないですから、やめたほうがいいと思いますよ」と釘を刺したうえで「ブードゥー・マーダーズを本当に全日本プロレスのお客さんが求めてるのかどうか。それは彼らがしっかり理解した方がいい」と返り討ちでVM不要論を実証する構えをみせた。

 だが、何と言われようと諏訪魔は意に介さない。「支離滅裂って俺自身がおめぇよ、わがままに支離滅裂にやってんだ。そう感じるのは当たり前だ。俺に合わせるんだ」と完全に開き直り、「この世界タッグは俺のためにあるんだよ、お前。お前ら俺のツマだ、このヤロー」とまで豪語。「WRESTLE-1引きずってる軍団なわけで、そこは当然、解散するべきだな」と芦野&本田に“負けたら解散"を突きつけていた。


【会見の模様】
▼諏訪魔「相変わらずお前らサングラスか? それ。ニヤニヤしてわけわかんねぇことやってんじゃねぇぞ。ブードゥー・マーダーズがお前、今、全日本プロレスをかき回してんだよ。こいつら食って、ベルト引っぺがして、お前らの存在価値をなくしてやる。いつまでもいつまでもWRESTLE-1みたいなことやってんじゃねぇぞ、お前。WRESTLE-1ってお前、今の気持ち、それを引きずってっかどうかだ。横にいるKONOはもうきれいさっぱり忘れてんだよ。そこが違いなんだよ、お前。KONOにはKONOのガッチシした煮えたぎるものを持ってるわけで、それをまたぶつけてベルトを奪って、てめぇらを地獄に堕としてやる。大阪てめぇら覚えとけ」

▼KONO「元WRESTLE-1のKONOです。諏訪魔が言ったように後ろ向きなタイトルマッチやった結果、世界タッグが前回の後楽園ホールでセミに回ったと。メインでもおかしくないチャンピオンシップなのにセミになっちゃったってことは諏訪魔が言ったようにベルトの価値、権威が落ちてると。それに関しては同意してるんで、しっかり俺たちが獲って、三冠にも他のアジア、世界ジュニアにも負けねぇタイトルマッチ、ベルトの権威を元に戻してあげるってことですね。全日本のお客さんが諏訪魔、ブードゥー・マーダーズを求めてるから仕方ない。芯でやらないと。結果、過去を引きずって後ろ向きなタイトルマッチやったらセミに降格して、お客さんもポカンってなってたのは仕方ない。現実だから。それをわからないのであれば、早くそのベルトを俺たちによこして、オジサンたちが未来ある世界タッグタイトルマッチ見せてあげますよ」

▼芦野「GUNGNIR OF ANARCHYの芦野祥太郎です。この二人が元WRESTLE-1だとか、後ろ向きとか過去とか言ってますけど、ブードゥー・マーダーズ自体、昔のユニットを復活させたわけですよ。リング上も支離滅裂なプロレスですから。サングラスかけてようが何してようがリング上、しっかりしたプロレス見せてきてますので。ベルトの価値が落ちたと言ってますが、俺たちが防衛してきた相手、しっかりガッチリ勝って防衛してきてるんですよ、こっちは。そういうところも、今までやってきた相手のことも侮辱してる発言ですから。そこは俺がキッチリ教えてやろうかなと思います。大阪で。まぁ、いろいろ言ってますけど、ブードゥー・マーダーズを本当に全日本プロレスのお客さんが求めてるのかどうか。それは彼らがしっかり理解した方がいいんじゃないでしょうかね」

▼本田「今回、5度目の防衛戦ということで、ここで俺たちがしっかり防衛して最強タッグリーグに進むだけですね。あと最近のチャレンジャー多いんですけど、ベルトの価値が下がってるだとか言うんですけど、この試合でしっかり勝って、お前らの実力がないだけだとしっかり証明したいですね」

――王者組のタッグチームとしての印象は?

▼諏訪魔「グングル何とかって、お前よ。いつもわかんねぇ名前なんだよ。ただ、このグングル何とかがよ、お笑いタッグなんだなという印象しかない。俺はそう思ってんだよ。グングル? わかんねぇよ、ホントに」

▼KONO「僕に関しては特に別にって感じですね。チームがどうとか。グングル何とか俺もわかんない」

――芦野選手から支離滅裂と言われたが?

▼諏訪魔「支離滅裂って俺自身がおめぇよ、わがままに支離滅裂にやってんだ。そう感じるのは当たり前だ。俺に合わせるんだ。この世界タッグは俺のためにあるんだよ、お前。お前ら俺のツマだ、このヤロー」

――この日は稔選手も世界ジュニアに挑戦するがVMを見せつける?

▼諏訪魔「それ一番ちょうどいいよな。ブードゥー二つベルトこっちに持ってきたら、まだまだ時代は続くんだ。長いぞ、ブードゥー・マーダーズってのは。それぐらい実力があるってことを大阪でわからせるってところじゃないの」

――崩壊危機を乗り越えたのが大きい?

▼諏訪魔「雨降って地固まるだよ、お前。そしたらSAITO BROTHERSって副産物が生まれて。こないだ武道館でやってたよな? ただ、あれはもう過去のことであり、たぶんこれからやったら完全にSAITO BROTHERSの方が上になってくるだろうし、図式はどんどん変わっていくんじゃないの」

――諏訪魔選手からお笑いユニットと言われたが?

▼芦野「いろんな媒体に出てますからね。ユニット名を覚えてないっていうのもそうですけど、字、読めんのかなってところと、お笑いの試合してないですから。試合も見てないんでしょうね。自分たちの時代遅れの凶器攻撃ばっかり気にしてるんじゃないですかね。あれ令和に向いてないですから、やめたほうがいいと思いますよ」

▼本田「言った通りお笑いユニットでも試合はしっかりしてるんで、お笑いユニットって言っても、それで俺たちが勝って一番の屈辱を味わわせてやろうかなって思ってますね」

――王者組を地獄に堕とす具体的なプランはある?

▼諏訪魔「具体的に言わせてもらっちゃうと、WRESTLE-1引きずってる軍団なわけで、そこは当然、解散するべきだな。(本田に向かって)あとてめぇ、ニヤけてる坊主。お前、持ってきてねぇのか? いつも俺の何かでやってんだろ? 今日こういう場だったら持ってきてんじゃねぇの? やってみろよ」

▼本田「持ってきてねぇよ」

▼諏訪魔「はぁ!? これだよ。何だよ、ホントに。ネタ飛ばせよ。そういうとこじゃないのかなと。指導してやりてぇなホントに」

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