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10/23【スターダム】タッグリーグ開幕…奈七永が前回覇者コグマ圧殺 「最低でも優勝」宣言、ベルト獲りも予告

『ゴッデス・オブ・スターダム〜タッグリーグ開幕戦〜』東京・アリーナ立川立飛(2022年10月23日)
ブルーゴッデス公式戦 ○高橋奈七永&優宇vs葉月&コグマ×

 タッグリーグ開幕戦で奈七永が前回覇者コグマを圧殺。初戦で会心の勝利を上げた奈七永&優宇は、改めてリング上で「最低でも優勝」宣言をぶち上げると、ゴッデス王座獲りも予告した。

 ネオスターダム軍としてスターダム侵攻を始めた奈七永&優宇と前回覇者の葉月&コグマがタッグリーグ初戦で激突した。リーグ戦を前に奈七永&優宇は「最低でも優勝」と予告。対する葉月は第0試合で行われたフワちゃんのデビュー戦に続いて今日2試合目。フワちゃんもセコンドについた。

 体格で勝る巨漢の優宇を前にして、葉月&コグマはダブルドロップキックなど連係で対抗。コグマは得意のクマポーズを強引に優宇に取らせようとするが、声を荒げた奈七永が蹴り飛ばすと、流れは逆転する。奈七永&優宇はダブルショルダータックルやダブル起き上がり小坊師式逆水平などで圧倒した。奈七永がコグマを足4の字固めに捕らえると、優宇がそこにセントーンを投下する。

 防戦一方のコグマは優宇にフライングボディアタックを放っても弾き飛ばされてしまうが、なんとかDDTを決めて逆転。あとを受けた葉月は低空ドロップキックで優宇の動きを止めにかかる。コードブレイカーも決めるが、優宇は旋回式サイドバスターから重爆セントーンをズバリ。奈七永も串刺しラリアットを乱れ打った。

 一歩も引かずに押し返した葉月はミサイルキックを放つと、コグマも続くが、奈七永組はパワーで場外に排除。優宇はリング上で寝転ぶとそのまま横回転して場外の葉月たちに突進する。これを奈七永に誤爆させた葉月&コグマは同時場外ダイブで逆襲。2人がかりで奈七永を攻め立てると、合体ネックブリーカーもさく裂する。コグマがダイビングボディプレスを投下すると、優宇のカットを誤爆させることに成功。再びコグマがダイブした。

 しかし、奈七永は下から迎撃。優宇がキャノンボールを放つと、奈七永も大技を連発する。粘るコグマは丸め込みを決めたものの、惜しくも3カウントは奪えず。優宇がフライングボディアタックで相手2人を押し潰すと、奈七永はクインビーボムをズバリ。コグマは必死に肩を上げたものの、奈七永は優宇とのナナモモダイバー(合体変型ボム)から冷蔵庫爆弾を投下し、圧殺した。

 開幕戦で前回覇者を破り、絶好のスタートを切った奈七永は、マイクを持つと「前年度優勝チームに勝って、随分幸先がいいな! プロレス生活26年を過ぎましたが、私はまだまだ刺激を求めているし、お前らが知らない26年分の刺激をお前らに示してやる。このリーグ戦終わった時には必ず結果を出して、王者の中野たむ&なつぽいからベルトを引っぺがしてやる」とタッグリーグの先にゴッデス王座獲りを見据えた。優宇は「最低でも優勝」宣言を改めてぶち上げると、「パッションとパワーでかき乱して、間違いなく台風の目になるので、一瞬も目を離すなよ」と言い切った。

 バックステージでも声を揃えて「最低でも優勝」を強調した奈七永&優宇。その圧倒的な体格は他のチームにとって脅威となりそうだ。

【試合後の奈七永&優宇】

▼奈七永「7UP、いやあ、優宇の段違いの体幹の力とパワーよ。全然小っちゃい小っちゃい。コグマちゃんと葉月ちゃんは相手にならなかったな」

▼優宇「ただのデブだと思うなよ、スターダムのファンのみんな」

▼奈七永「私自身、久しぶりのあの2人との対戦ということだったんですけど、今回はリーグ戦優勝しか見てないので、勝負だけを見て戦いました。優宇という頼もしいパートナーもいるから、今日は。しっかりガッチリ、ナナモモダイバーも最後」

▼優宇「ナナモモダイバーもこのリーグ戦でしっかり自分のものにして。このリーグ、目指すは合い言葉通り、最低でも…」

▼奈七永&優宇「優勝!」

▼優宇「これしかないでしょ?」

▼奈七永「タッグのベルトは引っぺがす」

プロ格 情報局