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10/27【新日本】TV王座決定T2回戦へ矢野が成田場外葬を予行演習

『バトル・オータム '22』東京・後楽園ホール(2022年10月27日)
○石井智宏&矢野通vs成田蓮&中島佑斗×

 矢野が成田とのNJPW WORLD認定TV王座決定トーナメント2回戦へ向け、緊縛刑による場外葬を予行演習だ。

 新設・TV王座決定トーナメントにエントリーした矢野は前夜の1回戦でオーカーンと対決。グレート・ムタの毒霧噴射による援護射撃を受けて快勝した。10・30幕張大会での2回戦では、1回戦で石井を破った成田との対決が決定。この日、石井、中島とそれぞれの組んでの前哨戦に臨んだ。

 入場直後に成田から奇襲された矢野は場外戦でフェンス攻撃を連発したが、フロントハイキックを食らって失速。それでもリングに戻ると成田のフロントハイキックを不発に終わらせ、石井にタッチ。成田が襲いかかってきてもフェンス攻撃で返り討ちにした。

 中盤に打撃の雨を降らされた矢野は、ハーフハッチからの腕ひしぎ逆十字固めに捕まったが、ロープに脱出。マンハッタンドロップ、コーナー金具ホイップ攻撃で逆襲し、成田の反撃も髪をつかんでなぎ倒してせき止めた。

 最後は石井が逆エビ固めで中島を料理。試合後、収まらない成田が突っかかってきたが、矢野はフェンス攻撃で返り討ちにすると、テーピングで左腕をフェンスに縛りつけた。自由を奪われた成田が怒りをむき出しに暴れる中、矢野は高笑いとともに引き揚げた。

 TV王座決定トーナメント2回戦へ向けた予行演習とばかりに成田を緊縛刑に処し、当日のリングアウト狙いを予感させた矢野。成田は石井撃破で「世代交代は始まってんだ!」と宣言していたが、矢野は「成田のバカヤロー! てめぇが通ってきた道なんかな、誰しもが通ってる道なんだよ! てめぇが切り拓いたみてぇな顔してんじゃねぇ、バカヤロー!」と先輩の威厳とともに釘を刺していた。

【矢野の話】「おい、成田の野郎、バカ野郎! てめぇがな、通ってきた道なんかな、誰しもが通ってる道なんだよ! てめぇがな、切り拓いたみてぇな顔してんじゃねぇ、バカ野郎! てめぇが通ってきた道はな、誰しもが通ってきたんだ、バカ野郎!」

※石井はノーコメント

【成田の話】「(矢野を追いかけて来たものの見失ったらしく)おいおい、矢野どこだ!? おい、矢野! ふざけんな!」

【中島の話】「今日、初めて石井とリングで肌を合わせた。俺はよ、新日本プロレスが大好きだった。でもよ、好きな選手、目標とする選手はファン時代からこのプロレス界に入る前にもういなかった。今日、自分の中で決めた。自分で勝手に約束した。俺はよ、石井みたいな男になってやる、この野郎。クソッ!」

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