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10/29【新日本】鈴木がケン・シャムロックと劇的再会 復帰コナーズに完勝

『Rumble on 44th Street』アメリカ・Palladium Times Square(ニューヨーク州ニューヨーク・タイムズスクエア)(2022年10月28日※現地時間)
○鈴木みのるvsクラーク・コナーズ×

 復帰戦となったコナーズに完勝した鈴木がかつてのライバル、ケン・シャムロックと劇的再会を果たした。

 鈴木がニューヨーク大会のリングに登場し、コナーズとの一騎打ちに臨んだ。コナーズは7月に背中を負傷し、欠場していたが、これが復帰戦。そのセコンドには鈴木と旧知の間柄にあるシャムロックが付いた。

 序盤からグラウンドで優位に立った鈴木がローキックを連発し、コナーズがチョップ合戦に持ち込んでも返り討ち。腕ひしぎ逆十字固めで捕らえる。耐えるコナーズをぶら下がり式腕十字で拷問。コナーズがスピアーで反撃しても、場外戦で強烈な打撃を連発して主導権を渡さず。張り手でねじ伏せ、アームロックで絞め上げた。

 なおも鈴木がサッカーボールキックを連発し、防戦一方となったコナーズだが、パワースラムで反撃を開始。ショルダータックル、ジャンピングボディプレスで攻め立てた。鈴木が「カモン、ヤングボーイ!」と挑発しながら打撃の雨を降らせても、コナーズはエルボー合戦で食らいつき、シャムロックばりのアンクルホールドで捕らえた。

 だが、難なくしのいだ鈴木はスピアーを狙って突っ込んできたコナーズをヒザ蹴りで迎撃。フロントネックロックで絞め上げる。コナーズも意地で逃れたが、鈴木はスリーパーからのゴッチ式パイルドライバーのフルコースで料理した。

 鈴木がコナーズに完勝。試合後、シャムロックがリングに上がってきた。両者はしばし対峙したが、何やら言葉を交わすとガッチリ抱擁。シャムロックが鈴木の手を挙げて称えた。かつてパンクラスで激闘を繰り広げたライバルの再会がニューヨークの地で実現した。

【コナーズの話】「この3ヵ月ケン・シャムロックと稽古してきた。怪我からも回復して俺のプロレスは前より成長した。でも、それだけじゃ今日の試合はまだまだだった。でも俺はこうして復帰して、(鈴木から)リスペクトを得ることができた。(鈴木のようなレスラーから)リスペクトを得ることは簡単なことじゃない。だから今日はめっちゃくちゃ嬉しかった。ここからまた一試合一試合に全力投球だ。口でベラベラ言うことはしない。全員が俺のターゲットだ。スズキ、今日はありがとう。そしてケン・シャムロック、この3ヵ月、本当にありがとう。それからみんなに。もう知ってるとは思うけど……LET'S GET WILD!」

※鈴木はノーコメント

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