10/29【新日本】オカダがニューヨークの地で王者ジェイと火花 「ドームで最高の終わり方見せる」

『Rumble on 44th Street』アメリカ・Palladium Times Square(ニューヨーク州ニューヨーク・タイムズスクエア)(2022年10月28日※現地時間)
○ジェイ・ホワイト&ジュース・ロビンソンvsオカダ・カズチカ&エディ・キングストン×

　IWGP世界王座次期挑戦者・オカダがニューヨークの地で王者・ジェイと前哨戦で火花。「東京ドームまでに終わらせるなんて思ってねぇよ。東京ドームで最高の終わり方見せてやる」と予告した。

　G1覇者でIWGP世界王座次期挑戦者・オカダがニューヨーク大会のメインに立った。「ニューヨークをしっかりと盛り上げて新日本プロレスというのを見せていきたい」と誓っていたレインメーカーは地元ニューヨーク出身のキングストンをパートナーに、ジュースと組んだ王者・ジェイとの前哨戦に臨んだ。

　序盤、ジェイと対峙したオカダはロープ越しサマーソルトドロップで先制。キングストンが集中砲火を浴びる展開が続いたが、これを打開すると、オカダがランニングバックエルボー、DDTでジュースを攻め立て、マネークリップで絞め上げた。

　その後、ジェイにブレードバスターで叩きつけられたが、SSSを阻止したオカダはエルボー合戦を正面飛びドロップキックで制し、ダイビングエルボードロップを投下した。レインメーカーが不発に終わっても、ジェイの反撃をエルボー連打で止め、ドロップキックを見舞った。

　中盤の混戦模様の中、オカダはフラップジャックでジェイを豪快に叩きつけた。キングストンも両腕ラリアットでジェイとジュースをまとめてなぎ倒して呼応。オカダがエルボー、キングストンが逆水平を交互に連打して消耗させると、キングストンが「小橋!」と叫んでマシンガン逆水平を浴びせた。

　だが、オカダのレイメーカーは空を切り、ジェイにSSSで逆襲を許した。孤立したキングストンも川田利明ばりの急角度バックドロップでジェイとジュースをなで斬りにしたが、ジェイはローブローで鎮圧。ブレードランナーを爆発させて3カウントを奪った。

　IWGP前哨戦は王者・ジェイに凱歌。それでもオカダは「東京ドームまで時間あるし、前哨戦も組まれるでしょう」と動じず。「東京ドームまでに終わらせるなんて思ってねぇよ。東京ドームで最高の終わり方見せてやる」と予告した。

　ここニューヨークは3年前の2019年4月、ジェイとのIWGPヘビー級王座戦に勝利した思い出の地。「ニューヨークの皆さん、サンキュー。ありがとう。次いつニューヨークに来るかわからないですけど、マディソン・スクエア・ガーデンで俺がジェイ・ホワイトを倒したように、東京ドーム、倒してきます」と感謝しつつ約束したオカダは、「そして次会う時はIWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカとお会いしましょう」と再会を見据えていた。

【オカダの話】「おい、ジェイ! スカしたフリしてな、強烈なチョップくれるじゃんか。さすがIWGP世界ヘビー級チャンピオンだね。この俺と闘ってスイッチ入ったよ、このヤロー! ただ、まだ東京ドームまで時間あるし、前哨戦もね、組まれるでしょう。東京ドームまでに終わらせるなんて思ってねぇよ。東京ドームで最高の終わり方見してやる、このヤロー! 覚悟しとけ、このヤロー! そしてニューヨークのみなさん、サンキュー。ありがとう。まあ、また次いつニューヨーク来るかわからないですけど、マディソン・スクエア・ガーデンで俺がジェイ・ホワイトを倒したように、東京ドーム、倒してきます。そして次会う時はIWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカとお会いしましょう」

※ジェイ、ジュース、キングストンはノーコメント