プロレス・格闘技の情報満載!全日本・ノア公式モバイルサイト

10/30【NOAH】覇王改め“Amakusa"登場 小峠&吉岡がGHCジュニアタッグ初防衛、近藤&大原名乗り

『有明凱旋〜THE RETURN〜 PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.3 〜TRIUMPH〜』東京・有明アリーナ(2022年10月30日)
○小峠篤司&吉岡世起vsタダスケ&Hi69×

 小峠&吉岡組が苦闘の末にタダスケ&Hi69の金剛ジュニアコンビに逆転勝ちしてGHCジュニアタッグ王座初防衛に成功。一方で試合後には覇王改め“Amakusa"がノア初登場を果たし、タダスケ狩りを宣言した。

 悲願の金剛ジュニア初タイトルを目指すタダスケが、手段を選ばぬ暴走ファイトで挑戦権を強奪。Hi69は新必殺技のラパス(ダブルのファイヤーマンズキャリーからの合体フェイスバスター)での勝利を予告していた。

 のっけからラパスを放った金剛コンビが小峠を戦線離脱に追い込むと、負傷の色が残る吉岡の左ヒザをいたぶりまくる展開。小峠にタッチが渡っても、タダスケ&Hi69は息もピタリの合体旋回式サイドバスターを繰り出すなどして押しまくった。

 だが、再びラパスを狙ったところで吉岡がカット。小峠もHi69のストゥーカスプラッシュを剣山で撃墜するや、小峠コウモリ吊り落とし&吉岡バズソーキックの合体技をさく裂させて一撃逆転の3カウントをつかんだ。

 小峠&吉岡組が逆転で初防衛。またしてもベルトに届かなかった金剛ジュニアだが、即座に動いた。セコンドに就いていた近藤修司&大原はじめがリングに上がると「次の挑戦者は俺たちだ」(近藤)とマイクで表明。と同時に王者コンビに襲いかかった。

 そこへ現れたのが謎のマスクマン。身軽な空中殺法で近藤&大原、そしてタダスケをも蹴散らすと、自らマスクを脱ぐ。その素顔は今年6月の“敗者ノア追放マッチ"でタダスケに敗れて姿を消していた覇王だった。

 すかさずタダスケは「お前、覇王やんけ。俺が追放していたはずやんけ! ふざけんな!」とマイクで叫んだものの、覇王は「我の名はAmakusaだ」と新リングネームへの“転生"を宣言。「ノアジュニアのトップに立つためにこのリングにやってきた。まずはタダスケからいかせてもらうぞ」とタダスケに宣戦布告した。

【Amakusaの話】「リング上で言った通りです。我の名はAmakusa。Amakusaです。ノアジュニアのトップを獲るために、このリングにやってきました。まずはタダスケ、いかせていただきます」

【大原&近藤の話】

▼近藤「俺たちの方がよっぽど考えてんじゃないか? 俺は知ってるぞ。一番いいときのノアジュニア」

▼大原「見てて即席タッグだと思う。実はそんなことないんだよ。実は俺はプロレスのはじめの一歩、闘龍門ではじめにお世話になったのが、この近藤修司だから。練習から生活からめちゃめちゃ厳しく指導されてきたから。1時間も好きか何だか知らないけどね、腕立て伏せばっかり! 1時間腕立て伏せ、地獄だよ。ボロボロにされて。俺、18歳の時、人生で初めて殺意が沸いて殺したいと思ったのが近藤修司。でもね、そんな地獄を乗り越えて今があるんだよ。いろんなメキシコなり、闘龍門なり、同じ釜の飯を食ってきて、同じ経験をしてきて、それがあるから。この約20年の積み重ねてきた信念はめちゃめちゃ強いよ。即席タッグじゃないよ。俺たちが必ずベルト獲ると思うよ」

▼近藤「じゃあ俺たちが勝ったら、負けたチームは腕立て1時間」

▼大原「1時間? たぶん、あいつらじゃできないですね。思い出しただけでちょっと気持ちが悪くて…」

プロ格 情報局