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11/3【新日本】タイチが鷹木にKOPW戦を要求 「年内中に返せ」

『バトル・オータム '22』エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第二競技場(2022年11月3日)
○DOUKI&タイチ&エル・デスペラードvsKENTA&石森太二&外道×

 タイチが鷹木に「年内中に返せ」とKOPW戦を要求した。

 TV王座決定トーナメント2回戦敗退に終わったタイチ。この日はデスペラード&DOUKIとのトリオでKENTA&石森&外道と対戦した。KENTAと先発で向き合うと、「外道、来い。すぐ終わらせちゃうから」と要求。KENTAと交代した外道が入ると、ローキックからのタイチ式外道クラッチで秒殺を狙った。

 未遂に終わると外道にチョーク攻撃でお返しされたタイチはKENTAによって鉄柱に叩きつけられ、石森にノド輪でお株を奪われてしまう。外道を電車道で押し込んでも、相手陣営のコーナーで劣勢から逃れられず。KENTAのチョーク攻撃、KENTAのノド輪に苦もんさせられた。

 苦しい時間が続いたタイチだったが、石森にスピンキックを見舞って突破口を開いた。終盤にはKENTAを上手投げで蹴散らし、外道にアックスボンバーを叩き込む大立ち回り。DOUKIの勝利につなげた。

 「このままではいけない。変えていかなければいけない。ふがいない結果ばかり続いている自分に反省をしている」と意味深長な発言をしていたタイチ。そこで「熱い闘い、ストロングスタイルを見せるのは当たり前だろ。だけどこの時代、そのストロングスタイルの他に1つ見せられるものがあったっていいだろ」と考え、照準を絞ったのが鷹木の持つKOPWだった。

 今年4・9両国大会で矢野を破ってKOPWを手中にしたものの、わずか16日後の4・25広島大会で鷹木に敗れて失った。「KOPWは俺に合ってるだろ。一番合ってるだろ」と主張したタイチは「鷹木、お前に勝ちたいんじゃねえ。俺はKOPWが好きなんだ」とこだわりを強調。2022年が残り2ヵ月を切った中、「返せ、年内中に。じゃないと、2022はおめぇが保持者で終わっちまうんだ。2022、俺が最後のKOPWの保持者でいなければならない」と要求していた。

【タイチの話】「鷹木、Twitterで喋ったかと思えば、何が『挑戦者はタイチかファンタズモしかいねえ』だ? なんでか分かるか? てめぇの持ってるKOPWに魅力がねえからだよ。俺はお前に魅力があるんじゃねえ。KOPWが好きなんだよ。この時代、熱い闘いするのは当たり前だよ。IWGP世界ヘビーとか使って、ジュニアもそうだけど、熱い闘い、ストロングスタイルを見せるのは当たり前だろ。だけどこの時代、そのストロングスタイルの他に1つ見せられるものがあったっていいだろ。試合一本で勝負してばっかじゃねえんだよ。もう1つ違う方向から。KOPWは俺に合ってるだろ。一番合ってるだろ。だから鷹木、お前に勝ちたいんじゃねえ。俺はKOPWが好きなんだ。返せ。お前、何だ? ベルトにするとか言って。ベルトどころかトロフィーでもねえじゃねえかよ。何だ、あれ? 首からぶら下げて、スタッフのスタッフカードみたいになってんじゃねえかよ。それでいいのか? だからお前には任せられねえっつうんだよ。返せ、年内中に。じゃないと、2022はおめぇが保持者で終わっちまうんだ。2022、俺が最後のKOPWの保持者でいなければならないということは、俺が勝たなければいけないという。勝たなければいけないというのは、保持者でいなければいけない……そういうことです(と自分で言いながら吹き出してしまう)」

【デスペラードの話】「ああ、もう面倒くせえな! 石森、黙って俺の挑戦受けろ。権利がどうたらこうたらで4WAYだとか、その中で組んで2つのチームでタッグマッチとか、どうでもいいよ!」

【DOUKIの話】「よし、長いシリーズも俺は今日までだ。次の11月5日、俺は試合が入ってないからな。まあ今シリーズ、俺はテーマがなかったかもしれないけど、若手とやったり、いろんなタッグマッチをいろんなチームでやって、まあ発熱で2日休んじまったけどな、有意義なシリーズだったよ。さて、次のシリーズ、始まるな、タッグリーグ。俺たちジュニアは『SUPER Jr. TAG LEAGUE』か。どんな選手が来て、どんなカードが組まれるか分かんねえけど、俺はずっと前からそこにフォーカスしてっから!」


【石森の話】「前回の前哨戦、デスペのコメント見たけど、その通りだよ。俺がこんなこと言っちゃあおしまいかもしんねえけど、こっちも楽しいよ。それはもちろんヒロムもだし。そんな中であさってか、インクレディブルマッチ。デスペ、ヒロム、ワト、どんな組み合わせになるか分かんねえけど、夢はあるな。しかし、俺は誰とも組む気はないし、この日、デスペ、ヒロムにシン・大質問しに行くからよ。ここバックステージで何を聞かれるのか、震えて待て! ということで、今日はここまでだ」

【KENTAの話】「(太っているTVカメラマンを見つけると、頭から爪先までじっくりと観察しつつ)いや、太ってんなあ、久しぶりに! 太ってんなあ、おい! また太ったな、お前。なあ、太ったろ? (太っているTVカメラマンが頷くと)うわぁ……太んなよ。猛暑で何食ってんだよ。やめろ、油もん。分かった? 分かった? 本当に。分かった? (太ったTVカメラマンが無反応だと)いや、食うな、お前! 何だよ、お前、そんな反抗的な態度取りやがってよ。お前、何で幕張(10月30日)の時、俺、負けちゃってダメージもあって、あんまり言えなかったけど、あれ来てたの誰? 特徴あるヤツでもないし、太ってもないし、誰あれ? 優しそうな人。ビックリした、優しそうな人が来て。何で特徴ねえヤツも来ねえんだよ。肝心な時に来ないっていう特徴を出さなくていいんだよ、特徴ねえのによ。ふざけんなよ。ビックリした。で、あれ見た? あの時、俺、負けちゃったからあれだったけど、(SANADAが)マイクで言ってたの見た? SANADAのマイク、お前、見てないか。いなかったから。幕張のことを千葉って言ってたよ。広すぎるだろ、お前。幕張と館山、館山の人が怒るよ、一緒にされたら。『おい、千葉!』って。調布で試合して『おい、東京!』って言わねえだろ? なあ? 言わねえだろ? (太っているTVカメラマンが頷くと)なあ? もう負けちゃったし、俺は言うことないよ。太ってんなあぐらいしか言うことないよ。結局ね、今日、俺が何が言いたいかっていうと、(優しい声で)久しぶりに会えて嬉しいよってこと」

※外道はノーコメント

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