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11/4【新日本】アキラ「黄金時代築く第一歩に」 BUSHIはメキシコでの防衛戦視野に戴冠宣言 IWGPジュニアタッグ戦調印式

 11・5大阪大会のIWGPジュニアタッグ選手権試合へ向けた調印式が4日、エディオンアリーナ大阪 多目的ホールで行われ、王者・TJP&フランシスコ・アキラ、挑戦者・BUSHI&ティタンが出席。アキラが「長くみんなから人気を得る黄金時代を築き上げていく第一歩になる」と予告すれば、BUSHIは「CMLLのリングでIWGPジュニアタッグのタイトルマッチをやってみたい」と戴冠後の青写真を描いた。

 ティタンがL・I・J入りを果たし、BUSHIとのジュニアタッグ獲りに照準。10・16長岡大会でティタンがTJPから直接勝利を奪い、11・5大阪大会での挑戦を決めた。「私が常日頃から持ち続けた夢は新日本プロレスのチャンピオンになることです」と胸の内を明かしたティタンは「明日その夢が神の助けによって実現します」と大阪の地で悲願を成し遂げる構えをみせた。

 パートナーのBUSHIも「若干緊張もしてますけど、試合後には俺たちがベルトを巻いてるイメージはもうできてる」と言い切った。すでに戴冠後の青写真も出来上がっている。かつて自身が武者修行を積んだ地であり、ティタンの母国・メキシコでの防衛戦だ。実現すれば同王座初で、「明日ベルトを手にした時は、メキシコのリングで、CMLLのリングでIWGPジュニアタッグのタイトルマッチをやってみたい。そういった意味で今までになかった歴史を経験したい」と色気たっぷりに戴冠を誓った。

 迎え撃つTJP&アキラは9・25神戸大会で田口隆祐&マスター・ワトを退けて以来2度目の防衛戦。TJPは「CMLLで防衛戦をして、CMLLで人気のあるタッグチームになるのもお前らじゃなくて我々がやることだ」とBUSHIの発言を逆手に取り、「勝つのは我々で、今後長くIWGPジュニアタッグ王者に君臨するのは俺たちで間違いない」と長期政権を見据えた。

 アキラは壮大な目標を胸にV2戦に臨む。まだ22歳の若さで可能性は無限大。「私のような弱冠22歳の若造と言われるようなヤツが大口を叩くなと言われるかもしれないけど」と前置きしたうえで、「明日の第1試合でこのIWGPジュニアタッグのベルトを防衛することは、過去にこのベルトを巻いて黄金時代を築いてきたヤングバックス、タイムスプリッターズたちに肩を並べるし、それ以上に長くみんなから人気を得る黄金時代を築き上げていく第一歩になる」と予告してみせた。


【調印式の模様】
▼ティタン「いよいよIWGPジュニアタッグに挑む時が来ました。フランシスコ・アキラとTJPが素晴らしいレスラーであり、素晴らしいタッグチームということは知っています。しかし私には信頼できるBUSHIというパートナーがいます。ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを代表し、素晴らしい試合をします。私が常日頃から持ち続けた夢は新日本プロレスのチャンピオンになることです。明日その夢が神の助けによって実現します。皆様ご期待ください」

▼BUSHI「明日はティタンと初めてのタッグチームとして二人でタイトルマッチに挑むわけで、若干緊張もしてますけど、試合後には俺たちがベルトを巻いてるイメージはもうできてるんで。あとはリングでTJP、アキラ、この二人より上だっていうことを証明したいなと思います。そして、ちょっとたらればになってしまうけど、明日ベルトを手にした時は、メキシコのリングで、CMLLのリングでIWGPジュニアタッグのタイトルマッチをやってみたいなと。会長、CMLLのリングでIWGPジュニアタッグのタイトルマッチが行われたことは?(とマイクを向ける)」

▼菅林会長「ない」

▼BUSHI「ないですよね。そういった意味で今までになかった歴史を経験したいなと思うし、ティタンもメキシコの凱旋試合、チャンピオンとして新日本のベルトを持って乗り込みたいなっていう。そういうふうにしたら、ティタンと一緒にチャンピオンチームとしてCMLLのリングに上がった時はたぶんそんなに俺にブーイング来ないんじゃないかなっていうね。若干期待もありつつ、そういった意味で明日のタイトルマッチは重要な試合になるんじゃないかなと思います」

▼アキラ「今日お集まりになった皆さん、とてもラッキーです。なぜかというと日本語、英語、スペイン語、イタリア語、全ての言葉が聞けるんだから、とても幸運だと思います。明日、ティタンとBUSHIの二人はリングに上がる際に自信をもって臨んでくると思います。それはなぜかというと昨日の試合で私とTJPは負けてしまいました。ただ、これまでバックステージでも言った通り、彼らは勝つ意味のない試合で勝ってきてるだけで、その違いが明日、必ず出ると私は信じています。私のような弱冠22歳の若造と言われるようなヤツが大口を叩くなと言われるかもしれないけど、明日の第1試合でこのIWGPジュニアタッグのベルトを防衛することは、過去にこのベルトを巻いて黄金時代を築いてきたヤングバックス、タイムスプリッターズたちに肩を並べるし、それ以上に長くみんなから人気を得る黄金時代を築き上げていく第一歩になると、今ここで宣言しておく。最後にBUSHIに一つだけ言っておきたいんだけど、そこに持ってきた新しいマスク、IWGPジュニアタッグって書いてあるけど、明日俺らが防衛するから、そのマスクは試合後、ごみ箱に捨てることになるけど大丈夫なのかな? また一つ過ちを犯すことになるけど大丈夫か?」

▼TJP「クソヤロー、クソヤロー、クソヤロー、クソヤロー。過去2回同じ相手と戦ってベルトを防衛してきたわけだけど、今回は違うタッグチームが挑戦してくれたってことはうれしく思っている。ただし結果は過去の2回と全く同じ結果になって、我々が防衛することは間違いない。ただ、ずいぶんおしゃべりしてくれたけど、二つ合っていることを言っていたと思う。まず一つはIWGPジュニアタッグ王者が次のレッスルキングダムで防衛戦をすることになる。ただし、それはお前らじゃなくて我々だ。さらにCMLLで防衛戦をして、CMLLで人気のあるタッグチームになるのもお前らじゃなくて我々がやることだ。二人ともマスクをかぶっているけど、それはお前らが偽物だっていうことなのか、それともお前らが顔を隠したくてやっていることなのか、どっちなんだ? まぁ、それはどっちでもいいんだけど、俺たちが明日その答えを暴くことになるし、勝つのは我々で、今後長くIWGPジュニアタッグ王者に君臨するのは俺たちで間違いない」

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